空気清浄機から離れられないしんこです。
前回はベース車両とメーカーオプションについて紹介したので,今回はいよいよオプション装備について。
ビルダーやモデルの違いでどれが標準装備なのか,オプション装備なのかは設定がまちまちなのですが,すべを網羅すると収拾がつかなくなりそうなので,あくまでも自分がオプションとして注文した装備とその狙いをご紹介します。
本当に付けて良かったのかの評価については,実際に使ってみてからになりますが,選択したときの想いと後々比較してみると面白いかも。
カトーモーターの場合はWebサイトにオプション装備の詳細が出ていないので,わかりにくいところもあると思いますが勘弁してくださいね。
興味がある方は,ぜひカトーモーターホームページの✉ご相談・お問い合わせから資料請求にGO!
オプション装備品
雪国断熱仕様
カトーモーターと言えば「断熱」。
雪国断熱仕様は標準装備ですが,見積書を見ると敢えてオプション一覧表に記載されているので,自分も記載。
Webサイトでも詳しく説明されている通り,カトーモーターのこだわり…*1が徹底して追及している技術です。
バンコンは全身が鉄板で覆われているので,夏はボディが焼けて暑く,冬は隙間から冷気がしんしんという…車内で快適に過ごすには不利な構造です。
各ビルダーとも,いろいろな工夫を凝らして対策していると思いますが,完成してしまうと見えないところであるだけに,どこまでやってあるの? と疑心暗鬼になるのもいたしかたありません。
その点カトーモーターのようにここまで徹底的にやってますと言っていただければ安心できるというもの。
運転席,助手席の下にも断熱を施しているということなので,エンジンルームから伝わる熱気も緩和されることに期待。
下回り一部塩害防止塗装
これまた見積書のオプション一覧に記載の標準仕様。
自分が住んでいる土地柄,融雪剤の上をしょっちゅう走ることはありません。
でも冬の温泉を目指したりするようになると、融雪剤による塩害は避けて通れなくなります。
このキャンピングカーには長く乗りたいと思っているので,下回りを錆から守る塩害防止塗装が施されていることに越したことはないです。
室内カーテン
またまた意図して記載されている標準仕様。
カトーモーターのキャンピングカーには立派な木製の窓枠が付いていますが,窓から侵入する冷気を伝えず,湿度の調整機能も持たせているのだそうです。
このカーテンはその窓枠の内側に組込む特殊な作りになっているので,敢えて不通のカーテンレールに吊ってあるカーテンとは違うんですよということを強調しているのでしょうね。
サイドオーニング(3.5m)
やっと登場,真のオプション装備品。
サイドオーニングの必要性についは,その価格,活躍できる場所,頻度の点からインターネット上でも「必要」,「不要」と意見が分かれている装備ですが,自分としては「これがなければキャンピングカーに非ず。」という強い信念で装着します。
確かに使用していい場所は限られるので出番は少ないかもしれませんが,ここであったらよかったのに…の場面で後悔することなく展開して,その恩恵を享受したいと思います。
オーニングだけでは日よけとして能力不足との評価も見ますが,そこを工夫していくのも楽しみの一つかと。きっと…恐らく…多分…じゃないかな…
ちなみにメーカーはFIAMMA製とのこと。
FFヒーター
サイドオーニングとは対照的に誰もが口をそろえて「絶対必要」という装備。もちろん自分も疑うことなく選択。
ただしダイヤル式のコントローラーはちょうど良い温度に調節するには結構コツがいるようなので,マルチコントローラーに変更して温度の設定と,タイマーでのON/OFFを可能にしてあります。
AGMディープサイクルバッテリー100Ah 2台追加
キャンピングカーの居住空間で使用する電力の源。いわゆるサブバッテリーですね。
サブバッテリーを充電する方法は3つ
- 自宅や電源付きキャンプサイトのコンセントからの外部充電
- オルターネーターの発電による走行充電
- ソーラー充電システムからの充電
走行充電,ソーラー充電については停泊中の電力消費量にもよりますが,走行距離や天候によって,消費分を補うことができない可能性があります。
自宅を満充電で出発した後,道の駅や駐車場に連泊するような旅程では,徐々に電力を消耗していくことになるはず。
そのためバッテリーの容量は大きい方が良いと信じ,まずは1台追加。最終的には電子レンジなど,大電力を消費する装備をストレスなく使いたいという目的でもう一台追加。トリプルバッテリー仕様となりました。
家庭用エアコンなしのバンコンとしては,割と強力な部類だと思うのですが,実際の運用でどのようになるのか興味深いところです。
オプション装備はまだあるので本日はここまで。
つづく。
*1:こだわりを肯定の意味で使う風潮になじめません