撮り溜めた写真と動画を見ながら旅の余韻に浸っているしんこです。
キッチンのDC12V容量アップのための埋込式シガーソケット増設。今回は配線をして完成させます。
埋込式シガーソケットの配線作業
付属のケーブルは使わず作り替え
キッチンの正面パネルにΦ30mmの穴をあけ,無事に取り付けることができた埋込式シガーソケット。
フィッティング確認が済んだので,一旦取り外します。
シガーソケットに付属のケーブルは専用コネクター付きの延長ケーブルが必要なため,使用せず新たに作り替えます。
用意した材料は2sqのAV線3m(赤・黒 各1本)と,平型端子&スリーブ,R2-4サイズの裸圧着端子(丸型)を各2個。
そして配線固定用の結束バンドとスパイラルチューブ。
裸圧着端子はたまたま持っていたので使用しましたが,新たに調達するのでしたらビニル絶縁付端子がいいでしょう。
工具はギボシ用の圧着ペンチが必修。自分は裸圧着端子を使用するので専用の圧着工具も。あとはワイヤーストリッパーがあれば完璧ね。
平型端子の圧着と接続
用意したケーブルの一端に平型端子を圧着します。
シガーソケットに付属していたケーブルと同じく赤,黒のケーブルを接続します。
ちなみにシガーソケットの中央にある端子が+(赤),端にあるのがー(黒)。
この状態で埋込式シガーソケットをパネルに取り付けます。
ケーブルの反対側は最後に端末処理するのでこの時点ではそのままです。
配線の引き回し
ケーブルを最短ルートで4バッテリー3ウェイチャージャーコントローラー『ペリー君』のDC12V出力端子に接続すれば機能はしますが,配線を雑に引き回すとトラブルの原因になるので綺麗に仕上げます。
ソケット後部にはメンテナンス時に困らないように余長をとり,間接照明用に増設されたスイッチの配線に沿わせてスパイラルチューブで保護。
シンク奥の立下り部分は既設の配線が太いスパイラルチューブに纏められているので,一旦解いて…
間接照明の増設ケーブルと共に纏めます。
ばっちりですぜ。
シート下の部分についても既設のケーブルに固定し,『ペリー君』のDC12V出力であるOUT6の端子台まで延ばします。
長さを合わせてケーブルをカット。裸丸型端子を圧着して…
赤を+側に,黒をー側にそれぞれ既設の端子と共締めすれば配線完了。
納車時から取り付けられていたDC12Vのソケットについては,ガジェット類の充電に便利なので,撤去せずそのまま残すことにしました。
こんな感じ。
通電テスト
『ペリー君』のDC12V出力をONにして,テスターで極性と電圧の確認を。ソケットの中央接点が+,外側が-になっていればOKです。
電圧も『ペリー君』の端子台と同じ値を示したので問題なしです。
まとめ
キッチンに直流炊飯器タケルくんが作動可能な容量のシガーソケットを増設することができました。
あとは元々あるソケットに誤った使い方をしないよう,「炊飯器接続禁止」や「炊飯器との同時使用禁止」の注意銘板を貼りつけておくと完璧ですね。
それよりもまずタケルくんを買わないと。