早朝ランニングコースに咲いた野生の藤に癒されるしんこです。
何年もここを通っているのに今まで気づかなかったなあ。
こちらの続き。
小湊鐵道乗り鉄の旅 Day2
道の駅 たけゆらの里・おおたき
道の駅 たけゆらの里・おおたきの朝です。
お手洗いは特徴的な形状の建物になっていますが,少し設備が古いようでウォシュレットはありませんでした。
朝食は途中下車する上総牛久で食べる予定なので,身支度を整えたら出発です。
小湊鐵道
上総中野
上総中野駅到着は7時頃。
公衆トイレの左側が無料駐車場。
まずいすみ鉄道の上総中野7:19着が入線。ほどなくして折り返し始発の小湊鐵道回送列車が到着しました。
手前が小湊鐵道キハ200形のキハ210で1970年製,奥がいすみ鉄道いすみ350型のいすみ352。前面のデザインはキハ200形にそっくりのレトロな感じですが2014年に新製された車両です。
車内はオールロングシート。
車体中央部にエンジンの排気管が立ち上がっています。
乗客は自分達だけだったので,写真はもちろんGoProでエンジン付近の動画を撮影したりして発車まで濃厚に接触しまくりです。
上総中野➡上総牛久
7:29定刻に発車。
まず驚いたのはゆっさゆっさと車体を大きくゆする揺れ具合と,木々に囲まれたジャングルのような前面展望。
ときどき木の枝がバシッと車体に当たる音が聞こえます。窓から顔を出したら危ないぜよ。ねずみの国のジャングルクルーズよりワイルド。
速度は50km/h出てるかどうかというくらいですが,線路の状態からするともう精いっぱいって感じ。
嫁さん大喜び。かぶりつきで前面展望を楽しみます。
車内で車掌さんから1日フリー乗車券¥2,000を2枚購入。これで1日乗り放題。
上総中野から五井まで片道¥1,440なので1往復でも1日フリー乗車券の方がお得です。
妙に縦長で奇妙な断面のトンネル。
残念だったのは楽しみにしていた養老渓谷-上総大久保間の"石神菜の花畑"が壊滅的な状況で全く開花がなかったこと。
2年後の復活を目指して土壌改良などを行うようです。
写真は2020年3月21日に訪れたときのもの。汽車の車窓から見たかったな。
列車は山間部を進みます。里見駅で懐かしいタブレット交換風景を楽しんだりしながら約50分で上総牛久に到着。
こちらで途中下車して1時間後の9:22発で五井に向かいます。
ホームに置かれたドラム缶の防火用水。
なんと金魚が泳いでいました。おもろw
上総牛久➡五井
上総牛久駅から徒歩5分のマクドナルド 上総牛久店で朝食を食べて周辺を少し歩いたらあっという間に次の列車の発車時刻がせまってきたので駅に戻ります。
構内にキハ40の2両編成が待機していますが,今回の主役はキハ200形なので乗りません。
9:22発の五井行はキハ214とキハ213の2両編成。よし!
先頭のかぶりつき席が空いていたので再び前面展望を楽しみます。
いつまでも田園風景が続くなあと思っていたら突然都会の景色になって9:50五井到着。折り返しの10:10発に乗りますがせっかくなので一旦出場。
何てことのない郊外の駅の風景ですね。速攻でホームに戻ります。
五井➡上総中野
ホームに戻るとキハ214が切り離され,上総中野行はキハ213の単行になっていました。
車内はサラッと7割くらいの席が埋まっています。今度はエンジン近くの席に布陣。
五井駅のホームから見える痛々しい姿のキハ200形。ほとんど休車の状態でしょうか。
発車を待っていると向かいのホームに「房総里山トロッコ」が入線。乗車するには¥600のトロッコ整理券が必要です。
でも自分にとって今日の主役はキハ200形なのさ。
光風台で先ほど上総牛久駅にいたキハ40の2両編成と交換。
淡々と走り続け養老渓谷でほとんどのお客さんが下車。
あと1駅ですがやっと空いたかぶりつき席に移動します。
そして11:30とうとう上総中野駅に到着。
列車の向こうに駐車場で帰りを待つスーパーロングトレインがちょこっと見えます。
嫁さんはもう1往復行くか!と言っていますが,名残惜しいくらいがちょうどよいので予定通りここでさよならします。
乗り鉄なんて嫁さんが退屈するのではないかと思ってましたが,小湊鐵道&キハ200形の魅力にどっぷりと嵌ってしまったようです。
楽しんでくれたようなのでよかった。
折り返しの11:39発を見送ります。プァンとタイフォンを鳴らしてゆっさゆっさと車体を揺すりながら走り去って行きました。
しんみりと今回はここまで。
つづく。