今週は何故だかぐったり気味のしんこです。
スーパーロングトレインのテレビとスマートフォンの接続を,ミラーリング接続からMHL接続をメインにするよう変更しました。
ミラーリング(WiFi)接続からMHL(有線)接続をメインにした理由
1台のスマホに機能を集約したら不便になった
スーパーロングトレインの中でもYouTubeが楽しめるようにと,過去にいろいろ試してみました。
その結果,Anycast Sでミラーリング接続する方法を採用。なんといってもWi-Fi接続なのでベッドにゴロゴロしながら楽々操作できますからね。
しばらくはこれで楽しんでいたのですが,あることをきっかけにちょっと厄介な問題が。
9月にテレビの音声出力をカーナビのAUXに接続したことでYouTubeの音声がカーオーディオのスピーカから流れるようになったまでは良かったのですが,カーナビをスマホアプリのリアスマートコマンダーで操作しているので,ボリュームを調整したりするのが不便になってしまったんです。
スマートフォンに機能を集中しすぎたようですね。
YouTubeの再生は古いスマートフォンにお任せ
そこでまたまた古いスマートフォンSONY XPERIA A SO-04Eを引っ張り出してきました。こいつをMHL接続して再生専用機にしようというわけです。
しかしMicro UDB HDMI変換ケーブルは全長が約2mしかないので,ベッドに寝転がったまま操作するのは不可能。
Micro USBケーブルを延長 そして失敗
ケーブルを延長する方法として手っ取り早いのはMicro USBケーブルを延長すること。2mの延長ケーブルを購入して試してみたんですが見事に失敗。
最初は映るのですが,そのうち途切れ途切れになり,最後には何も映らなくなりました。Micro UDB HDMI変換アダプターに触れてみると物凄い熱を持っています。
恐らくケーブルを延長したことにより抵抗が増加して,電源部に負荷がかかってしまったようです。
HDMIケーブルを延長する作戦に変更
それではということで,今度はHDMIケーブルを延長する作戦に変更。これならば変換アダプターの電源部に余分な負荷は掛からないはず。
用意したのは1mと2mの延長ケーブル。
当初は2mの延長ケーブルだけを準備していたのですが,ケーブルがスライドドアへの通り道にぶらぶらしていると,出入りの際に足を引っ掛けてしまう危険がります。
そこで急遽1mのケーブルを買い足して,スライドドアのステップ沿いに配線を固定するように計画を変更しました。
まずはAnycast Sのドングルを外して
空いたHDMIポートに1mの延長ケーブルを接続し,テレビステーのアームを通してテレビ台の裏側へ配線します。
テレビ台の裏側で2mの延長ケーブルと接続。
ここに接続部を設けたのは,テレビ台の撤去を容易にするためです。
2mの延長ケーブルはスライドドアのウェザーストリップの裏を通してスライドドアのステップへ降ろします。
バンDXのスライドドアステップにはカバーがありません。そのため絨毯生地が貼り付けで施工されていますので,その縁の中にケーブルを通します。
このあたりは樹脂製のステップカバー付きより施工が楽かも。
ドアステップの後ろ側で延長ケーブル終了。行き当たりばったりでやったので完全に寸足らずでした。
作業中断です。
延長ケーブルを追加してリベンジ
延長ケーブルをさらに2m買い足しました。
色はブラック。ベッドサイドではゴールドよりブラックの方が良いような気がしただけで深い意味は無し。
サイトドアステップ内で接続。
スライドドアのウェザーストリップをいったん外してケーブルを裏側に通します。
ウェザーストリップを元に戻すとケーブルはしっかり保持され,外からは全く見えず美しく仕上がります。
やっとベッドサイドまできました。
あとはベッド端のマットを外してケーブルを敷き
マットを元に戻せば御覧の通り。
ベッドからソファにした時は背もたれに隠れてしまうので見えなくなります。
MHL接続のスマートフォンでYouTubeを再生してみる
スマートフォン&Micro USB HDMI変換アダプターと接続。
ベッドサイドにUSBの5V電源がないので,モバイルバッテリーを使用します。
問題なくばっちり映りました。
ベッドサイドで使う時はこんな感じ。
寝っ転がったままで動画を選んだりできますね。
まとめ
スマートフォンとテレビ接続をWi-Fi接続からMHL接続にというのは全く時代に逆行していますが,手持ちの機器を有効に使う手段なので良しとしましょう。
スライドドア側の配線経路を確認できたことも収穫だったので,今後AC100Vコンセントを左側後部に増設したりということを考えるかもしれません。