大型連休の天気が気になるしんこです。
今回はキャンピングカーの紹介動画を見てふと気付いたことのお話です。
バンコンのリヤゲートを開ける
キャンピングカーショーでは全開で展示
ハイエースやNV350キャラバンなどバンコンのベース車両は"商用バン"ですから荷物の積み降ろしのためリヤゲートを備えています。
キャンピングカーにとっても便利な構造で,キャンプ道具などの積み降ろしが楽ですし,自分のスーパーロングトレインは車両後部にカーゴスペースがあるので大柄な荷物の積載時にも威力を発揮。
またスライドドアと同時に開けると,車内の換気が一気にできちゃったりもします。
キャンピングカーショーでは架装部分がよく見えるようにもちろんすべての展示車両がリヤゲート全開。
清水・排水タンクの出し入れがリヤゲートから簡単にできるようになっていることが売りのモデルもありますが…
自宅の駐車所でリヤゲートを開けられますか?
潤沢な駐車スペースが準備できる方には杞憂でしょうが,恐らくは既存の駐車場にギリギリ駐車可能という方がほとんどなのではないでしょうか。
特にスーパーロングのように全長5mを越えると特に厳しい。
かく言う自分もご覧のありさま。
購入を検討している頃には植木を撤去しなければならないと考えていたくらいです。
こんな状態なので駐車場でリヤゲートを開けることは不可能。
これほど近くに障害物がないとしてもハイルーフ車のリヤゲート寸法は1800mmくらいありますから,どこにもぶつける心配なく開けるには車両後方に2.5mくらいの余裕が必要です。
リヤゲートを開けないとメンテナンスできない車両はストレス
出掛ける準備の荷物搬入とかでしたらスライドドアからもできますが,清水・排水タンクにリヤゲートからしかアクセスできない構造だと水補給や排水は駐車場から車両を出さないとできません。
遠出するとき以外は清水タンクに水を入れないから駐車場から出してちゃっちゃと補給すれば大丈夫という方もいるかもしれませんが,帰宅した時のことを考えると排水タンクの汚水や清水タンクに残った水を捨ててから駐車場に入れるということはまずできないと思います。
自分のように手洗い分の水補給と排水を週2回するようなパターンだと,駐車場に駐めたまま作業できないとしたらかなり面倒くさいことになります。
ポータブルトイレのメンテナンスについてはリヤゲートからアクセスするのが楽なので駐車場から出して行いますが,遠出するとき以外は使いませんし,帰宅後すぐにやってしまうか週末まで放置なので,これについては自分の中で納得してます。
それよりも納車された頃はマルチルームの扉のロック・解除がリヤゲートからしかできない構造だったので,駐車場に入れてしまったら開かずの間になってしまい,フックに掛けたコートをとり忘れてしまったときなどかなりのストレスでした。
半年後にはしっかり改良してもらいましたよ。
駐車場内でメンテナンスしやすいかも考えましょう
キャンピングカーの購入を検討しているときには費用の捻出と共に保管場所がハードルになることが多いので,希望のモデルが何とか駐車できる目途がつくだけでほっとしてしまうもの。
モデルの選定にあたっては移動や宿泊などいろいろな場面を妄想しながら装備やレイアウトを検討すると思いますが,駐車場でのメンテナンス性はどうかについても考えてみてください。