しんこのブログ

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サブバッテリーにエルマシステム のび~太LC12を取り付けしてみた 効果がわかるのはいつ?

左目のまぶたがピクピク痙攣しているしんこです。

目の筋トレのやりすぎかな?

 

今回はサブバッテリーのお話。

 

 

 

3年使用したサブバッテリーの劣化は?

サブバッテリー100Ah×3個搭載のスーパーロングトレイン

冷蔵庫や照明,FFヒーターなどキャンピングカー快適装備の心臓部がサブバッテリー。

 

自分のスーパーロングトレインにはAGMディープサイクルバッテリー100Ahを3個搭載してます。

 

家庭用エアコンを装備していないバンコンなのに過剰じゃないのと感じる方もいると思いますが,これは電源に余裕を持たせることでサブバッテリーの残量をあまり気にせず旅がしたかったというのと,毎回サブバッテリーの容量ギリギリまで使用するような酷使を避けられれば結果的に寿命が延びて,ライフサイクルコストが有利になるかもという考えによるものです。

 

自分のくるま旅は最長で9日間程度ですが、今のところは電力不足に陥ることなく快適に過ごせています。

 

満充電時の電圧が下がってきたかな?

そんな感じで2022年の10月で使用開始から満3年を迎えようとしているのですが,最近ちょっと気になるのは満充電時の電圧が下がってきたかな?ということ。

 

スーパーロングトレインのサブバッテリーは4バッテリー3ウェイチャージャーコントローラー『ペリー君』がコントロールしています。

www.shinkoace.com

充電時の作動状態を観察すると,バッテリー電圧が低いときは最大で約8Aの電流が流れて充電。バッテリー電圧が上昇して14.5Vに近づくにつれて電流を絞り,14.6Vになるとサブバッテリーからメインバッテリーの充電に移行します。

メインバッテリーが14.6Vになったら再びサブバッテリーに切り換わって充電を始めますが,バッテリー電圧はすぐに14.6Vに達して,再びメインバッテリーの充電へ移行…あとはこのサイクルの繰り返しになるので,これで満充電になったと判断して充電を終了します。

 

気になっているというのはこの充電を終わらせたときのバッテリー電圧。

 

記憶では,納車された頃は13.7Vくらいあって少々電力を使用しても13Vを下回ることが稀というくらいでしたが,半年くらいで13V前半まで降下して,それからはずっとその状態が続いていました。

最近はまた少し降下して13.0~12.9Vくらいですね。

 

鉛バッテリーではないですが,ニッケル・カドミウム電池(Ni-Cd)やニッケル・水素電池(Ni-MH)が劣化したときは,充電するとすぐに電圧は上がるのに充電器を外すと瞬時に電圧が降下するというのを経験しているので,似てる気がします。

器が小さくなったとでもいえばわかりやすいですかね。

 

エルマシステム のび~太LC12

鉛バッテリー再生延命装置

ある日Webの記事で見つけたのが鉛バッテリー再生延命装置。

商品名が「のび~太」というちょっと脱力系の名前ですが,これで本当にサブバッテリーの寿命が延命されて最大限まで使い切ることができたらいいじゃない?

 

どうやって再生延命するのかの理論的な話はここでは割愛。メーカーのWebサイトを見てください。

www.eruma.jp

 

さて,この「のび~太」ですがWebでレビューを検索すると,通常のスターターバッテリーについて効果あり,無しの評価は真っ二つ。

キャンピングカーのディープサイクルサブバッテリーについてのレビューはほぼありません。

製品の特性として,何年も使用した結果バッテリーが通常よりも長持ちしたから効果ありと判断するしか方法はありませんし,それが10年近い話なので導入後に短時間で評価するのは無理ですよね。

 

信じる者は救われる。「ようがす。あっしが人柱になりやしょう。」

サブバッテリー用の商品は「のび~太LC12」で価格もなかなかですが,amazonギフト券がたっぷりあったのと,¥50,000のAGMディープサイクルバッテリー3個分の価格に比べれば何てことないじゃん…と自分を納得させ,清水の舞台からダイブしてポチッとな。

 

のび~太LC12

開封の儀

ポチッとしてから2日で到着。

 

パッケージはこんな感じ。

 

中身を取り出してみます。

梱包されているのは「のび~太LC12」本体と取扱説明書,そして両面テープ。

 

これが「のび~太LC12」本体。筐体にLEDランプがあるだけでスイッチの類は一切なし。他にはバッテリーに直結する赤と黒のコードが出ているだけです。

 

ディープサイクルバッテリー用としっかり書いてありますね。

 

取り付け

早速取り付けてみましょう。

難しい話は特になく,赤コードをバッテリーのプラス端子に,黒コードをマイナス端子に直結するだけです。

 

まず『ペリー君』を操作して,サブバッテリーの充電,出力などすべてをOFFにします。

 

サブバッテリーを複数個搭載してある場合には,渡り線ではなく外部に接続されているところが良いと思うので,スーパーロングトレインだとプラス側はここ。

 

マイナス側はこちらにします。

 

コードの長さは赤・黒それぞれ450mmあるので,接続する端子が離れていても充分に届きます。

 

丸端子の穴の直径は6.5mm。バッテリー端子のボルトはM6なのでぴったりでした。

 

接続完了。

 

緑色のLEDが点灯して,正常に作動開始。

本体の固定は付属の両面テープだと強力すぎて剥がすときに苦労しそうな気がしたので,ダイソーの"しっかり貼れてきれいにはがせる両面テープ"を使用しました。

 

まとめ

「のび~太LC12」を取り付けしました。

これからどのような変化が起きていくのか,『ペリー君』の電圧表示を確認するのが楽しみになりそうです。

 

なお「のび~太LC12」が作動するためにサブバッテリーから30mAの電力を消費しますが,スーパーロングトレインはソーラーパネルを装備しているので放置していてもバッテリー電圧が低下する心配はありません。

 

効果が確認される頃には鉛バッテリーの時代が終わっているかもしれないので,レビューする意義があるのかはなはだ疑問ではありますが,長い目で見守ってやってくだせえ。