しんこのブログ

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ポータブルトイレ ポルタポッティ565E 電動ポンプの押しボタンスイッチが不調に 修理はできるのか?

二日酔を朝ランニングでスッキリ解消したしんこです。

5kmくらい行ったところで回復した感じがしました。

 

今回はスーパーロングトレインに搭載しているポータブルトイレのお話。

 

 

 

あれ!?水が出ないよ…

洗浄水が凍結?原因はスイッチの不調

スーパーロングトレインにはTHETFORD ポルタポッティ 565Eという電動で洗浄水が流れるタイプのポータブルトイレが搭載されています。

www.shinkoace.com

 

今年の1月のことです。ポータブルトイレを使用して水を流そうとボタンを押しましたが,電動ポンプが動きません。

電池を新品に変えてみましたが変化なし。やばい壊れたのか,どうしようかと考えながら数日後にボタンを押してみると,正常に水が流れました。やれやれよかったぜよ…

 

それから1か月後,万座ホテルジュラクをチェックアウトした時にまた電動ポンプが動かない現象が再発。軽井沢で散策したあと,試しにボタンを押したら正常に流れました。

この日は出発時点で車内が氷点下になるくらい冷えてましたし,1か月前も冷え込んでいたので,洗浄水が凍結していたのかも…ということで納得することに。

 

原因はスイッチの不調

その後は特に問題もなく正常に作動していたのですが,春になってまた再発。さすがに凍結が原因ということではなさそうです。

 

えい!ままよとばかりにボタンを連打すると,最初はちょっとだけ電動ポンプが寸動し,徐々に正常に作動するようになることがわかりました。

 

これは凍結でも,電動ポンプの故障でもなく,押しボタンスイッチの接触不良が原因と考えて間違いない。

 

押しボタンスイッチに接点復活剤をつけてみようと試みる

押しボタンスイッチの接触不良だったら,まずは接点復活材を使おうと思いますよね。

 

自宅にはKUREの接点復活剤 CRC 2-26があるので,すぐに作業開始。

押しボタンスイッチは電池ボックスの蓋を兼ねています。

 

矢印の2か所のつめを外すと,電池ボックスが取り外せます。

 

あとは基板を外せば押しボタンスイッチに2-26をシュツとできるのですが,基板がプラスチックの蓋にがっちりとモールドされていて,取り外すことができません。

にゅるっとはみ出している部分をノミやカッターで切除したのですが,びくともしないので,基盤の裏側もべっとりと接着されているようです。

 

うw 残念ですがここまでです。

 

交換部品が簡単に入手できない

パーツリスト

もし押しボタンスイッチが完全にダメになったら,部品交換するしかなさそう。

 

こちらのWebサイトにスペアパーツリストを発見したのでダウンロード。

www.thetford-europe.com

 

修理方法のマニュアルもダウンロードできるので,部品さえ手に入れば自分で交換できますね。

 

さて,スペアパーツリストによると当該部品は 21 のElectric pumpでSpare part
numberは92402 。電動ポンプはいらないんだけどなあ。

まあとりあえずこれで検索すれば部品は手に入るはず。

 

スペアパーツは国内で流通していない

簡単に情報が手に入るだろうと思って"セットフォード 92402"のキーワードでWebで検索してみたのですが,国内での販売はほぼありませんでした。

唯一購入可能なのはamazonですが,写真が手動のピストンポンプだったりしてかなり不安な状況。価格もびっくり価格の¥24,389だし。

その他にヒットするのは海外のWebサイトばかり。

しかも$129.99って,今現在のレートで計算するとやはり¥20,000以上のびっくり価格です。

欲しいのは電動ポンプじゃなくてスイッチだけだっちゅうのに。

 

壊れたら新品購入で対応

いろいろ考えた結果,完全に壊れてしまった時には入手できるかよくわからない高額な部品を購入しようとするよりも,新品のポルタポッティ 565Eを購入してしまった方が費用対効果が高いと判断しました。

 

¥28,000から¥35,000前後で販売されていますし,汚物タンクとかも新品の方がいいですよね。

まとめ

調子が悪いのは久しぶりに使用した時なので,完全に作動しなくなるまでは押しボタンスイッチを連打して使用することにします。

 

電動ポンプじゃなくて手動ポンプならそんな心配しなくていいじゃないかって?いやいや電動の便利さを知ってしまったら手動なんて使えませんぜ。