夕食後はコタツでうとうとするのが至福のしんこです。
今年の大型連休は自宅に籠城するしかなくなりましたが,まだ長距離遠征に希望を持っていた頃に装備したスマホホルダーのお話。
道案内はカーナビとgoogleマップの併用で
しっかりしたスマホホルダーが必要
今や長距離移動に欠かせないカーナビ。ただし走りやすい道を優先するようにできているので,どちらかというと遠回りの道を選択する傾向にあるような気がするんですよね。
あともうひとついまいちなのは新しいお店や,スポットの検索が弱い。
一方,スマートフォンで使えるGoogleマップは近道&最新情報検索には強みを発揮するんですが,近道優先なのでとんでもない道に誘導されることもしばしば。
そこで自分はカーナビとスマートフォンのGoogleマップを併用して,両方の長所を生かすようにしています。
スマートフォンをドライバーから見やすい位置に固定するにはスマホホルダーが必要。
嫁さんSWIFTやGDBインプレッサでもスマホホルダーは使用していましたが,ダッシュボードに貼り付けたりするのは好みでないので,空調の吹き出し口のフィンをピンチで挟むタイプを使用していました。
ただ手軽な反面,時間の経過とともにピンチの挟む力が弱くなってグラグラしやすくなってくるんですよね。
ハイエース専用のスマホホルダー
スーパーロングトレインにもスマホホルダーをということでいろいろ探したら,まさにぴったりの商品を発見。
メーター横にあるスイッチホールのブランクカバーを外し,そこへスマホホルダーを取り付けるという優れもの。
ダッシュボードに貼り付けたりもしませんし,空調吹き出し口に取り付けるタイプのようにぐらつく心配もありません。
価格はちょっとお高いですが,中途半端なものを取り付けてイライラするよりはマシと思い,清水の舞台から飛び降りました。
商品到着
開封の儀
ポチッと注文した時点では商品が欠品中。約1週間後には再入荷の予定というお知らせでしたが,ほぼ予定通りに届きました。
開封してみます。
本体と取付要領書。
横から見ると,スマホ取付け部やボールジョイント,スイッチホールへの差し込み部の構造が良くお解かりいただけるかと。
スマートフォン取り付けでちょっと予想外の展開に
早速スマートフォンを取り付けてみます。
なんか変ですね。スマートフォンが上のツメから外れてしまっています。
このスマホホルダーは下部の左右にある"受け"の引っ掛かりに比べて,上部のツメのホールドが甘い感じで,スマートフォンがお辞儀するようにヌルッと外れてしまいます。
特に自分のXPERIA XZ2 SO-03Kは背面が膨らんだ形状&ぶ厚いので,顕著なのかもしれません。
古い方のXPERIA A SO-04Eは背面がフラットで薄いのですが,やはり上部のツメにギリギリ引っ掛かっているくらいでちょっと不安定です。
これについては後ほどある工夫をして解決しました。
スマートフォンの電源としてUSB接続通信パネルも追加で取り付け
スマートフォンを長時間カーナビとして使用するには電源の接続が必要です。ダッシュボードにUSBポートは増設済みですが,元々灰皿があった所にあるので,メーターの横までは少々遠く,ケーブルがぶらぶらするのも邪魔でみっともない。
カーナビのUSBポートがもう1系統余っているので,再びエーモンのAODEA(オーディア)USB接続通信パネルを使用して,スマホホルダー付近にUSBポートを増設することにしました。
取り付けの手順
インパネを分解する
前回 USB接続通信パネルを取り付けたときと同じ手順で,助手席側からインパネを分解します。
分解の手順はこちらを見てくださいね。
今回はメーターフードパネルを取り外す必要があるので,運転席側からも①と②を外します。
①は助手席側同様,エア吹き出しの穴に指を入れて真っすぐ引っ張れば外れます。
②は手前に引っ張るだけで外れます。
いよいよメーターフードパネルですがこれも手前に引っ張るだけであっさりと外れます。
ここまでくればブランクカバーを外すのは簡単。
上下2ヶ所ブランクカバーを外していますが,スマホホルダーは上のスイッチホールに取り付けます。
スマホホルダーとUSB接続通信パネルの取り付け
上のスイッチホールにスマホホルダーをパチンと差し込むだけで取り付けは完了。
下のスイッチホールにはUSB接続通信パネルを取り付けるつもりでしたが…
実際にUSBケーブルを指し込んでみると,コネクタがスマホホルダーに干渉して動きを妨げる恐れがあったので,パワーヒーターの上にあるスイッチホールに変更しました。
パワーヒーターの上のスイッチホールはシフトノブパネルにあるので,結局また今回も全バラシ😭
スマートフォンを安定させるための工夫
スマートフォンの上部が外れやすいのを防ぐための改良を施しました。
このスマホホルダーは下部の受けの引っ掛かりは深くて強いので,受けから外れない程度にスマートフォンの下側を前方へ押し出せば,逆に上側は仰け反るようにして奥側へいくはずです。
そこでこんなものを取り付けてみました。
これは以前に取り付けたナンバーフレームに付属していた,5mm厚のクッションゴム2枚を貼り重ねたものです。
これだけのことですが目論見通りスマートフォンの取り付けが安定して,外れなくなりました。
取り付け作業完了&まとめ
インパネを元に戻せば取り付け作業は完了。
USBケーブルの接続状態も良好です。ただし手持ちのケーブルは長めのものしかなく,束ねる必要があるのでちょうど良い長さのケーブル探しが必要ですね。
ドライバー目線ではこのように見えます。
画面の右下がステアリングホイールに隠れますが,地図を見るのには支障ありません。
少々値は張りますが,ぐらつきのない安定感とすっきりした外観は満足できると思います。
取り付けも難しくないので興味のある方は是非どうぞ。