大型連休に備えてスーパーロングトレインの整備に余念がないしんこです。
今回はドッグライトがやっと完成します。
リレーON/OFF用コードの経路を変更
前回エンジンルームまで引き込んだリレーON/OFF用のコード。
養生テープで仮止めしている部分はエンジンカバーのパッキンに挟まれるかたちになるので,経路を変更します。
リレーON/OFF用のコードを延長したときの写真をよく見ると純正のハーネスが運転席の方へ向かって走っていることに気づきました。
その先には黒い樹脂製の配線ダクトらしきものがあるじゃないの。
ここにコードを通せばパッキンに挟まれる問題は解決です。
このクリップを外してフロアカーペットを捲ってみると…
思った通りエンジンルームにハーネスを通すダクトでした。
ボルト4ヵ所を緩めて分解を試みますがびくともしません。
無理してバキッとやってはまずいので配線ダクトの中にコードを通すのは諦め,沿わせるように敷設します。
ボルトを復旧してみるとコードがきつく挟まれる部分があったので,その部分はダクトから離してテープで仮留め。
この日はとりあえずここまでで終了。
リレーにコードを接続そして完成
接続作業
いよいよリレーにすべてのコードを接続して完成させます。
仮留めしていたリレーON/OFF用コードとLEDスティックライトのコード。
リレーも取り外した方が結線しやすいので一旦外します。
まず最初にリレーON/OFF用コードを切断&ギホシ端子のメスを圧着して,リレーの青コードに接続。
LEDスティックライトのコードは赤,白それぞれ2本をまとめて赤コードにはオスの,白コードにはメスのギボシ端子を圧着。
赤コードは内径Φ5の配線チューブで保護しておきます。
アース用に0.75sq黒コードにオスのギボシ端子を圧着したものを2本作ります。
1本はリレーの黒コードに接続し,もう1本はLEDスティックライトの白コードに接続。
ここで手順が逆戻り。配線ダクトに沿わせたリレーON/OFF用コードがむき出しのままで気持ち悪いので,ちょっと細めの内径Φ3の配線チューブを取り付けます。
しかし配線ダクトのゴムカバーの下へ潜り込ませるには配線チューブの太さでは無理だったので,収縮チューブで保護します。収縮チューブはオーム電機の2.0Kを使用。
これでゴムカバーの下にしっくりと潜り込ませることができます。
この頃はこんな感じで収縮チューブを通すためにせっかく圧着したギボシ端子を切り落としてやり直したり,コードの長さを詰め直したりという後戻り作業の連発でなかなか捗りません。
やっとのことでリレーにすべてのコードを接続し終わりました。
リレーを固定する
補機の隙間にコードを通してリレーを固定します。
最初は端子が上を向くように斜めに取り付けていたんですが,なんとなくみっともないし手前の補機との隙間がほとんどない状態だったので変更。
最終的に端子を下向きにして取り付けました。そのままだとフレームのプレスで折り曲げた部分に干渉するので,座金を4枚ほど重ねたスペーサーを挟んでいます。
なおコードを通すために矢印のコネクターを一旦外して,リレーを固定した後に復旧しています。
アースにクワガタ型端子を圧着して"E"の表記のあるボルトに共締め。配線チューブをきれいに纏めてこの部分は完成。
最後にヒューズホルダーの1次側コードをバッテリーの+端子に接続します。
コードの端末に内径8mmの丸型端子を圧着し,バッテリーの+端子のカバーを外して接続。これですべての接続が完了です。
終わったぜよ。
点灯試験
カバー類を戻す前に点灯試験。
スモールランプを点灯させ,ドッグライトのスイッチをON。
点灯しました!
長い道のりであった…
夜間の点灯状態
日が暮れてから点灯状態を確認しました。
おお!明るい。
車内からの見え方はどうかな。
まずはスイッチOFF。
スイッチON。
あら?思ったほどアウターミラーに映らないな…微妙。
後は実走行で検証しましょう。
まとめ
ドッグライト導入の構想から部品調達,取り付けとずいぶん長いこと掛かりましたがやっと完成にこぎつけました。
アウターミラー越しに見る映像はちょっと微妙な感じになっちゃいましたが,真っ暗けな道では強力な武器になるはずです。
まずは大型連休前に完成したので,めでたしめでたし。