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緊急事態 ポータブルトイレ ポルタポッティ565Eの洗浄水が出ない!買い換え覚悟の出たとこ勝負メンテナンス

バンコクで買ってきたヤードムを鼻に突っ込んでは楽しんでいるしんこです。

www.expedia.co.jp

ヤードムとはタイでポピュラーな「嗅ぎ薬」のことで,他の国にはないのでお土産の定番になっているんですよ。

鼻に突っ込むとスーッとするのがなんとも気持ちがいいですし,花粉の季節に効くのかも興味津々です。

 

今回はタイ/バンコクひとり旅2026ではなくて,キャンピングカーに搭載したポータブルトイレ ポルタポッティ 565Eに発生したトラブルのお話。

 

 

 

ポータブルトイレ ポルタポッティ 565E

キャンピングカー スーパーロングトレインにはポータブルトイレを装備しています。

キャンピングカーを購入する際にどれがいいのかいろいろ調べた結果,座った姿勢が自然で妙に低いという違和感がないこと,電動水洗式で洗浄水を楽に流せることからTHETFORD ポルタポッティ 565Eを選びました。

www.shinkoace.com

実際に使用した感想は狙い通りで,満足度はかなり高いですよ。

 

洗浄水が出ない!

建国記念日に水戸までちょこっとお出掛けした時のことです。トイレを使用した後に洗浄水を流すボタンを押しても水が出ません。

10日前に笠間 雪みるくへ行ったときには正常に動いてたんだけどなあ…

www.shinkoace.com

 

電池交換と過去のトラブルシューティングを試みる

電池を交換 結果は✖

こういう場合,まずは電池の消耗を疑いますよね。

新品に交換してみた結果は…ダメでした。

 

過去のトラブル対策をやってみたけど 結果は✖

1年半くらい前にも洗浄水が出なくなったことがあり,その時は押しボタンスイッチの接触不良が原因だったので,接点復活材を噴射して解決しました。

www.shinkoace.com

それではと,今回もスイッチがある辺りを狙ってKURE CRC 2-26を噴射。結果は…これでもダメ。

 

洗浄水が出ない原因

ポンプが固着した?

洗浄水は出ませんが,押しボタンスイッチを連打すると,コンコンというモーターが反応している音は聞こえます。

ポンプに異物を嚙み込んだとか,何らかの理由で固着してモーターが回転できないみたいです。

 

出たとこ勝負のメンテナンス

スペアパーツの入手は困難

THETFORDのWebサイトを見ると,Serviceのページにポルタポッティ500シリーズのスペアパーツリストがあります。

www.thetford.com

これを見ると,Spare part number 92402にElectric pumpとあるので,これが手に入ればアッセンブリーでごそっと交換すれば済みます。

 

しかし押しボタンスイッチが不調になった時にも入手しようとWeb検索したものの,日本国内でElectric pump 92402はほとんど販売されておらず,手に入れるのはほぼ不可能という結論でした。

今回も念のため検索してみましたが,状況に変化はなかったですね。唯一amazonにありましたが,本体が買えてしまうくらいバカ高い価格設定なので論外。

このままではどのみち買い換えしかありませんし,失敗覚悟で分解してみるしかないぜ。

 

電動ポンプを外す

こちらは押しボタンスイッチ+乾電池ホルダーを外した状態。便座や蓋も作業に支障があるので外してあります。

これを反時計方向にグイッと捻ると…

 

電動ポンプを引き上げることができます。

白いジャバラは洗浄水を圧送するホース。ポンプに嵌め込んであるだけなので引っこ抜きます。

 

ホースは洗浄水タンク内に落ち込まないよう,ねじりっこで結わえておきます。

 

電動ポンプの分解

ここからは試行錯誤しながらの作業となったため,手順ごとの写真撮影をしていませんので悪しからず。

 

吸い込み口からポンプのインペラが見えるので,割り箸を突っ込んでグリグリ回してみました。動きはしますがものすごく重い。これだとモーターでは駆動できないでしょうね。

しばらくグリグリ回してみても軽くなる感じがしません。

 

吸い込み口側のパーツは接着されていて外れそうもないので,モーターを外してみます。

 

接点が取り付けられているパーツのつめを内側へ押し,接点も外せばモーターカバーが取り出せます。

 

モーターが見えた。緑色に変色しているのは,電池からの液漏れした時の痕跡。

 

吸い込み口から金属の丸棒をシャフトに当て,ハンマーで軽くこんこんと叩くとモーターが抜け始めました。インペラとシャフトの端が面一になったら金属の丸棒を細いピンに変えて,さらにシャフトを抜いていきます。すると…

 

モーターが外れた!おやおやずいぶんと錆くれてるぜ。

 

モーターのシャフトが固着していた

モーターのシャフトを手回ししてみますが,全然動きません。動かない原因はモーター軸の固着だったようです。電圧を与えるとトルクは発生しているようなので,コイルなどの電気回路は健全と判断。

軸受けの固着を解消してシャフトが回転するようになれば使えるようになるかも。

 

シャフトを滑らかに回転させる

軸受け部に鉄道模型用のユニクリーンオイルさしてシャフトを回転させようとしますが,簡単には回りません。

 

何とかシャフトを連続的に回す方法はないか…としばし考えます。シャフトに傷をつけずに咥える方法ってなかったっけ…そうだ!電動ドリルドライバーのチャックにシャフトを咥えて強制的に回転させればいいじゃない。

かなりの荒療治ですが,目論見通りシャフトをぐるぐる回転させることに成功しました。

 

しばらくすると軸受けにオイルが回ったのか,シャフトが手で回転するくらいまで軽くなりました。ここでモーターに電圧を加えてみると…ウィーンと起動。蘇生したぜ。

 

組立と試運転

ケーシング奥の凸とモーターの位置合わせの穴が合うようにして,ハンマーの柄を使ってモーターを押し込みます。インペラはセンターの位置に合わせておいて,モーターを押し込んだ時にシャフトが穴に通るようにします。

 

モーターを完全に押し込んだら柄をあてがったまま逆さにし,吸い込み口から丸棒でインペラをシャフトに押し込みます。シャフトはインペラから2~3mm飛び出ていたので,最後は内径3~4mm程度のパイプのようなもので完全に圧入します。

自分はタミヤの精密ピンバイスDからチャックを抜いて押し込みました。

行き当たりばったりなので,手持ちの工具を駆使して何とか間に合わせでな。

 

モーターカバーを取り付けてホースを接続し,電動ポンプを本体に戻しました。

押しボタンスイッチをセットして,ボタンを押すと…洗浄水が出た!

 

モーターの駆動音もずいぶん静かになった気がします。徐々に動きが渋くなっていたようですね。

これで当面は買い換えしなくてもいいべ。

 

しばらく放置して作動確認

洗浄水が出てハッピーエンドと行きたいところなのですが,心配なところがありまして…それはインペラとモーターケーシングの防水ってどうなっているのかがよくわからないことなのです。

 

なにせインペラ側のカバーを分解できないので,このあたりの構造がわかりません。組み立て方が間違っていたらモーターが水没してしまう可能性も否定できないんですよね。

モーターの軸受けがゴムブシュみたいになっていたので,モーターをケーシングに押し込んだら自然と水密構造になるような気がしてはいるのですが。

 

心配なのでしばらく放置しては作動テストの繰り返し。今日で組み立てしてから3日が経過していますが,正常に作動し続けているので恐らく大丈夫かな。

 

まとめ

電動水洗式の機能に惚れ込んでポルタポッティ 565Eを愛用している方も多いと思います。

肝心の電動ポンプが動かず,洗浄水が出なくなってどうしよう…となったときは参考にしていただけると復活するかもしれません。

 

写真が少ないのでちょっとわかりにくいのが申し訳ないんですけどね。

次回分解することがあれば手順をしっかり撮影したいと思います。