しんこのブログ

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自宅の庭に予想外の敵が出現 いちじく防衛作戦発動!

涼しくなった夕方に外へ出るとすぐに蚊に刺されるしんこです。

昨年も異常に蚊が多くて,庭での炭火焼肉を楽しむことができませんでした。撃滅する方法はないかしら。

 

今回は自宅の庭のいちじくをめぐる攻防戦勃発のお話。

 

 

 

自宅の庭に実ったいちじく

何者かにいちじくを奪われた

こちらは庭の塀ぎわに植えられたいちじくの木。

 

今年になってたくさんの実がなるようになりました。

 

いちじくの実が赤くなってきて,そろそろ収穫かという個体があったのですが,ある朝そっくりなくなっていました。

 

ムムッ💢誰じゃいちじくを奪ったやつは!

 

きれいに採られているので,最初はてっきり誰かがもいでいったのかもと思っていたのですが,最近になって状況が変化。

 

かじった後や食い散らかした痕跡が見られるようになりました。完全に野生動物の仕業ですね。

恐らく敵はハクビシンだと思われます。

 

先日も収穫前に割れてしまった小玉すいかを庭に置いておいたら,赤いところだけをきれいに食べた残骸が残っていたのですよ。

これが呼び水になっちゃった可能性あり。

 

いちじく防衛作戦 状況開始!

ネット作戦は効果なし

敵は夜間にやってきます。そんな奴らと直接ドンパチやるのは不可能。こちらは昼行性で夜はからっきし弱いですから。

 

となると敵が狙う熟れたいちじくの実を奪われないようにするしかありません。

 

とりあえず嫁さんがそこら辺にあるネットをいちじくの実に被せるという対抗策を施しましたが,やわらかいネットではネットごとがぶりとやられてしまい,たとえ奪われるのを防げたとしても我々が食すことはできません。

 

箱でカバー作戦

嫁さんからの防衛出動要請により本格的に作戦を立案します。

今までの情報を整理すると

  1. 敵が狙うのは熟して食べ頃の実のみ。若い実には手出ししない。
  2. 実に柔らかいネットを被せてもネットごとかじられてしまうので,結果的に収穫不能

 

そこで考えたのが固い段ボール箱ですっぽり覆う作戦です。

 

熟したいちじくの実の大きさは約6cmの球形。

実の軸は葉の根元から分岐するような感じで生えています。

葉ごと覆うのは不可能なので,葉をかわすようにして実だけを覆うようにしなければなりません。

 

とりあえず思いつくままに形にしてみようということで,届いたばかりのふるさと納税の返礼品が入っていた廃段ボール箱を材料に,こんなものを作ってみました。

1辺が8cmの立方体形状で,1面だけ開閉できる蓋になっています。組み立ては布テープで行い,雨対策のために全体や,蓋付近の木端もすべて布テープで覆いました。

 

蓋は一般的な観音開きではなく片開き。端っこには1cm角の欠きとりがあり,ここに実の軸が通ります。狭いところで蓋が開閉できるように,真ん中あたりに折れ目を付けて浴室の中折ドアのようにしてあります。

 

さっそく装着してみます。葉をうまくかわして,いちじくの実が完全に箱の中に収まりました。

 

もう1個狙われそうな熟れた実があるというので,2号機も製作して…うりゃっ!

 

ハクビシンの効果と,雨に対する耐性が確認できていないので試作は2号機までとして,結果をみた上で今後の作戦を考えることにします。

量産して全滅したら目も当てられないですからね。

 

簡易な防御戦法も試す

適当な容器を流用

段ボール箱の他に使えそうなものを試してみます。

こちらはつまようじの容器の蓋を実に被せ,布テープで固定しただけのもの。サイズがちょっと苦しいですがこれで守れるのなら,またいろいろ違った材料のアイディアも出てきます。

 

いやがらせ作戦

ここに美味しいものがあるぞwというのがばれてしまったことが奴らをのさばらせている原因なので,嫌がらせをして撃退できないか実験です。

 

ネットごとガブッとやられて残った実に,からしをたっぷり塗っておきました。

塗ったときに使ったビニール手袋も防御カバーに流用して他の実に被せておきます。

 

翌朝の結果は…

さて,各種の仕掛けを施した翌朝のようすはどうだったでしょうか。

 

箱でカバーした実と,つまようじの容器を被せたものは健在でした。夜間に雨が降ったりしなかったので,箱の雨に対する耐性については検証できておりません。

 

そしてからしをたっぷり塗ったトラップいちじくの実は半分くらい食べられていました。さぞ辛かったじゃろ。ざまあみろです。

 

今後の防衛計画

箱でカバーする作戦は対ハクビシンに効果がありそうな結果ではありましたが,実は雨が怖い。

箱の中は段ボール剝き出しですし,布テープの外皮もそれほど防水効果はないだろうと予想しています。

 

そこで思いついたのが牛乳パックを材料にすること。サイズもまずまずですし,底の方を利用すれば箱状に組み立てる手間もいりません。

水に対する耐性は言うまでもないでしょう。

 

これから収穫時期を迎える実は増えるでしょうから,1個でも多く守らねばなりません。

 

いちじくの隣にあるみかん🍊も心配だなあ。