13歳になって少し古臭く見えるようになったSWIFTのボディ磨きに燃えているしんこです。
今回は排水タンク洗浄用の道具を作ったお話。
排水タンクの汚れ落とし
ケミカル洗浄かメカニカル洗浄か
使えば汚れる排水タンク。それが嫌でシンクを使わないという方もいるようですが,自分は積極的に使用する派。
手洗いやお茶を飲んだカップを洗った程度の排水なら,悪臭がしてきたところで"かんたん洗浄丸"を放り込んでおけばスッキリ解消。
厄介なのは食器を洗った時に流れていく残滓や油汚れ。
水面にぷかぷか浮いて,それがやがて排水タンク内面に付着するので排水時に濯いだくらいでは落ちません。
さらに時間が経過すると黒ずみ汚れに変化。
これを除去するには漂白剤などを使用するケミカル洗浄か,ブラシでごしごし落とすメカニカル洗浄が必要になります。
排水タンクは密閉容器なので当初はキッチンブリーチを使用したケミカル洗浄を実施。
その後の排水タンク洗浄ですが,キッチンブリーチを使った洗浄は時間がかかるのと完全に汚れを除去できない場合があったので,刷毛を使って洗浄していました。
ただし普通の刷毛では排水タンクの奥まで届かないので,曲尺に刷毛をガムテープで括り付けて擦るというやっつけ戦法 。
頻繁に行う作業ではないのでこれで凌いでいたのですが,スマートさに欠けますな。
ということで専用の洗浄用ブラシを作ることにします。
排水タンク洗浄用ブラシの製作
材 料
用意した材料は15mm×3mm×955mmのアルミ平板と刷毛。
刷毛は いろいろな種類がありますが,硬めの毛の方が擦りやすそうなので"メジ用"をチョイス。
洗浄用ブラシを作る
まずアルミ平板を500mmに切断します。
長さは排水タンクの底に刷毛が届いたときに扱いやすい長さになるよう現物合わせで決定。
切断面をヤスリで仕上げたら,コニシ ボンド G17で接着します。
乾くまでクランプでしっかり圧着。
はい完成。
排水タンクの洗浄
排水タンクの汚れが目立ってきたので洗浄してみましょう。
写真では見づらいですが,タンクの内側に茶色い汚れが付着しています。
富山・能登2021春の旅のときのやつだな。
早速内部をごしごし。奥を攻めるには都合がよいのですが,手前側は意外とやりにくい。
そこで手前側の洗浄には100均で購入したこいつを投入。
いい感じです。
大した手間もかからず汚れが取れました。
ケミカルる洗浄に比べて圧倒的に早くて簡単ですね。
まとめ
排水タンクに20リットルのポリタンクを使用しているキャンピングカーならば,この方法でそこそこの汚れは落ちると思います。
悪臭についてはブラシでは対処できないので,かんたん洗浄丸の出番です。