しんこのブログ

興味あることいっぱい

ハイエース キャンピングカー ポータブル電源 EcoFlow DELTA mini からの給電や充電のための改造〈その3〉

今朝は雪がぱらついているので興奮気味のしんこです。

朝ランニングをするには厳しいコンディションのはずなのに,逆に喜んで外に飛び出していくみたいな感じです。完全に犬人間ですね。

 

今回はこちらの続きで,車内用の外部電源ケーブルを製作します。

www.shinkoace.com

 

 

 

車内用の外部電源ケーブルの製作

短くてプラグがコンパクトなケーブルを作る

前回の作業終了後に,車載シガーソケット充電ケーブルと外部電源ケーブルを接続した状態がこれ。

 

右側にぐるぐるととぐろを巻いているのは,スーパーロングトレインに付属していた外部電源ケーブル

全長5mくらいありますので,EcoFlow DELTA mini から今回増設した外部入力コネクタに接続するには明らかに長すぎです。

 

その他,大きな防水プラグがポータブル電源の背後にどーんと突き出すので,短くて差し込みプラグがコンパクトな専用ケーブルを製作しましょう。

 

用意した材料はこちら。

ホームセンターで見つけた”ソフトVCTF”というシースの柔らかなキャブタイヤケーブル。2mm²の2芯を1m買ってきました。車内用なのでシースの色が黒いのもいかにも電材という感じがしないので好都合です。

コネクタは七星科学研究所のNRW-202-PF8。白いプラグは外部入力コネクタにケーブルをはんだ付けするときに外したPanasonicのコーナーキャップ(平型コード用)WH4019WPです。

 

ケーブルの製作

まずはコネクタにケーブルをはんだ付けします。コネクタは分解してインサートアセンブリ単体の状態にします。

NRWシリーズ コネクタ結線作業要領書

 

ピンにはんだをたっぷりと流し込みます。

 

ケーブルにもはんだを盛っておきます。

芯線はシースから20mm程度出ているくらいです。あまり長くしてしまうと,コネクタの後ろから首抜けしたみたいになってみっともなくなるので,できる限り短くするのがキモ。

 

芯線に熱収縮チューブを入れてはんだ付け。

もたもたしていると熱で収縮チューブが縮んでしまうので,手際よくやります。

 

ピンに熱収縮チューブを被せ,ドライヤーで加熱したらはんだ付け完了。

 

エンドベル,ケーブルパッキン,クランプナットを組み付けて完成です。これらのパーツは予めケーブルに通しておかないと泣きを見るのでご用心。今回は1mと短いケーブルなので,反対側から入れれば何とかなりますが。

 

次にケーブルの反対側にコーナーキャップを取り付けます。

シースを剥いて,2mm²-4Sの丸型端子を圧着します。芯線の長さはコーナーキャップ内の経路に合わせて切断してあります。

端子をねじ止め。

芯線の長さもぴったり。

 

カバーを組み立てたら車内用外部電源ケーブルの完成です。

 

まとめ

EcoFlow DELTA mini を停泊くるま旅の位置に配置し,外部電源ケーブルを接続してみます。

ケーブルの長さは1mでぴったり。シースの色が黒なので車内であまり目立たず違和感がないですね。

”ソフトVCTF”はケーブルが柔らかいので良いです。特に冬は寒さでケーブルがカチカチに固くなっちゃいますからね。

 

これでポータブル電源からの外部入力と, DC12Vでの走行充電がスマートにできるようになりました。

 

残りは外部入力の車外側と車内側を自動的に切り換える回路の追加ですが,年末は何かと忙しいので,年が明けてからになりそうかなあ。