アナウンサーやタレントが降板するのを"卒業"と言うことに違和感を感じるしんこです。
特に期末のこの時期は乱発してますよね。
卒業とはその学校の全課程を学び終えること,もしくは道楽から足を洗うということであって,アナウンサーやタレントは学業を修めたわけではないから,降板ですよね。
とりあえず耳当たりのいい言葉でごまかしちゃえというのがみえみえで,テレビ局ともあろうものがこんな出鱈目な言葉の使い方をするとは嘆かわしい。最近はこれに限らず本質は何も変わっていないのに,言い方を変えただけでさも全てが解決したようなインチキが多すぎる気がします。
今回は不調が続くポータブルトイレのお話。
THETFORD ポルタポッティ 565E
電動ポンプの押しボタンスイッチ
最近トラブル続きのポータブルトイレ THETFORD ポルタポッティ 565E。
3か月ほど前にはこちらを投稿。
ポータブルトイレ THETFORD ポルタポッティ 565Eの押しボタンスイッチの接触不良で電動ポンプが作動せず,洗浄水が流れないというお話でした。
押しボタンスイッチがマウントされている基板が外せないので何も手出しができず,とりあえずボタンを連打して接触を回復させるという方法で使用していたのですが…
押しボタンスイッチがいよいよ反応しなくなった
先日の奥鬼怒くるま旅に出発する前のことです。ポルタポッティの電動ポンプを試しに動かしてみようとしたところ,ボタンを何度連打しても全く反応がありません。
1か月以上使用していなかったとはいえ,過去にここまで酷いことはありませんでした。いよいよ逝ったか!?
KURE CRC 2-26を噴射する
ダメ元で最終手段を実施を決意
ここで前回は見送った最終手段を敢行することを決意。
基板を外さないまま接点復活剤KURE CRC 2-26を,押しボタンスイッチがあると思しき所に噴射します。
この作戦を実施することによる懸念材料は…
①基板に実装されている他の素子,回路に悪影響があるかも。
②押しボタンスイッチの表面に貼られているキーシートに接点復活材が滲んで,みっともないことになるかも。
の2点。
しかし現状で動かないのなら,接点復活材を噴射してやっつけちゃっても同じこと。
そのときは諦めて新しいのを買えばいいべさ。
接点復活剤 KURE CRC 2-26噴射!
押しボタンスイッチを外してきました。
裏返して電池ボックスを撤去すると基板が現れます。
この基盤が外せなかったので前回は手出しできませんでしたが,今回はこのまま接点復活剤を噴射します。
あまりかけすぎないように注意しながら,押しボタンスイッチが実装されている基板の裏側へ向けて照準を定め,2-26を噴射用意…噴射!
何度かボタンをカチカチと押し,テスターで電動ポンプへの接点電圧を測定します。するとどうでしょう!約9.3Vの電圧が出力されるようになったではありませんか。
押しボタンスイッチをポルタポッティに戻してテストした結果は…もちろんウィーンと電動ポンプが正常に作動。
とりあえず奥鬼怒くるま旅では使える目途が立ちました。
まとめ
奥鬼怒くるま旅の間は電動ポンプの作動不良は発生せず,終始快調に動きました。
押しボタン連打で接点を復活させていたときには数時間のブランクで接触不良が再発し,毎回のように押しボタン連打を余儀なくされていたのですが,久しぶりにストレスなくポータブルトイレを快適に使うことができましたよ。
くるま旅から帰宅後1週間が経ちましたが,現在も1発で電動ポンプが作動します。
懸念していた接点復活剤のキーシートへの滲みもなく,今のところ100点満点ですね。
ただし長期的な点での悪影響や,効果の持続については検証できていないので,同じ悩みを抱えている方は自己責任でよろしくです。