キャンピングカーブログ村の某人気ブログで雨上がりの朝に現れるという幻の女性になってしまったしんこです。
特にたねあかしをする必要もないので,幻の女性のままでいようと思います。
うふふ🧡
今回はスーパーロングトレインの天井にネビュラチェーンを吊るために使用したシャックルその後のお話。
ネビュラチェーンを外したシャックル
走行中の音は問題なし
スーパーロングトレインの天井に物干し用のネビュラチェーンを”お洒落”に吊るため購入した真鍮製のシャックル。
シャックル本体の通り穴で膨らんだ部分が天井に干渉して,ピンを通すことができないので…
シャックルを天井から常にぶら下げておく方法で取り付けしました。
ネビュラチェーンを外して走行したときにカチャカチャ音がしないかを心配していたのですが,テスト走行の結果ではほとんど気にならないレベル。おwいいじゃん!と思ったのですが…
ゆらゆら動くシャックルが目障り
音ではなく気になったのはフラフラ揺れるシャックルの動きなんですよ。
静止していることはほとんどなくて,車内を歩いたくらいのわずかな揺れにも反応していつまでもフラフラ動き続けるんです。
見た感じ2~3Hzくらいの早い周期の揺れ方なので,もの凄く目障り。
支点からのシャックルの長さが4.25cmだから,ざっくりと振り子の周期を計算すると約0.4秒=2.5Hzで大体合ってるな。
このやり方はだめだ!
シャックルのピンを通す方法を考える
アイプレートにとり換える作戦
真鍮の船舶金具をお取り寄せしたとき,他の用途のために買ったものの,これの方がぴったりじゃんと思ったのがこちらのアイプレート。
ただ,現在のアイストラップとはビスの位置が全然違うので,穴を埋めて目立たないように修正するのが大変。
いっそすぐ近くに追設しようかとも思いましたが,いかにも取って付けたようでかっこ悪い。
冷静に考えるとボツだな。
アイストラップにスペーサーをかませる作戦
そもそもアイストラップの穴が天井にぴったりくっついていることがシャックルのピンを通せない原因なので,アイストラップと天井の間にスペーサーを入れて穴の位置を浮かせればいいんでねえの?
シャックルのU部の内幅は実測すると16mmくらいなので,幅が15mmで高さ5mmくらいのプレートをスペーサーとして挟んでやれば,シャックル本体の通り穴で膨らんだ部分が天井に干渉しなくなるはず。
失敗しても元に戻せるので,やってみんべ。
スペーサーの製作
さっそくホームセンターで900mm×5mm×15mmの桧工作材を調達。
長さ51.5mmに切断します。アイストラップの全長が47.5mmなので,両側に2mm余裕があります。もちろん2個ね。
アイストラップのビス穴に合わせて直径6mmの穴をあけます。ビスは2.7mmですが,スペーサーにはねじをきかせず,位置の微調整もできるようにしたかったので,ガバカバの穴にしたわけ。
天井の板に色を合わせるため,毎度おなじみのカンペハピオ 水性木部用ステイン ヌーロのメープルで塗装。
天井の板に接する面は塗りません。
色ムラがありますが,ほとんど隠れちゃうからいいべ。
スペーサーの取り付け
充分に乾燥させたら,天井と接触する部分にはみ出したヌーロを紙やすりで擦り落し,木材の肌を出しておきます。
はみ出た塗料ででこぼこした面を平滑に仕上げるのと,外したくなったときに塗料が相手側にくっつかないようにするためね。
アイストラップのビスを外してスペーサーを挟み,再びビスで取り付け。ビスの長さは充分そうだったのでそのまま使用しました。
見た目はばっちり。色も合っているし,自然な感じで悪目立ちしないです。
シャックルを取り付ける
アイストラップにピンを通す方法でシャックルを取り付けしてみます。
うまくいきました。やっぱりこっちが正しい姿ですよね。
もちろんネビュラチェーンを展張しても問題なし。
シャックルはネビュラチェーンに取り付けた状態でぐるぐる巻きにして収納します。これにて一件落着。
まとめ
今まで通りネビュラチェーンをカラビナで吊ることにしておけばこんな苦労はする必要はなかったのですが,どうしても真鍮のシャックルを使ってみたかったので,これくらいの手間は何でもないです。
最初は真剣にアイストラップの横にアイプレートを追設しようと考えたのですが,天井を意味不明の金具だらけにしなくてよかったですよ😌