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《キャンピングカーくるま旅》霧ヶ峰・美ヶ原 2022 Day3 八島ヶ原湿原・和田宿・美ヶ原高原

9月の3連休後半は上高地に行ってきたしんこです。

曇っていて穂高の山頂は見えません。今週の安定した晴天が恨めしいなあ。

 

記事はまだ8月中旬のお話の続き。www.shinkoace.com

 

 

 

霧ヶ峰・美ヶ原 2022 Day3

霧ヶ峰ビーナスライン無料駐車場

霧ヶ峰ビーナスライン無料駐車場の夜明けです。

 

夜明けの景色を眺めるため再び霧鐘塔まで歩きます。

日の出が近づくにつれて空の色が刻々と変化していくのを見るのが好き。しかもほんの一瞬だから見逃せない。

 

おおっ!雲海がばっちりではないですか。こういう景色が見たかったのですよ。

遥か彼方に富士山も見えてます。

 

車山からもうすぐ朝日が昇ります。

今日は終日いい天気の予報。

まずは朝食の前に八島ヶ原湿原トレッキングからスタート。

 

八島湿原駐車場

霧ヶ峰ビーナスライン無料駐車場から移動することわずか6分。八島湿原駐車場に到着したのは6:52。

駐車場はそれほど大きくないのですが,さすがにこの時間は余裕で駐めることができます。

 

写真はトレッキングから戻ってきた8:30頃の状況。

この時間でもまだ空きがありますが続々と車両が入場し始めてきたなという感じ。

このあと霧ヶ峰ビーナスライン無料駐車場に戻って朝食を食べ,再び八島湿原駐車場の前を通過した10:30頃には入場待ちの車がビーナスラインの路肩に長い列を作るほどの大混雑。

 

駐車場と遊歩道が混まないうちに…という目論見で朝早く動きましたが大成功だったな。

八島ヶ原湿原をのんびり楽しむんだったら早朝だね。

 

八島ヶ原湿原

前日の白駒の池に続き今日もトレッキング。七島八島から時計まわりで八島ヶ原湿原をぐるっと一周します。

 

鎌ヶ池までの木道沿いはいろいろな花が楽しめますよ。

 

そして鎌ヶ池に到着。青空なので池の色が美しい。

 

コース後半の南側の木道はちょっと小高くなっていて,湿原全体を見渡すことができます。

 

約3.7kmを90分で歩き,八島湿原駐車場に帰還。

お腹がペコペコですがここに長居するのはまずそうな雰囲気なので,霧ヶ峰ビーナスライン無料駐車場に引き返して朝食にしました。

 

中山道から和田宿へ

永代人馬施行所と接待所の湧水

朝食後は再びビーナスラインを北上して,和田峠から旧中山道沿いの国道142号で長和町方面へ下ります。

 

途中にあった永代人馬施行所。

 

和田峠を越える旅人と馬が休息するための接待小屋ですな。

 

道を挟んで反対側には接待の湧水があるので,空いたペットボトルに飲料水を補給します。

 

和田宿本陣

さらに山を下って到着したのは和田宿ステーション。ここにスーパーロングトレインを駐めて和田宿を散策しましょう。

まずは和田宿ステーションに併設の長和町 農産物直売所でちょこっとお買物したら散策スタート。

 

まずやってきたのは和田宿本陣。共通観覧料は大人¥300。

 

この共通観覧券は和田宿本陣の他に歴史の道資料館「かわちや」,資料館「羽田野」と「大黒屋」,そして和田黒曜石石器資料館まで観覧できてしまうという自分史上最高のコスパを誇る観覧券なのです。

 

和田宿本陣には歴史好きなら食いつきたくなるような物語があって,それを係の方が詳しく説明してくれたのですが,ここに記すのは大変なので下のパンフレットを見てちょうだいね。

 

大黒屋

和田宿本陣のお向かいにある資料館「羽田野」は蕎麦屋になっているのですが,資料館らしき案内もなく「本日終了しました」の看板が出ていて扉を閉ざしています。

 

これじゃあ見学できるのかできないのか全然わからないのですよ。仕方なくスルーしちゃいました。

なんだか緩いよなあ。

 

次に現れたのは「大黒屋」で,こちらも扉を閉ざしていたのですが,恐る恐る開けると何となく入ってよさそうな感じ。

 

中は無人で勝手に見てってくださいということらしい。なんだか緩いよなあ。

 

かわちや

大黒屋から20mほど進んで「かわちや」へ。こちらには受付けの方がいて共通観覧券を改めてくれましたよ。

 

館内には資料展示の他に座布団や火鉢,そろばんなどの小物があったので,悪代官ごっこや番頭さんごっこをして遊んでました。これは楽し。

 

最後に残った1か所,和田黒曜石石器資料館は疲れたしグッとくる感じがしなかったのでパス。

和田宿ステーションに戻ります。

 

和田宿のある長和町は信州方面に行くときに何度も通過したことがあるのですが,今まで全然気にしたことなどなかったんですよ。

行けばなにがしかの発見があって面白いのですが,こういうところを細かく拾うようになったのはキャンピングカーで旅をするようになってからですね。

 

和田宿温泉 ふれあいの湯

このあとは美ヶ原へ移動して停泊しますが,道の駅 美ヶ原高原の周辺には浴場がないので,こちらで入浴を済ましておきます。

 

和田宿ステーションから3分ほど移動して和田宿温泉 ふれあいの湯へ。

入館料は¥500。

 

無色透明なお湯でそれほど印象に残る感じの入浴施設ではありませんが,¥500でさっぱりできるのはありがたい。

 

美ヶ原高原へ

道の駅 美ヶ原高原

温泉から出たのは14時近く。昼食がまだなのですがここは暑くてちょっと辛いので,先に美ヶ原へ移動することにします。きっと涼しいはず。

 

県道178号をぐんぐん上ってビーナスラインに合流。さらに上って14:25標高1900mの道の駅 美ヶ原高原に到着。

駐車場はたまたま空いていたベストな端っこを確保できました。

 

昼食は冷凍パスタ。

 

DELTA miniからAC100Vを出力して電子レンジで調理。エンジンをかけなくていいのは本当に助かるな。

 

食後はとりあえず美ヶ原高原美術館内にあるショッピングモールを覗いて,展望テラスの売店長門牧場ソフトクリーム¥400を食します。

このソフトクリームはなまら美味し。

 

ソフトクリームを食し始めて間もなく売店が閉店。営業時間は16:00までなのね。もたもたしてたら危ないところだったな。

 

王ヶ頭トレッキング

時間は16時過ぎ。まだ日は高いし天気も良いので,急遽王ヶ頭トレッキング発動。

標準タイムは片道70分。急いで歩けば日没までには帰れるか。迷っている暇はないのでてきぱきと準備して16:24トレッキングスタート!

 

牛伏山からゴールの王ヶ頭が見えました。あそこまで行くぜい。

 

牧場の中の道をずんずん進みます。

涼しいので汗はそれほどかきませんが,さっき温泉に入ってさっぱりしたばかりなんだよな…

 

美しの塔到着は16:57。やっと半分くらい。

 

そして塩くれ場をうっかり直進してしまい,いつの間にか絶景のアルプス展望コースに踏み込んでいました。

 

道はしっかりと整備されているのですが,ここなんか転がったら果てしなく落ちていきそうでちょっと怖い。

でも眺めは最高で,このくるま旅で最も印象に残りました。ここを歩いてよかったぜよ。

 

そして17:50王ヶ頭に到着!

 

日が傾いてきて影が長く伸びています。周りにはもう誰もいません。

ポテチを食べ,お茶を飲んで一息ついたらそそくさと撤退します。急がないと!

 

もう日が暮れる!いい眺めだけどヤベーぞ!

 

ここまでくればもう大丈夫。

 

18:49に帰還。ぎりぎりじゃったのう。

お疲れさま。ああ面白かった!

 

そして夕食はお馴染みの点心。

 

1日で朝と夕方の2回も歩いたから今夜もぐっすり眠れそうね。

 

つづく。