1月は順調にランニングの距離を伸ばしているしんこです。
この時期は気温が低いのでなかなか厳しい環境なんですが,今年は風が強い日がほとんどないので走り出してしまえば0℃くらいでもそれほど辛くはありません。
あと1か月半もすれば春らしくなってくるはず。
今回は住まいのDIY修理のお話。
扉の縁のプラスチック製パーツが剥がれる
新築して数年後から発生
こちらは寝室にあるクローゼットの扉。

扉の端っこに黄色いマスキングテープがペタペタ貼り付けられていますが…

その理由はこれ。

扉の端部に貼り付けられている薄板状のパーツが剥がれて,ぶらぶらの状態になっています。
実は新築後数年経った頃から室内の引き戸や開き戸などの扉すべてに発生していて,そのたびに修復する歴史を繰り返しているんですよね。
剥がれる原因は?
引き戸や開き戸などの扉は木製。剥がれる薄板状のパーツはプラスチック製。
互いに接着剤で貼り付けられていますが,剥がれた部分を見ると3Mのスプレーのりみたいな接着剤で,それほど強力だっていう感じはありません。
そしてなぜ剥がれてしまうのかですが,過去の現象から推定すると木材とプラスチックの熱膨張の差が原因だと思われます。
具体的な例としては…
- 扉の上部端と下部端のが剥がれたのでゴム系接着剤で補修したら,夏に真ん中あたりが湾曲して浮いたように剥がれた。
- 開き戸のラッチ部分をゴム系接着剤で補修したあと,冬にラッチを囲む細い部分が断裂して隙間ができていた。

どう考えてもプラスチック製のパーツが伸び縮みしている感じですよね。
Webサイトで木材とプラスチックの熱膨張について検索してみると,木材は無視できるほどに小さく,プラスチックは一般的なABS樹脂で1mあたり1℃上昇すると約0.065~0.095mm伸びるらしい。
扉の高さは1.8m,無人の状態の室温を冬は5℃,夏は35℃と仮定すると温度差は30℃なので,3.51~5.13mmも伸び縮みすることになります。
この伸び縮みにより接着部に剪断力が生じ,接着剤が弱ければ滑りを繰り返してやがて剥がれるということなんでしょう。
恐らくこの構造のお宅はもれなく剥がれているはず。設計ミスだな。
修理する
室温20℃くらいが修理の適温?
強力な接着剤で貼り付けるとしても,プラスチックが伸びきっている暑い頃や,縮んでいる真冬の寒い環境下では季節が変化するときに接着面に作用する剪断力が大きくなっちゃうのでやらない方がいいですね。
だいたい20℃前後の温度変化の真ん中あたりがいい。
そんな感じで春頃まで放置しようと思いましたが,ここ数日は日中の室温が20℃くらいまで上昇するくらい温かいので,修理してしまいます。
修理作業
接着剤はボンド G17を使用。定番ですな。

ヘラを使用して扉とプラスチック製パーツの接着面双方に薄く塗り広げます。端っこまでべったり塗布しなくても大丈夫。塗りすぎは,貼り合わせたときにはみ出す可能性があるのでご用心。

これだけ盛大に剥がれてくれてると接着剤が塗りやすいぜ(嫌味)
少し乾かしたらしっかりと圧着。扉の面とプラスチック製パーツのエッジが面一になるように注意します。
最後にゴムハンマーでトントン叩いてしっかり貼り合わせれば作業終了です。

まとめ
過去にボンド G17を使用してかなりの個所を修理していますが,接着剤の塗布が雑だったところを除いて再び剥がれたということはありません。
ハウスメーカーに文句を言って修理してもらったところで,構造と接着方法が変わらない限り必ずまた剥がれるはず。
自分でできるんだったらさっさと修理してしまった方がいいでしょう。
自宅の建具がプラスチックやプリント合板を使用しているのに,キャンピングカーのスーパーロングトレインの方が天然木というのが面白いですよね。
