天気予報とにらめっこしっぱなしのしんこです。
ランドワゴン リノでハイエースのスーパーロングキャンピングカー体験の旅。
2日目の朝を迎えました。
こちらの続き。
山道&狭隘な道 意外に行ける!
道の駅 那須高原友愛の森→道の駅 からむし織の里しょうわ
今日の最初の目的地は早戸温泉つるの湯。
結構距離があるので,早めに那須高原友愛の森を出発して,途中にある道の駅 からむし織の里しょうわまで移動して朝食ということに。
Google マップに導かれるまま,まずは那須高原の上り坂を行きます。さすがにスピードが出ません。アクセルをガンガン踏んでも燃料を無駄にするだけでしょう。早朝で交通量もないので40km/h+αくらいでじわじわと登っていきます。
前には道の駅を同じ頃に出発した,デルタリンクのダーウィン(ハイエースのスーパーロング)が走っていますが,ペースは同じです。やっぱり登りは苦しいのね。
自分は那須湯元を過ぎたあたりで方向を変え,那須岳の中腹を甲子温泉方面へアップダウンとくねくね道でトラバースしていきますが,巻き込むような下りのコーナリングでもスーパーロングは思った以上にきちんと向きを変えます。まあ速度はそれなりに落としてますけど。
シーケンシャルATも下り坂でエンジンブレーキをコントロールしやすい。
他の車に追いついたり,追走されたりすることなく,自分のペースで行けたのも大きいと思いますが,今のところ"スーパーロング"であることでのネガティブ面なし。
この後,会津下郷あたりでは対向車が来たら止まって譲らなければならないような,狭隘な集落の中の道も走りましたが,既に車両感覚もつかめているので,ビビることもなく普通に幅寄せ&離合できました。ますます"スーパーロング"は問題なし。
道の駅 からむし織の里しょうわ
道の駅 からむし織の里しょうわに到着。
場所が南会津の山の中&平日とあって,駐車場はガラガラでどこでも駐車し放題です。
スーパーロングのサイズが辛いですという状況にはなかなか遭遇しないですね。
駐車のしかたがルーズになってしまいましたけど,修正しなければならないほどの利用者がいないので,このまま朝食にします。
窓を開けるとちょうど良い風が入ってくる静かな場所での朝食。うまい。
早戸温泉つるの湯
早戸温泉 つるの湯ではそこそこ駐車場が埋まっている状態。平日なのに。
それでも苦も無く駐車できます。
温泉を堪能した後は,ダイネット(お座敷ですけど)でちょっと休憩。冷たい飲み物も冷蔵庫にあります。キャンピングカーの本領発揮。
ここまでいいことしかないな。
思いつきで寄り道の旅
予定を詰めすぎたため,残り時間が明らかに足りなくなってきました。
この時点で喜多方ラーメンは放棄。道中,適当に寄り道しながら帰る作戦に変更。
円蔵寺
そんな感じで猪苗代方面に向かって移動中,只見川の対岸に立派なお寺が見えたので,急遽立ち寄り。
お寺の門前は狭いことが多いですが,こちらもご多分に漏れず。駐車できるところを探してうろうろ。
福満門前に4台分くらいの駐車場があったので,嫁さんのアシストを受け,何度も切り返しをして何とか方向転換&駐車完了。休日で歩行者と通行車両が多かったら辛いかも。
でもスーパーロングはだめだと言うほどのことでもないです。
寺を散策し,名物の"あわまんじゅう"もしっかり買い食いして,プチ行き当たりばっ旅を楽しめました。
世界のガラス館
キャンピングカー体験旅ラストの立ち寄り地。猪苗代湖畔のド定番観光スポットですね。
過去に何度か来たことがありますが,休日は駐車場が激混みのイメージしかありません。スーパーロングでは絶対近づきたくない場所ですが,今日は平日,ガラガラでした。
駐車するのに苦労はしませんが,白線区画からは盛大にはみ出します。
まあ駐車場が混んでいる時は近寄らなければいいだけの話ね。
旅の終わり
ひたすら帰る&高速走行
ここから先はRVランドに向かってひたすら走ります。本当は猪苗代湖を眺めながらお茶を飲んだり,パーキングで昼寝をしたりとキャンピングカーを楽しむべきなのでしょうが,ちょっと遠くまで足を延ばしすぎました。返却時間がギリギリになりそうです。
自分の車だったら、今日中に帰り着ければいいやですませるところですが,残念。
交通量が多くて平均アベレージが下がる最後の区間,約90kmは高速道路を使い,給油も済ませて返却時間の20分前にRVランドに到着。
高速走行については、自分は80~90km/hくらいで流すので全然問題なし。
この燃費まじか!?
驚いたのは燃費。
この2日間,オプティトロンメータを見ながらアクセルコントロールをしていたのは事実ですが,2.7Lガソリンエンジン+フルタイム4WDとしては驚異の11.4km/L。満タン法で計測してもほぼ同じ値をたたき出したので,間違いないです。
積載物がほとんどなくて軽かったなどの理由があるのかもしれませんが,ほとんどが下道で,さらに山を登ったりしたことを考えると物凄く良く走ってくれました。
これはディーゼルエンジンの燃費も期待できるな。
ランドワゴン リノ。
キャンパー装備の取り扱いに少しだけ難点もありましたが,トータルではシンプルで使い勝手も良く,スーパーロングの居住性と相まって,充分楽しむことができました。
まとめ
ハイエースのスーパーロングで心配の種だったボディサイズについては,自分の走らせ方ならば問題なしとの結論に至りました。
その他にはワイドボディならではの運転席周りの広さ,意外によく曲がるハンドリング,そして燃費。
予想をはるかに上回る戦果です。
やっぱりいいぞ!ハイエース。
つづく。