しんこのブログ

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キャンピングカー サブバッテリーを充電するAC100V回路を切り換えるスイッチを追加です

指先のひび割れの痛みに苦しめられているしんこです。

年末大掃除の頃はゴム手袋対策で乗り切ったのですが,最近は特に水仕事をしている実感はないのに指先がひび割れて痛みを感じるほどです。

手荒れしているので,当然スマホ指紋認証も全然通りません。オロナインH軟膏をよく擦り込んで潤いを回復させましょう。

 

今回は2週間前に改造したAC100Vの切換回路に別の機能を追加したお話です。

 

 

 

外部入力とサブバッテリーの充電

コンセントからの入力とポータブル電源からの入力

こちらは従来からある外部入力(リヤバンパー)と車内に増設したポータブル電源用の外部入力(車内)からのAC100V入力を,リレーで自動的に切り換えるように電装系を改造した2週間前の記事。

www.shinkoace.com

まとめのところに”次にこうしたいなあ…ということが2項目くらいある”と追加の改造を匂わしておりますが,1か月も経たずにそのうちの1つを実行します。

 

具体的に何をするかというと,今現在サブバッテリーを充電するペリー君への接続は外部入力(リヤバンパー)からのみとなっています。

 

これをくるま旅の途中でサブバッテリーがへこたれたりする事態が発生したときには,外部入力(車内)からポータブル電源でバックアップできるように,配線と切換スイッチを追加しようというわけです。

 

X1リレー接点の下流側からペリー君への配線を取り出し,3ウェイチャージャーコントローラー『ペリー君』を手動で操作して,AC電源をON/OFFするという方法でも同じように機能させることができますが,通常はAUTO設定で自動的にAC電源がONになるので,ポータブル電源からAC100Vを出力する度に手動でOFFに操作するのが煩わしいんですよね。

 

ポータブル電源からサブバッテリーを充電というのは緊急時だけの滅多にやらない特別な操作の位置づけなので,手動の切換スイッチでポータブル電源からの入力を選択できるようにしました。

 

日東工業 切換カバースイッチ DCS 2P 30A

用意した切換スイッチは日東工業の切換カバースイッチ DCS 2P 30A。

そして2sqのVFFビニール平行コード(灰)6m+2m。

 

なぜこんなに長さがいるのかというと,清水・排水タンク収納庫の中にスイッチを設置するため。

ソファの下に設置してしまうとベッド展開したときなどスイッチを操作できなくなりますからね。

 

スイッチ取り付けと配線作業

切換カバースイッチの取り付けと配線の引き通し

収納庫から清水・排水タンクを出して作業の準備完了。

 

ビスを緩めてカバーを外し,切換カバースイッチを取り付けます。取り付けには手持ちのステンなべタッピング4×20を2本使用しました。

 

こちらが清水・排水タンク収納庫。左上に設置した切換カバースイッチから壁伝いに配線を敷設し,右下の穴から電装系が収納されているソファ下へ通します。

暗いし,仰向けになりながらの苦しい態勢での作業です。背中が痛いのでタンクが滑り出てこないようにする板と扉のキャッチャーを撤去。右の扉も外してしまいました。

 

悪戦苦闘の末,切換カバースイッチへの配線接続完了です。圧着端子はニチフの絶縁被覆付圧着端子(丸形・R形) TMEX 2-5 BLUを使用。

 

既存の配線に沿わせて結束バンドで固定し,配線を降ろす右側のスパイラルチューブも巻き直して仕上げました。

 

ソファの下まで配線を引き通したところで時間切れ。接続作業は次回に持ち越しです。

 

リレー回路への接続

作業再開。作業スペースを確保するためテーブルを撤去します。

 

さて,始めるか。

 

先日完成したばかりのリレー回路をさっそく改造。配線を変えるだけですけど。

 

さくっと完成。写真だと何も変わっていないように見えますが,回路図通りの接続になっています。リレー接続に使用する圧着端子はニチフの絶縁被覆付圧着端子(丸形・R形) TMEX 2-4 BLUです。

 

切換カバースイッチはレバーが手前になるのが定位{外部入力(リヤバンパー)}側で,奥に倒すと反位{外部入力(車内)}側となります。

 

こちらの清水・排水タンク収納庫の扉を開けるとスイッチが操作できるので,ダイネットの状態に関係なく切り換え可能です。サブバッテリーをバックアップしたくなるのはベッド展開している夜間がほとんどだと思うので,ここに設置して正解のはず。

 

外部入力(車内)とDC12V配線も仕上げる

ダイネット後部に外部入力コネクタと埋込式シガーソケットを取り付けた後の配線も仮固定の状態だったのできっちり仕上げます。

 

場所によってはビス固定タイプの結束バンドを使用して,配線がぶらぶらしないようにします。

 

こんな感じで角に当たる部分を保護したり,スパイラルチューブを巻いたりしてしっかりと固定。

 

FFヒーターに近いところでは配線が垂れてカバーと接触していたので,結束バンドベースをビス止めして吊りました。

 

完璧だな。

 

ケーブルも長さを合わせて余長を切断し,きっちり仕上げました。これにて一件落着。

 

まとめ

構想から完成までずいぶんかかりましたが,やっとこ満足いくレベルになりました。ポータブル電源によるサブバッテリーバックアップがどれくらい活躍するのかは微妙ですが,既に使用開始から丸5年を経過しているサブバッテリーなので,念には念を入れてというところでしょうか。

 

さてやりたいことの残り1項目ですが,現在部品待ちなので着荷したらやりますかね。