最近はやたらと眠気に襲われているしんこです。
今回はスーパーロングトレインを車検に出す準備のお話。
スーパーロングトレイン初の車検
2019年の10月に納車されたスーパーロングトレイン。消費税8%を適用する条件で商談していたので,車両の登録年月日は9月の末日。
8ナンバー車の車検は新車,中古車を問わずすべて2年ごとの実施が義務付けられています。
つまりスーパーロングトレインの車検証の有効期間の満了する日は2021年9月29日。今月中に車検を受ける必要があるということね。
冷蔵庫の片付け
まず冷蔵庫が作動していたので電源を切り,扉を全開に。
このまましばらく放置して冷却器の霜が溶けるのを待ちます。
霜が溶けたら雑巾で水滴を拭き取って乾燥。
庫内も常温にして乾かしておけば臭いやカビが発生することがありません。
これは通常の手入れと同じね。
検査に不要な物を降ろす
運転席周り
車輛の整備に支障をきたしそうな物は降ろします。
まずは運転席の後ろにある布製収納 BOXやオレゴニアンキャンパーのキッチンペーパーホルダーetc.を降ろします。
テレビ台の分解撤去
お次はテレビ台。
エンジンカバーを全開にしようとすると助手席と干渉するため,予め分解できる構造で製作してもらっています。
オイル交換等ではエンジンカバーを全開にしなくても作業可能なのでそのままにしていますが,今回は整備性を確保するため分解撤去します。
ついにその能力を発揮するときがきたな。
最初にテレビ台背面のケーブル類を切り離します。
切り離しが必要なのは4系統。
①ダイネットからのHDMIケーブル(黄色)
②カーナビからのHDMIケーブル(桃色)
③音声出力のステレオミニプラグ(黄緑色)
④テレビのAC100V電源ケーブル(赤色)
元々切り離しを考えて中継してあるので簡単至極。
あとは正面に回ってつまみねじを緩めれば…
はい!分解完了。
ガスコンロは要搭載
さてテレビ台を撤去すると収納していたものが丸見えになるので,こちらも不用品は降ろします。
ここで残しておかなくてはいけないのがコンロ。
キャンピングカーの構造要件に炊事設備として"コンロ等により炊事を行うことができること"があるので搭載しておく必要がある装備となります。
スーパーロングトレインのようにコンロがビルトインされていない車両はうっかり降ろしてしまわないよう注意が必要ですぜ。
ところで,今回のようにこまごまとした物を収納しておくのには,ワットノット(WHATNOT)の収納コンテナ ワンタッチバケットが便利。
ポンポン放り込んでひとまとめにしてしまえば積み降ろしも楽々です。
まとめ
上記の他にダイネットの収納やポータブルトイレがありますが,車両の整備・点検に支障があるような感じがしないので搭載したままにしてます。
準備ができたので,本日の午後に車両を入庫してきました。明後日の夕方には検査が完了する予定です。
今までの車検と違うのはやはりキャンピングカーの"構造要件"に関するところなので,不足がないか心配はあります。
特に問題なく済めば,また2年後にこの記事を見ればいいね。