久しぶりの長距離遠征を満喫してきたしんこです。
スーパーロングトレインが納車されてから初めてAdBlue/アドブルーの残量警告メッセージが出たというお話。
尿素SCR触媒とAdBlue/アドブルー
ハイエースは4型後期の1GD-FTVエンジンに採用
ハイエース4型後期から搭載された2800ディーゼルエンジン1GD-FTV。
1GD-FTVエンジンには尿素SCR触媒が採用されていて,尿素水溶液(AdBlue/アドブルー)を尿素SCR触媒内に噴射,化学反応により有害な窒素酸化物を窒素と水に還元して排出ガス浄化するシステムになってます。
当然噴射される尿素水溶液(AdBlue/アドブルー)は消耗するので補充が必要ですね。
ハイエースのAdBlue/アドブルータンク容量と消費量
取扱書によると,ハイエースのAdBlue/アドブルータンクの容量は7.4L。
一方,消費量は1000km走行すると1LのAdBlue/アドブルーを消費するとあり,最大に補充された状態から7400km走行すると残量がなくなることに。
また1GD-FTVエンジンはAdBlue/アドブルーがなくなると再始動できなくなるようになっているので,走行可能距離が2000km以下になると残量警告灯・警告メッセージが点灯して補充を促すようになってます。
初めてのAdBlue/アドブルー警告灯はいつ点灯するか
新車から7000km走行しても警告灯が点灯しない
取扱書の通りであれば5400km前後の走行距離で残量警告灯・警告メッセージが点灯するはずですが,自分の場合は点灯しないまま6000kmを超え,7000kmを走行してもまだ点灯しません。
7400kmで残量がなくなるはずなのに…もしかして警告灯が故障?と変な不安に駆られながら走らせてましたが,先日のカトーモーター訪問の帰路,遂に点灯しました!(変な喜び)
残量警告灯点灯時の走行距離はなんと7874km。取扱書的にはとうに残量がなくなっている距離ですが,警告メッセージ通りであれば,あと2000km近くは走行できるはず。
知らないうちにAdBlue/アドブルー節約走法ができてたのかしらん?
AdBlue/アドブルーの調達
AdBlue/アドブルーの補充はディーラー等にお願いすることもできますが,難しい作業でもないので自分で補充します。
取扱書の消費量で2000kmの警告灯が点灯ということは,単純に残量は2L。消費量は5.4Lと推定できますね。
AdBlue/アドブルーは開封後の長期保存はできないようですので,1回で使い切れる量を調達するのが良いでしょう。
インターネット通販でAdBlue/アドブルーを検索すると,内容量5Lで販売されているものがあるのでこちらがちょうど良さそうです。
しばらく長距離遠征の予定はありませんが,さっさと調達して補充しちゃいましょう。
※2021.01.16追記
AdBlue/アドブルーの補充方法はこちら。