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スーパーロングトレインをちょこっと修理 スペアタイヤ固定具のボルトカバーを交換する

手先は割と器用なしんこです。

 

さて先日,スーパーロングトレインのとある部品が壊れました。今回はその修理のお話。

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プラスチック部品がバリンと壊れた

スペアタイヤ固定具のボルトカバーを踏んだら割れた

先日の1泊旅行でのできごと。車両後部のカーゴスペースから嫁さんの「あ゛~!やっちまった~!」の叫びが。

 

何ごとじゃと後ろへ行って見てみると…

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あちゃ~😨

カーゴスペースの床にあるスペアタイヤ固定具のボルトカバーが割れてしまいました。

 

マルチルームの扉を閉めようとして蓋の上に立った時に踏み抜けてしまったようです。恐らく蓋にかかった重量をフランジ部分で支えきれず,バキッと逝ってしまったんですね。

 

部品を取寄せ修理する

部品さえあれば自分で修理ができそうな感じなので,カトーモーターへメールで破損状況の写真を送り,部品の分売は可能かどうか確認しました。

まあどのモデルにも使用しているだろう部品なので大丈夫でしょう。

結果は部品の分売は可能。価格は¥800。

在庫もあるということなので即発注。

 

発送してもらった翌日には到着しました。

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これが新品の部品。

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まず破損した部品を撤去します。フランジと床が接着されているので,床を傷めないよう慎重に剥がします。

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うまく取れました。

 

新品の部品にちょこっと工夫を加えてみた

新品の部品を取り付ける前に少し改良を加えてみました。

 

取り外した部品のパイプを輪切りにして切り口をヤスリで仕上げます。

切断したパイプの長さは15mm。

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これを新しい部品に接着してパイプを延長。

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パイプはハイエースの床(鉄板)に届くまで延長します。

これは蓋を踏んだ時の荷重をフランジのみで支えるのではなく,ハイエースの床にも負担してもらおうという作戦。

こうしておけば今回のようにフランジがバキッと逝くのを防げるはずです。

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最終的なパイプの長さは,部品を取り付けた状態でフランジが床面にぴったりフィットするよう,現物合わせでやすって調整しました。

 

部品の製作が完了したので,床材とフランジ双方にゴム系接着剤を塗布。

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重りを載せてしっかりと接着します。

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取り付けが完了しました。

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最後にハイエースオリジナルのゴムキャップを取り付けて

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蓋をパチンと嵌めれば修理完了です。一件落着。

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まとめ

キャンピングカーは大なり小なり壊れるもの。この程度の破損でうろたえてはいけません。

 

修理と改良もキャンピングカー持ちの楽しみ(?)ですからね。

 

大事なのは壊れたときに修復できるよう,サポートや部品供給をしっかりしてくれることだと思います。

キャンピングカーを選ぶときにはそこまで気が回らないかもしれませんが,ビルダーを選ぶときには頭の隅に入れておいた方がいいかもしれませんね。