週末にちょっとだけ嬉しいことがあったしんこです。
こちらの続き。
自分の中ではMAMBOW/マンボウが有力
購入候補に残った3台のキャンピングカー。
この時点での自分の気持ちはMAMBOW/マンボウ優勢です。
キャンピングカーだったらやっぱりキャブコン。家庭用エアコン,発電機装備,温水シャワーも付けられる…バッチリじゃないですか。
でも,いいことばかりじゃありません。ウィークポイントも当然あります。そこを工夫できるかどうか検討していきます。
MAMBOW/マンボウは収納が弱点
キャンプ道具(火遊び装備)は必需品
YouTubeにはキャンプを楽しんでいる動画が多数ありますが,自分目線で共通している事柄と言えば,火と酒,そして肉が欠かせないと言っても過言ではありません!(そういう動画しか見ていないとも言える)
特に"火"についてはイワタニの炙りやみたいに手軽で優秀なガス機器もあり,自分も所有していてその実力は折り紙付きではありますが
やはり屋外で楽しむのは炭火であり,たき火でございましょう。
絶対持って行きたい。
炭火コンロや薪をどう積む?
自分が使用している炭コンロのサイズは,幅390mm×奥行250mm×高さ196mm。たき火台として使っている安物の炭コンロは,幅,奥行きはほぼ同じで高さが70mmくらい。まきの束は長さ300mm×直径300mm程度。
乗用車のトランクには楽勝なんですが,MAMBOW/マンボウにはラゲッジルームと呼べるような収納スペースはありません。
炭コンロなどはコンパクトな物に買い換えるという方法がありますが,薪はコンパクトにはならんぜよ。
車外の収納はほぼ無い
MAMBOW/マンボウの車外収納は
- 左サイドの走行バッテリーハッチ部分の収納庫
- 左リヤ収納庫(家庭用エアコン室外機が搭載されると使用不能)
- マルチルーム下の右リヤ収納庫(発電機が搭載されると使用不能)
- 後部ナンバー裏収納庫(温水ボイラーを搭載すると,大容量排水タンクスペースになるので使用不能)
ということで,ほとんど無いと言ってもいいでしょう。
車内収納
車内の収納スペースとしては,まずサードシートやサイドシートの下。
展示会で実測したところでは,サードシート下で幅400mm+200mm*1×奥行500mm×高さ250mm。サイドシート下で幅600mm×奥行350mm×高さ250mm。
数字的には収容可能にみえますが,補強金具が空間の真ん中を走っていたり,シート座面を支える架台の開口部が実測値よりもずっと小さかったりで,炭コンロのような一体サイズの物は入りません。
よくよく調べると炭コンロはおろか,お気に入りアイテムのユニフレームフィールドラックも入らない。
こうなると屋外での火遊び装備の積載はどれもこれも絶望的な状況。
さらにサードシートの下はFFヒーターの設置場所になっています。FFヒーターは必修装備でしょうから,いよいよ大物の収納スペースはなくなります。
ギャレーの引き出しなどにはどう考えても無理ですね。
車内ではマルチルームが最も広いスペースですが,トイレやシャワールームとして使いたいのに,荷物が占領していては使えません。シャワーなんか使ったらびしょびしょになるでしょうし。
設営したら荷物はマルチルームからなくなるという考えもありますが,キャンプ場は明日,今日は駐車場で停泊なんて旅程だったらどうします?
残るはバンクベッドですが,寝台に煤けた汚れ物や薪の束を置くのはきついですよね。
別の方法を考えないとダメ
結論として,マルチルームの使い方にもよるのでしょうが,自分の考える運用方法では"素"の状態で満足いく積載能力を得ることはできそうもありません。
考えられる解決策としては,後部にサイクルキャリヤを取付けて,RVBOXなどを搭載できるようにしておくくらいでしょうか。
温水ボイラーを搭載すると後部にメンテナンスハッチが付くので,サイクルキャリヤ取付けは大丈夫なのか不安がよぎりましたが,ロータスRVセールスのKさんに問合せしたところ,ドンピシャの作例写真と共に「可能です。」との回答をもらいました。
自転車を搭載して出かけることにも魅力を感じていますので,サイクルキャリヤを取付けることについては問題ありません。
ただこれだと火遊びと自転車遊びは両立できないんだよなあ。
つづく。
*1:補強金具で仕切られていているためです。