早朝ランニングのコースでほぼ毎日出会う雉と友達になろうとしているしんこです。
ケンケンと叫びながら近づいていくのですがいつも逃げられてしまいます。
今回はドッグライトの取り付けの第3弾。
リレーON/OFF用コードの延長
インパネに取り付けたLEDポジション ON/OFFスイッチからエンジンルームまで敷設するリレーON/OFF用のコードですが,前回は材料切れのため中途半端な状態で終わってしまいました。
今回はこちらを延長するところから再開。
まずはコードの端末にギボシ端子のメスを圧着。調達したコードにはギボシ端子のオスを圧着して接続。
次にコードを通すためにエンジンカバーを開けてサイドシルカバーを分解。
サイドシルカバーの分解は特に難しいことはありませんが,以前分解したときにちょっとだけ詳しく解説してます。
コードを敷設していきます。
ちなみにコードはエーモン(amon)のITEM No.3463 配線コード AVS0.75sqを使用。
コードをエンジンルームまで引き込んだところで,いったん止めておきます。
とりあえずコードを引き込みましたが,養生テープで仮止めしている部分はエンジンカバーのパッキンに挟まれるかたちになるので,他に経路があれば変更したいところ。
LEDスティックライトの取り付け
車体に取り付ける前の下ごしらえ
いよいよLEDスティックライトにとりかかります。
この頃は週末に天候不順なことが多く屋外の作業ができなかったので,室内でできることをやっておきます。
LEDスティックライトの本体から出ているコードの長さは80cm程度。当然長さが足りないのでコードを接続する必要があります。
ただしコードが非常に細くて端子を圧着するのは困難ですし,接続部分は風や埃,そして水しぶきにさらされる車両の床下。そのため接続部分はなるべく密閉構造にしたいので,はんだ付けで接続して収縮チューブで覆う方法にします。
コードは近所のホームセンターでVFF ビニル平型コード 0.3sqを6m調達。
収縮チューブはオーム電機の1.5Kとエーモン(amon)のITEM No.E462 内径4mmを使用します。
コードの被覆を5mm程度剥いて…
はんだ付けします。
はんだ付けした部分に収縮チューブを被せ,ドライヤーで加熱。使用しない緑のコードにも絶縁のため収縮チューブを被せておきます。
最後に接続部分全体を覆うように内径4mmの収縮チューブを被せてドライヤーで加熱すれば完成。
完全に密閉構造となっているわけではありませんが,埃や水しぶきには耐えられるのではないかと思います。
なおVFF ビニル平型コードは予め2本に切断することはせず,両端にLEDスティックライトをはんだ付けしました。
これは必要なコードの長さを見積るのが困難なことに対する処置で,LEDスティックライトを車体に取り付けてコードをエンジンルームに引き込んでから切断すればどちらかが余長ありすぎ,もう一方が寸足らずなどということにならずに済みます。
LEDスティックライトの取り付け
LEDスティックライトを取り付けるのは左リヤタイヤの前とスライドドアの中間。
自分のハイエースは寒冷地仕様車なのでスライドドア アウトサイドモールディングの黒いプラスチック部分に取り付けます。
LEDスティックライトの取り付け方法については脱落しないようにどうしたらいいかといろいろ考えてはみたのですが,妙案が浮かばず付属の両面テープで貼り付ける方法に落ち着きました。
LEDスティックライト本体の背面にペタッとな。
ライト自体はかなり軽量なのでこれで大丈夫な気がします。
さあ車体に取り付けましょう。
取り付け部分のスライドドア アウトサイドモールディングは予め清掃と脱脂をしておきます。
リヤタイヤの前にペタッ。
スライドドアの中間あたりにもペタッ。
スライドドア アウトサイドモールディングを固定している金具やクリップの近くはプラスチックがたわんでいて両面テープがべったりと貼りつかないので,少し離れた平滑な部分に貼りつけるようにしました。
またコードは車両後方側に向くようにしてあります。これはコードの引出部分に走行風や水しぶきなどが直接当たらないようにするための配慮です。
コードを保護するため内径Φ5の配線チューブを取り付けます。今回は6mくらい必要なので,3セット準備しました。
コードに配線チューブを取り付け。意外と時間のかかる作業でした。
配線チューブを床下に固定します。
ちょうど良いところにサイドブレーキのワイヤーが走っているので,こちらに結束バンドでしっかり固定していきます。
利用できる穴やブラケットのないところについては結束バンドベースを貼り付けて固定しましたが,床下という過酷な環境下での耐久性は未知数。
経過を監視して脱落しそうなら対策します。
フロントのジャッキポイントとタイヤハウスの間にエンジンルームへの開口部があるので,そこに配線チューブを通します。
コードをエンジンルームまで引き込んだところで時間切れ。日没により作業終了です。
ここで余長をたっぷりと取ったうえでコードを切断。バッテリーの端子とコードをワニ口クリップで接続してLEDスティックライトが点灯することを確認しておきました。
コードの端末を絶縁処理してバッテリー付近に仮固定。これですべてのコードがエンジンルーム内に集結しました。
あとはそれぞれのコードをリレーに接続して,ヒューズホルダーをメインバッテリーの(+)端子に接続,(-)のコードをボディアースすればOKです。
完成まであともう少し!