春分の日を過ぎて気分が盛り上がってきたしんこです。
基本的に昼の帝王なので,日の出から日の入までの時間が長い方がいろいろ活動できます。さらに朝型人間でもあるので夜明けが早くなってくるのも嬉しいですね。
今回から新潟・長野方面へくるま旅をしてきたお話。
ベニズワイガニリベンジ
2023年1月は悪天候で無念の撤退
こちらは2023年1月に行った,白川郷から富山へのくるま旅。
富山で冬の味覚を楽しんで1泊した後は国道8号線を東に向かい,道の駅 マリンドリーム能生のかにや横丁でベニズワイガニ三昧の計画だったのですが,悪天候のため国道8号線が未明まで通行止め。
朝になったら開通するかも…とかいろいろ悩みましたが,確実に帰ること優先して突入を断念しました。
それ以降,ずっと行く機会を窺っていたんですよね。
道の駅 マリンドリーム能生と野沢温泉へ
かにや横丁のある道の駅 マリンドリーム能生は自宅から約300km。ベニズワイガニだけを目的にするには遠すぎます。どこかいい組み合わせがないかと地図を見ると…野沢温泉が近いじゃないですか。
野沢温泉には何度か立ち寄っていますが,日帰りで外湯をいくつか回って帰るというパターンのみ。宿泊してふやけるほど外湯巡りを楽しむのもいい。
お宿を探してみると2月はどこも予約でいっぱいですが,3月中旬になるとスキーシーズンも終わるのか,空きが出始め宿泊料金も下がり気味。
それではと,かにや横丁について調べてみると,1月から2月末までは禁漁期で営業していないらしい。
じゃあ3月中旬ならお宿もベニズワイガニもばっちりじゃんということで,昨年の12月末にはお宿を確保。ベニズワイガニ&野沢温泉作戦発動です。
楽しみだなあ。
アイテナリ
お得意の有給休暇戦術を使って,野沢温泉泊まりは宿泊費が割安な金曜日を予約。これを軸に旅程を作ります。
ベニズワイガニも外湯巡りも平日の方が絶対いいに決まってるしね。
木 曜 日
木曜日の夜に移動を開始して関越自動車道の土樽PAで停泊します。これで高速料金の深夜割引が適用になるわけ。
金 曜 日
翌金曜日は5時頃に土樽PAを出発。道路状況にもよりますが8時頃には道の駅 マリンドリーム能生に到着できるはず。
かにや横丁の営業時間は9:00から。ベニズワイガニの他にも魅力的な海産物を販売しているお店ががたくさんあるみたいですよ。
ここはちょろちょろせずに道の駅にどっしりと腰を据えて,昼頃までゆっくり海の幸を楽しむことにします。
道の駅 マリンドリーム能生から野沢温泉までは約2時間。お宿はくつろぎの宿 池元を予約しました。
チェックインは13:00から可能なプランを予約しているので,なるべく早く到着して外湯巡りしまくるのだw
土 曜 日
最終日は津南町経由で湯沢へ。農産物直売所や気になるお店があるので寄り道しながら向かいます。
実は清津峡に行きたかったのですが,この冬の大雪のため2025年2月5日から臨時休坑しています。出発ぎりぎりまで再開の情報がないかWebサイトをチェックしていましたが,全く目途が立たなそうなので諦めました。
湯沢からは珍しく高速道路を利用して帰宅することにします。
ベニズワイガニと温泉くるま旅 Day1
ひたすら移動の木曜日
いよいよ出発の木曜日。計画では夜から移動開始でしたが,スケジュールをやりくりして,午後に出発できるようになりました。
遊びのことになると根回し含めて力の入れようが半端ないのです。
下道を175km,約4時間半移動して,関越自動車道の水上ICを通過したのが16:50。冬の国道17号線三国峠を越えるのは難儀かなあと思い,関越トンネルで新潟県に突入です。
湯沢ICまではわずか21分。通行料金はETC割引適用で¥870。深夜割引に期待する金額でもないし時間も早いので,今日の停泊地は湯沢ICから30km先の道の駅 クロス10十日町に設定。少しでも進んでおけば明朝の移動も短くなるしね。
湯沢ICからは1時間くらいで到着です。
道の駅 クロス10十日町
十日町市内のスーパーマーケット原信 十日町店で夕食の食材を調達。道の駅 クロス10十日町到着は18時半過ぎ。
既に暗くなっていて見にくいうえ,駐車場があちこちに分散&傾斜しているところが多いなど,場所選びにうろうろして結局こちらに布陣。
トイレからは遠いですがまあいいか。
原信でご当地っぽく「とちお油揚げ」や「寄せとうふ」を買ってきたので,こいつを肴に乾杯します。ちなみに生湯葉は群馬産。
あとはご飯を炊いて,得意の焼肉でがっつし。満腹になったので早めに寝ます。
道の駅 クロス10十日町には”明石の湯”という日帰り入浴施設がありますが,明日から温泉三昧なので今日はパスです。
ベニズワイガニと温泉くるま旅 Day2
道の駅 マリンドリーム能生へ移動
翌朝は日の出前からもぞもぞと動き出し,5時頃に道の駅 クロス10十日町を出発。
峠を越えるので路面が凍結していたらやばいなあと思っていましたが,何か所か雪解け水が流れた跡があった他は,ほとんどがドライ路面だったのであまり神経をすり減らさずに済みました。
8時ちょっと前に道の駅 マリンドリーム能生に到着です。
建物裏側にある,海の見える大駐車場に布陣。平日なので御覧の通り空きまくり。場所も選び放題です。
道の駅 マリンドリーム能生
かにや横町の開店までは1時間以上あるので,車内から海を眺めて珈琲を飲んだり…
周辺を散策して過ごします。
まずは上越市側から道の駅に近づくと国道から丸見えで,ものすごく気になるこちらの漁船。
越山丸という実習船だったんですね。現在は外観のみの展示のようです。
今度は西の端まで行ってみます。スーパーロングトレインの向こう側に見える白い山は朝日岳ですかね。いい眺めです。
西の端まで行くと、そこは能生漁港。ここにベニズワイガニや地物の魚が揚がるのね。
寒いのでスーパーロングトレインに戻ります。
一息ついたら,かにや横丁へGO!
かにや横町
道の駅の中を通り抜けて行きますよ。
おみやげや釣り具がやたらと充実しているセブンイレブンの脇を抜け…
お手洗いのある側の扉から外に出ると…
キターーーーー🤣
7軒のカニ専門店がずらっと軒を並べています。どのお店にしたらいいのかわからないので,まずはぐるっと偵察します。
突き当りの左側に続く鮮魚センターの各店舗も魅力。
ベニズワイガニはこちらの伝宝丸さんにしました。
価格はどのお店も横並びで,¥1,100から大きく重くなるにつれて¥1,100ピッチでランクアップ。ここまで来てちっこいのを食べるのもいかがなものかということで,¥3,300のを1杯注文です。ここで食べていくと告げるとトレーにカニを入れて,殻入れの桶と手拭いを貸してくれます。
ん!?トレーの中をよく見てください。2杯載っかってますよ。日によって違うと思いますが,ここのかにや横丁は1杯買うと,もう1杯おまけというのが掟のようです。だから1杯だけ注文したんだけどね。
その代わり足が1部欠損したりという,いわゆる規格外品を…ということにはなりますが,¥3,300で2杯食べられれば全く問題なしですよ。
鮮魚センターの国道側に,かにカニ館という小屋があって,ここでかにや横丁や鮮魚センターで買った物を食すことができます。暖かい日であればお店の前にあるテーブルや,海岸の方へ移動して食べるのも良し。
よし食べるぞ!
状況w開始!
鮮魚センターの魚勢さんで,まふぐの刺身¥500もお買上げ。これが¥500ってお値打ちじゃない?
スーパーロングトレインで,ご飯を炊いて持ってくればよかったぜよ。
カニを食べ始めるともちろん無口。
手がベタベタになりますが,かにカニ館の中には石鹸を供えた手洗い場があるので,手を洗っては再び貪るを繰り返します。
状況終了w
50分くらい楽しんでました。
鮮魚センター
さてお土産にお魚を買っていきましょう。魚勢さんに再び舞い戻って,自家製のカレイ干し¥500を3枚。
能生漁港は白身の魚がおすすめらしい。昼飯用に磯貝鮮魚店でヒラメ¥1,000とカサゴ¥500の柵をお買上げ。このあと食べると言ったら刺身にしてくれました。
いいわあこの道の駅。
最後に食後のデザートとして,新潟海洋高校アンテナショップ 能水商店の1滴ソフト¥500を食して道の駅 マリンドリーム能生は終了。
時刻はもう11時半近く。早く野沢温泉に移動しないといけん💦
朝から晩まで入り浸って,毎食海鮮三昧からの停泊…くらいやっても充分楽しめそうな道の駅でした。
つづく。