旅のプランをあれこれ思案中のしんこです。
ノープランでふらっと行くのも楽しいですがいろいろ調べるのもこれまた楽しい。
今回は天袋収納の中に棚を作るお話。
天袋収納の空間を有効に使い切れていない問題
2021 カトーモーターキャンピングカーフェア in Autumnでヒントを見つけた
スーパーロングトレインに標準装備の天袋収納。
自分の場合はレイアウトの都合で車両後部に移設していますが,サイズは標準レイアウトの車両と同じ。
蓋を開けると…
ウェットティッシュやネビュラチェーンが入った巾着袋などが雑然と山積みになっていて上部の空間が全く活用できていません。
でもこれ以上物を詰め込んでも下にある物が取り出しにくくなるだけですし,それ以前に蓋を開けた途端,収納物が雪崩のように崩れ落ちてきてしまうので危険です。
貴重な収納なのに何ともったいないことよ。
何とかしたいなあと思っていたとき,2021カトーモーターキャンピングカーフェア in Autumnでいいものを見ました。
それがこれ。
天袋収納内にティッシュホルダーを設けた構造のためだと思いますが,棚板が追加されているではあるではありませんか!
このアイディアをそっくり頂いてしまおう。
棚板の製作
棚板の材料
棚板の材料として用意したのはこちら。
210×6×450mmサイズのファルカタ材。棚板として6mmでは薄い感じがしますが,天袋収納に重量物は収めませんし,少しでも空間を失いたくないという思想によるものです。
棚板の切断
天袋収納の内寸を測定して図面を作成。
ファルカタ材に切断するラインをけがきます。
なお奥行寸法については天袋収納の奥が車体形状により丸みを帯びているため,棚の高さにより寸法が変わってきます。
そのため最初は少し広めにしておいて,現物合わせで切断して調整するようにしました。
いつものようにソーガイドを使用して材料をカット。
のみやカッターも駆使して図面通りの形状に切断完了。
天袋収納にフィットするか確認
切断した棚板を天袋収納に入れてみます。
最初はやはり奥行寸法を広めにしておいたせいで,狙った棚板の高さでは水平にならなかったので現物合わせで切断。図面寸法よりも8mm詰めたところでしっくり落ち着きました。
奥行寸法を修正し,欠きとり部などをヤスリで微調整した後の収まり具合はこんな感じ。
脚がないのでウェットティッシュで支えていますが,いいんでないかい。
ガススプリングの逃げ部分もばっちり。
棚板の高さはこれで良さそうなので,実測して脚の寸法を85mmに決定しました。
この後は脚の製作と棚板にストッパーを付けるなどの仕上げを行います。
つづく。