久しぶりにイベントのない休日を過ごしているしんこです。
先週末は台湾旅行,昨日も終日外出からの昼飲みで撃沈。お昼前にランニングしてリセットしました。
新しく投入したランニングアームバンドがなかなか調子よろし。
11月とは思えないくらい暑かったけど。
今回はずっと放置していた電装系改造に本腰を入れるため,いろいろ思案したお話。
ずっと放置の電装系改造
外部電源とポータブル電源入力回路の切り換え
こちらはスーパーロングトレインの運転席側ソファの下に収められているサブバッテリーや3ウェイチャージャーコントローラー『ペリー君』などの電装品。
この怪しいコネクタ接続は,外部電源とポータブル電源EcoFlow DELTA miniの入力を切り換えるための簡易的な仕掛け。
優先順位を①外部電源,②ポータブル電源として,リレーにより入力回路を自動的に切り換え,また同時にシガーソケットのDC12Vでポータブル電源を走行充電する構想なのですが,2年も放置していました。
そろそろ何とかしようと思い立ったのは,走行充電でDELTA miniを充電するときに運転席からダイネットまでDC12Vの延長ケーブルを延ばしているのですが,単純にみっともないのと,大電流を流すので接点は少なく,ケーブル長さは極力短くしたいというのが1つ。
もう1つは,シガーソケットに取り付けしたカーメイト NZ586 電源ユニット全体の出力が7Aなので,DELTA miniのシガーソケット入力の設定を6Aにせざるを得ず,充電を少しでも速くするため,ポータブル電源側で設定可能な電流最大値の8Aにしたいからなのです。
DC12Vの出力をどこから取るか悩む
EcoFlow DELTA miniを充電するためのDC12Vは,当初3ウェイチャージャーコントローラー『ペリー君』の12電源(DC12V電源)出力を使用しようと考えていましたが,走行充電からサブバッテリーを介してDELTA miniを充電という経路がいかにも効率悪そうなのと,単純に12電源スイッチをOFFにし忘れてしまうとサブバッテリーの電力を消耗してしまう危険が。
サブバッテリーを介さずに走行充電するには,メインバッテリーから直接入力するようにするのがベストです。
しかし,ハイエースのディーゼルエンジンの寒冷地仕様はメインバッテリーが離れ離れに2つあるので,片方だけに負荷をかけないようにする配線にしなければいけませんし,エンジンが始動しいてる間だけ出力するようにリレー接点を入れる必要があります。
DC12Vのケーブルとリレーを駆動するACC電源を,エンジンルームやダッシュボードからダイネットまで引き通しするってかなり面倒くさいなあ。
3ウェイチャージャーコントローラー『ペリー君』の端子台から分岐できる?
よく考えたらメインバッテリーと3ウェイチャージャーコントローラー『ペリー君』はサブバッテリーへの走行充電や,外部電源とソーラーパネルから逆にメインバッテリを充電するためのケーブルが接続されています。
これを利用すれば面倒くさいケーブルの引き通しをしなくて済むんじゃない?
こちらが『ペリー君』の電源入力系統の端子台。端子台の奥に見える基板の印刷表記でおおよその意味がわかります。
左端の黄色い絶縁被覆が付いたケーブルが+MAIN-でメインバッテリーと接続されたケーブル。右隣が+PV-でソーラーパネルからの入力。2つ飛ばして黄色いケーブルがACCで恐らくアクセサリー電源。その右隣が+SUB-でサブバッテリーからのケーブル。
メインバッテリーとソーラーパネル,サブバッテリーについてはそれぞれの端子電圧をテスターで測定して『ペリー君』の表示と照合することで間違いないことを確認できました。
あとはACC。これがイグニッションキーのACCと連動していればリレーの駆動電源として使用できます。
果たして…
やったw イグニッションキーをACC位置にしたら+12Vの電圧が出力されました。
これでDC12Vの充電回路はダイネット内の工事で完結できます。
まとめ
回路が構想通りに組めそうなことがわかったので,着手しないといかんですね。
まだ1部のパーツが不足しているので調達しなければなりませんが,外部電源とポータブル電源を切り換えるためのリレーやボックスは2年前に買ったまま放置プレイなので,こちらの方はすぐに部組を開始しないとな。
元から付いているリレーや配線は流用する計画なので,スムーズに改造ができるよう用意周到に準備して,できれば1日で完成させてしまいたいですね。