自宅前の空き地で鳴いている虫の声を聴きながらブログを書いているしんこです。
残暑の厳しい日が続いていますが,秋は着実に近づいてきていますね。もう少しの辛抱です。
さて,7月30日に投稿したこちらの記事。
実りの秋を迎えて激化するいちじく攻防戦の戦況を。
作戦の効果確認と新型のカバー投入
その後しばらくは平穏な日々が続く
庭に実ったいちじくの実を巡って勃発した野生生物との攻防戦。
いやがらせ作戦でからしをたっぷりと塗ったいちじくの実を喰らわした後,熟れた実を2個の段ボール製の箱で防護するカバー作戦を継続。
しばらくは被害が全くない状況が続き,カバー作戦が効いているのか,からしで撃退して敵が現れなくなったのかの効果確認ができていませんでした。
まあ被害がないんだからいいか。
新型のカバーⅡ型
さて前回の投稿で,段ボールを材料にした箱のカバーでは防水性能が悪そうなので1リットルの牛乳パックを材料にした新型カバーの開発を匂わせていましたが,材料が入手できたので製作に着手。
この時点で段ボール製のカバーをⅠ型,牛乳パック製をⅡ型と命名。
1リットル牛乳パック底面の寸法は7cmの正方形。Ⅰ型より1cm小さくなりますが,いちじくの実の直径が6cm程度なので,収容に問題はないはず。
長さ方向のみ8cmとした以外は,蓋の構造などⅠ型と同じです。
水に強い牛乳パックですが紙が薄いので,剛性と強度確保のため開口部の木端や蓋は折り返しの二重構造としてあります。
カラーリングやデザインも布テープ1色のⅠ型よりいいんじゃない?
こちらは1号製作のあとすぐに量産体制に入りましたが,牛乳を飲み終わらないと材料が手に入らないという問題があり,8月上旬の時点で2号までが竣工したにすぎません。
それでもⅠ型が2個,Ⅱ型が2個体制に戦力が増強されました。
再び敵が出現
カバーしていないやつが喰われた!
それから数日が経過したある日のこと。熟しかけていたいちじくの実が喰われました。
もちろんカバーはつけていません。
やられた!やっぱり敵は来ていたのか。
いやがらせ作戦だけでは撃退できなかったようです。同時に熟れる実の数が多くなってきたのでカバーの量産と配備を急がねばなりません。
いやがらせ作戦再び
この日は歯形がついただけという被害を受けた実も残っていたのですが,もはや収穫することはできなません。
敵をギャフンといわせるため再びからしをたっぷり塗っておきました。
そしてこちらが翌日の状況。
がぶりと喰らいついたようですが,さすがに飲み込めなかったようで残骸が散乱していました。
ばかめ。
カバーの量産と改良したⅡ-B型の開発
いちじくの実を守るためⅡ型は次々と生産されて,4号まで戦線に投入。
Ⅰ型も引き続き併用し,カバーした実の被害は皆無という無敵ぶりを発揮していたのですが…
台風7号以降の激しい豪雨で問題点が露呈。蓋が上を向くような体勢で取り付けたカバーの中に雨水が溜まってしまいました。防水性能に優れるⅡ型に思わぬ落とし穴です。
ずっと晴天が続いていたので気づきませんでした。
そこで改良型のⅡ-B型の開発に着手。同時に旧型はⅡ-A型に改称。
面白がって仰々しく書いていますが,底面の4隅をカットして水抜きの穴を設けただけのものです。
これならばどんな角度に取り付けてもカバーの内部に雨水が溜まることはありません。
テストの結果は上々。Ⅱ-B型は2号まで完成しましたが,4隅をカットする工程が意外と手間がかかって生産上の隘路になっているので,錐で穴をあけるなど量産に適した加工方法にする改良が必要ですね。
なお既存のⅡ-A型についても順次穴あけ改造を施して,Ⅱ-B形に移行する予定です。
BをBと小さくしたのは,東海道新幹線N700系0番台車をN700A1000番台車と同等に改造した2000番台車が,俗にスモールAと呼ばれているのでそれをパクったものです。
Ⅰ型の退役
さて段ボール製のⅠ型ですが,やはり豪雨には太刀打ちできませんでした。
特に中に雨水が溜まってしまったものは紙がふやけてしまい,段ボール自体が崩壊。これにより使い物にならなくなった1個は退役となりました。
残る1つもⅡ-B型の数が出揃った時点で退役する予定です。
まとめ
ちょっと悪乗り気味のいちじく防衛作戦の最新状況でしたが,しばらくは夜な夜なカバーの生産が続きそうです。
毎日おいしいいちじくを食べるために今日もがんばるのだ!