6泊7日のキャンピングカー旅から帰ってきたしんこです。
旅の詳細は別の機会に綴るとして,今回はキッチンにDC12Vの埋込式シガーソケットを増設したお話。
埋込式シガーソケットを取り付ける
取付位置を決定
キッチンのDC12Vシガーソケットの容量不足から始まった今回のお話。
JPNキズナケーブル・DC750を購入して,実物を見ながらどこへどのように取り付けるか検討してきましたが,ここにしました。
キッチン正面のパネルです。使い勝手を考えるとここが一番良さそう。
パネルのブランク部分の面積が広いので,容易に取り付けられそうな感じがしますが,裏には梁があるのでこれをかわすように取り付けなければなりません。
梁の位置寸法を測って,パネル表面に投影するとこんな感じ。
パネルの左端までの寸法は48.5mmしかなく,ここにΦ30mmの穴をあけ,さらに裏側でΦ37mmのナットが回せるようにしなければなりません。
引出し側も穴からパネルの左端までの寸法がキツキツです。
あまり薄くなってしまうとバキッとひびが入ってしまいそうなので,穴をぎりぎりまで右側へ寄せるようにします。
パネル面にマスキングテープで梁の位置を表示し,慎重にけがきます。
ナットも仮に合わせて梁と干渉しないことを確認。ぎりぎりまで右側へ寄せたのでナットと梁の間は2㎜くらいの隙間しかありません。
それでも外観的には右隣りのスイッチとの間隔が広く,ソケットがパネルの左端にあるように見えてしまいますが,こればっかりはどうしようもないので妥協することにしました。
穴をあける
Φ30mmの穴をあけるにはこちらの木工用ボアビットを使用。
穴をあける前に木くずが飛び散らないようパネルの正面と裏側をしっかりと養生します。
けがきの中心にガイド用のΦ2mmの穴をあけ,ボアビットで本番の穴あけです。
充電式ドライバドリルでは回転速度が遅く,切れが悪かった経験があるのでAC100V電源の RYOBI コンパクトドリル CD-10で勝負を賭けます。
ここからはは写真を撮る余裕なし。
そして無事にΦ30mmの穴が貫通しました。
やったぜ。
木くずは思った以上に飛び散りました。もっとがっちり養生しないとだめでしたね。
清掃が大変です。トホホ。
バリを紙やすりで仕上げて…
埋込式シガーソケットを取り付けます。
ばっちりですね。
裏側はこんな感じ。
ナットも梁に干渉せずきっちり締め込むことができました。
まとめ
失敗したらリカバリーの効かない正面パネルへの加工だったので,心臓バクバクでしたが板が割れたり,表面の材がささくれて剥がれたりせず綺麗に穴が貫通したのでほっとしました。
あとは配線作業が残っていますが,ここまでくれば後はそれほど難しいことではないので日を改めて行うことにします。