天気予報を見てはため息のしんこです。
雨が欲しいときには全然降らなかったのに,くるま旅に出ようとすると☂マークってひどくね?
めげずにスーパーロングトレインをいじります。
キッチンの引き出しにマイナートラブル
突板が擦れてまくれあがる
先日キッチンの引き出しを閉じたときのこと。
最後にグッと押し込むところで妙な引っかかりを感じました。
原因は引き出しの前板の底に貼り付けてある突板が擦れてまくれあがり,たな口ざんとがっつり接触。こちらも突板が少し欠けてしまいました。
リペアする
この程度でうろたえていてはいけません。ちゃっちゃと修理します。
引き出し側は突板がほころびた部分が浮いてしまっているので,木工用接着剤の水溶液を浸透させ,クランプで押さえつけて平面に戻します。
たな口ざん側は欠けてしまった部分にウッドパテを盛り付けて…
完全に乾燥させたら軽くやすりをかけて均し,ヌーロ木部用ステインでタッチアップして修理完了。
なぜ突板がまくれたのか?
段差が原因
引き出しの裏側を観察すると,前板と側板に僅かな段差があります。
恐らく貼り付けてある突板の厚み分だと思いますが,前板側が高くなっています。
すりざんとたな口ざんは同一平面でできていますから,この高い部分が引っかかってもおかしくはないですね。
冷蔵庫のカバーの上におがくずのようなものが溜まることがよくあったのですが,これが原因だったのね。
引き出しを改良
このまま戻したのではまた擦れるのが明白なので対策します。
段差をなくすか側板の方を高くすればいいので,手持ちの材料を漁って良さそうなのを見つけました。
ダイソーのすべるシールです。
これを10mmの幅にカットして側板の底に貼り付けます。
長さが足りないので継ぎ目が発生しますが致し方なし。悪さしなければいいんですが。
何も考えず側板の内側に沿わせて貼り付けましたが,これは失敗。
相手側のすりざんは側板の外寄りにあるので,外側に合せて貼るのがベストでしたね。
今のところ特に問題ないのでそのままにしてますけど。
引き出しを入れてみます。
側板を嵩上げしたので前板が上につかえなければいいんですがね…
おおぴったり!
上側は引き出し式テーブルなのでもともと隙間は多めだったんでしょう。前板とたな口ざんの隙間も全く違和感ありません…というよりこっちの方が自然な感じじゃない?
すべるシールの継ぎ目でひっかからないかも心配していたのですが,全く問題なしでした。それよりもすべるシール本来の効果で引き出しの開閉がすごく軽くなりましたよ。
まとめ
トラブル発生前に気づければよかったのですが,普段そんなにしげしげと見ないところなので仕方ないですね。
もし同じ構造なので心配という方は簡単に対策できるので,ことが起きる前にやっちゃうことをおすすめします。
引き出しが軽く滑るようになったので,ボールキャッチがしっかり嵌るまで閉じないと走行中に引き出しがすっぽ抜けちゃいそうです。
ときどきちょこっと開いたままで走行してしまったことがあるので気をつけないとね。