最近朝のランニングの走りに精彩を欠くしんこです。
なんとなく疲労感があって1歩目から走りが重い。脚が全然前に出ないんですよ。
こちらの続き。
キャンピングカーで行く奈良・京都くるま旅 Day3
道の駅 みのかも
道の駅 みのかもの朝です。
写真の右側に向かって緩い下り勾配になっていますが,エアサスでリヤをリフトアップしてやれば水平になるので問題なし。
昨日と同じように準備して出発したらやっぱり5時でした。Google マップのタイムラインでは5:01と記録されています。何なんですかこの正確さは。路線バスかよ!?
でも早朝は交通量も少なくすいすいと気持ちよく移動できるので,やっぱり早起きは三文の徳ですな。
天下分け目 関ケ原
関ケ原への道
今日は関ケ原を散策するので,大河ドラマ「葵 徳川三代」で予習しながら移動。
自分は関ケ原の戦いに至る経緯や東西両軍の陣形,合戦の経過がばっちり頭に入っていますが,嫁さんはそれほどではありませんのでそのためです。
やっぱりある程度知っていると現地での感じ方が違いますしね。
東西両軍ともに合戦に参加した武将の数が多いので名前を覚えるのは大変ですが,演じていた俳優で記憶してもらうだけでも充分。黒田長政は山下真司,大谷吉継は細川俊之みたいに。
ドラマと連動して大垣城や南宮山の近くを通過して関ケ原に接近していくので気分は盛り上がる一方です。
開戦地無料駐車場
90分ほど走って関ケ原の開戦地無料駐車場に到着。
関ケ原古戦場開戦地が直近で無料なのはよいのですが,通じている道がどれも狭いのでキャンピングカーでは無理して行かない方がいいかも。
では出陣の前に朝食を。
到着したときは自分しかいなかったので,スーパーロングトレインと開戦地にはためく旗印がきれいに収まるアングルだったのですが,朝食を食べているうちにゲートボールのじいちゃん&ばあちゃんがどんどん集まってきて旗印が隠れちゃいました。残念!
関ケ原古戦場開戦地
お腹が癒えたので出陣します。
まずは関ケ原古戦場開戦地から。
「放てw!」
「誰じゃあ!仕掛けたのは!」
「井伊直政殿にござります。」
「おのれw この正則をさしおいてw」
の下りで関ケ原の合戦が開始されたところでございます。なお自分の場合完全に「葵 徳川三代」の脚本通り話が進展して参りますので悪しからず。
小西行長陣跡
続いて訪れしは小西行長陣跡。
開戦地から北西へ直線距離僅か70m。
関ケ原の合戦当時の鉄砲の命中精度は100m程度ですし,足軽が走って行って互いに槍で突き合うわけですから,思った以上に敵味方の位置は近いです。
島津義弘陣跡
こちらは島津義弘陣跡。
小早川秀秋の寝返りにより西軍が総崩れになると島津勢は戦場に取り残された形になり,東西南北みな敵に囲まれてしまいました。
「直ちにお引き退きを!」
「そうはいかん。戦らしか戦もせんで逃げ出したちゅうことになれば武門の名折れ。いっそ家康の本陣に突っ込んで相果てようじゃなかか!」
そして正面突破で伊勢街道へ撤退したのは有名な話です。
関ケ原古戦場決戦地
さらに北へ歩いて行きます。
正面に見えるのは笹尾山の石田三成陣跡。
「推参なり黒田長政!不忠者細川忠興!今こそ天誅を加えん!それw!」
石田三成陣跡には以前行ったことがあるので,遠くに眺めつつ右に方向転換して決戦地に到着。
石碑を背にして仁王立ちになり,「えーい!えーい!」「お―!」と叫ぶ動画を撮ってもらっていたら,犬の散歩をする人が前を通過していきました。恥ずかしw
石田三成陣跡を望みます。400年前にここで本当に起こったできごとなのよね。胸熱。
徳川家康最後陣地
決戦地から南へ進んで徳川家康最後陣地へ。
「景直!本営を移すぞ。天下分け目の合戦じゃ。こんな山の中でくすぶっておれるか!早うせい!」
というわけで徳川家康が桃配山の本陣から前進してきたところ。
このあと突撃してくる島津義弘の陣からはわずか560m。ほんとに近いですね。
そしてここは9:40からの見学を予約している岐阜関ケ原古戦場記念館の脇でした。
まだ時間があるので開戦地無料駐車場に戻ってスーパーロングトレインを回収してきます。
岐阜関ケ原古戦場記念館
狭い道を冷や冷やしながら移動すること5分。関ケ原古戦場記念館に到着。
開館時間は9:30~17:00で,入館料は¥500。
Webサイトに1階映像展示(グラウンド・ビジョンおよびシアター)は事前予約のお客様の入場を優先…とあります。せっかくきたのだから確実に見たいですよね。ということで1か月半前に1回目の9:40をしっかり予約しておきました。
映像展示を見る見ないにかかわらず入館料は同じですから,絶対に予約して見なきゃだめですよ!
映像展示はもちろん館内に展示されている甲冑などは撮影禁止。
展望台だけ唯一撮影可能。
笹尾山の石田三成陣跡が見えます。
展望台の床一面に展開する関ケ原の地図。
この周囲も東軍の諸将が陣を構えてたのね。
以上で関ケ原散策は終了。歴史が好きな方はぜひ行って自分の目で見て,感じてくださいね。
マニアックに攻めすぎて息切れしたので今回はここまででござる。
つづく。