ランニングで足を痛めて目標距離の消化に黄色信号が点灯しているしんこです。
こちらの続き。
キャンピングカー選びの比較,検討を続けていますが,購入後の発展性について調べています。
今回はMAMBOW/マンボウのベース車両であるボンゴトラックのシートについて。
ハイエースはアフターパーツがたくさん!対するボンゴトラックはどうなの?
車をいじる楽しみ
自家用車を手にした人なら必ずやるであろうアフターパーツの装着やドレスアップ。
ちょっとした外観の変更などについては,経験を積み重ねるとどうでもよくなってくるのですが,機能や性能がアップするパーツならば必要に応じて装着したい。
最初から全部付きのスポーツグレードや高級グレードだと,下手にいじらない方が良い場合もありますが,自分が購入を検討しているキャンピングカーは貨物車ベースの低グレード。あとから付けたい,取り替えたいパーツは山ほどあって財布を圧迫することになるのですが,それはパーツがあったらの話。
ハイエースについてはこれでもかというほど充実していますが,ボンゴトラックってどうなの?
運転席&助手席シートを交換したい
自分が今使っているシートとその能力
自分は代々競技用車両を乗り継いできているので,シートの重要性については充分認識しています。
ずっと愛用しているのは今は絶版モデルになっちゃっていますが,RECAROのSP-Gというフルバケットシート。
パッと見ではGFRPのシェルにペラペラのカバーが付いているだけのようなので,座り心地が悪そうですが,座ってみると背中から太ももまで満遍なく体重を支えてくれるのと,お尻が前後にずれるようなことがないので,腰が痛くなるという症状はまず出ません。
長距離を移動しながら,競技区間では激しい走りをするので当然必要な性能ですよね。
普通の長距離ドライブでも疲れ知らずですが,リクライニングしないので仮眠をとるときはフルハーネスのシートベルトで体を固定したまま,他の人が見たらビビると思いますがゾンビのような姿勢で眠ります。
難点はサイドサポートが大きいため,乗り降りがちょっと大変なことですね。
ボンゴトラックのシート
ボンゴトラックのシートは普通のシート。GLグレードベースのMAMBOW/マンボウはシート生地にクロスを採用していますが,シート形状はビニールレザー生地のDXと同じだと思うので,ちょっとお尻が滑りにくい程度と思います。
どの程度走るとお尻が痛くなるのかは,実際にドライブしていないので未知数ですが、まあボンゴトラック本来の用途から察するに,長距離でも無敵です仕様にはなっていないですよね。
ボンゴトラックに装着可能なアフターパーツのシートは?
キャンピングカーにパリダカのカミオンクラスか!と突っ込みたくなるようなフルバケを装着する猛者はいないと思いますが,やっぱりRECAROなどそれなりのシートを付けたいなと思い調べてみますが…
ネットで検索するといくつかヒットするものの,なんとも心細い状況。ショップもSHADOU/(株)シャドウやTRIAL/(株)トライアルくらいで,施工例も少なく,しかもいろいろ苦労して装着している模様。
ショップの装着例コメントや,DIYで装着した方のブログなどの情報から要約すると。
- ボンゴの純正シートの底面は,フロアの出っ張りをかわすように助手席側が薄くなった特殊な形状になっているので,通常のフラットな底面のシートを装着すると20~30mm座面が上がる。
- 上記2社からはオリジナルのシートレールやアダプターが市販されているが,状況によっては現物合わせが必要とのコメントあり。
- キャブが狭いので,シートのショルダー部とピラーが干渉したり,サイドブレーキカバーを外す必要があったりする。
結論として,経験を積んだショップにお願いしないと,装着可能な銘柄選定をはじめ,満足いく結果は得られなそう。
とりあえず装着例から無難に取り付け可能そうなシートをピックアップすると,レカロでは背もたれ形状がスリムなエルゴノミクスシリーズあたり。
メーカー違いではブリッドのDIGOⅢ LIGHTといったところでしょうか。
パーツ選びで失敗した昔ばなし
以前ランサーにRECARO SP-GをDIYで取り付けたとき,純正のシートレール+サイドアダプタの組合せでノーマルのシート座面よりとんでもなく上がってしまい,がっかりした経験があるので,この辺は特に慎重になってしまいます。
ランサーはその後BRIDEのフルバケット用シートレールFGタイプ*1に取り替えて,天井が遥か彼方になって笑っちゃうくらい座面を低く取付できました。
現在のGDBインプレッサについても同じ銘柄のシートレールを使用しています。
助手席は交換不能
まとめ