ジャパンキャンピングカーショー2023に行こうかどうしようか考え中のしんこです。
もう明日から始まっちゃうな。
こちらの続き。
キャンピングカーで行く白川郷・五箇山 Day2
平湯温泉で朝湯
平湯の湯
梓川SAを5時頃に出発。
国道158号を西へ進み,途中の道の駅 風穴の里で朝食&身支度を整えます。
道の駅 風穴の里の出発は7時半。
昨年の9月に訪れた上高地へ向かう釜トンネルも今は冬季通行止め。
中の湯ICから安房トンネルを通って平湯バスターミナル駐車場に到着したのは8時頃。ここから徒歩5分の”平湯の湯”で朝湯を楽しもうってわけ。
冬季の営業時間は8:00から21:00。ずいぶん早くから移動してたのはここの営業開始時間に合わせるためでした。
入浴料は寸志。¥300程度ということらしいので,こちらの寸志箱に2人分の¥600を投入。
右が男湯で左が女湯。洗い場もなく露天風呂に浸かるだけですが,雪景色を眺めながらの朝湯は最高です!
高山で思いがけないお得情報と飛騨牛ランチ
市営天満駐車場と匠バス
平湯バスターミナルから国道158号をさらに西へ進んで高山市の市営天満駐車場到着は10:20。
事前に調べておいた駐車料金は,8時から20時の間で30分ごとに¥150で確かにその通りでしたが,嫁さんが公衆トイレの脇にある看板にお得な情報を発見。
なんとこの駐車場から出ている高山市内観光の匠バス(全区間運賃¥100)に駐車券を持って乗ると,駐車料金が3時間分無料になるのであります!
次のバスは10:55。¥200のバス運賃で¥900分の駐車料金が無料になるのですから利用しない手はありません。
「ああた。あたしがバスに乗るから,ああたは先に歩いて行きなさいよ。そうすれば¥100で済むでしょ!」という冗談とも本気ともとれない話もでましたが,もちろん2人で仲良く乗りましたよ。
匠バスはブルーの派手な外観で,内装はレトロな作り。
天井には龍のペイントも。これに乗るだけでも観光気分が盛り上がりること間違いなし。
なお帰宅後に高山市の施設情報Webサイトで天満駐車場を調べなおしても”匠バス”で3時間無料の情報は一切なし。兄さんここだけの情報ですぜ。高山へ行くなら天満駐車場から匠バスで市内観光へGO!
飛騨牛 丸明
さんまち通りバス停で匠バスを降り,高山駅方面へ歩くこと10分。
やってきたのは飛騨牛 丸明。
こちらで昼食にしますよ。
今日は1月27日の金曜日。お得な平日限定ランチがあるので,もちろんその中から飛騨牛切り落とし焼肉御膳¥2,180を注文です。
弾ちゃ~く。今!
美味しそうw
たまらん。
肉が足りなければ単品で追加しようと思ってましたが充分でした。
これからまた買い食いするしな。
ファミリーストアさとう 国分寺店
食後は高山散策。
たまたま見つけたファミリーストアさとう 国分寺店に立ち寄り。
ご当地食材や惣菜,土産物,地酒など品揃えが豊富で見ていて楽しい。
大人気のためお1人様5個までという表示につられて”あげづけ”をお買い上げ。写真も撮らずにこの日の夜食す。
そして思わずおおっ!とうなってしまうビジュアルのラインケーキも。残り1本で写真の撮り忘れに気づく。
またどこかで出会ったらきちんと撮影して写真を差し換えです。
上三之町から鍜治橋を渡ってすぐのお店なので,高山に行ったなら覗いてみるといいかもよ。
古い町並 上三之町
高山観光の中心と言えばやはりこちらでございましょう。
しかし…ここはドコノクニデスカ。
行き交う人の9割は外国からの観光客と言っても過言ではない状況。だって日本語が聞こえないんだもん。
入ったお店では店員さんに「こんにちは。」と日本人であることをアピール。なんでそんなことをしたくなったのか意味不明なくらい海外からの旅行客で溢れていました。
入国規制大幅緩和から3か月。観光地がざわつく前にという目論見は脆くも崩れました。
時すでに遅しであったのう。
まあ台湾の九份に押し寄せる日本人だって彼らから見たら同じだよね…
上三之町を通り抜け,中橋を渡って陣屋前交差点の陣屋だんご店でだんこ1本¥90を食して高山観光終了。
白川郷合掌造り集落へ
中部縦貫自動車道(無料区間)➡東海北陸自動車道経由で道の駅 白川郷
いよいよ白川郷へ移動。目的地は本日の停泊地,道の駅 白川郷です。
さて高山市から白川郷へのルートですが,中部縦貫自動車道の無料区間+下道で行こうとすると飛騨清見から大きく南へ転進。荘川町を迂回するようなルートになるため,78.8kmで89分。
一方,飛騨清見から東海北陸自動車道を使うと山間部を一直線にショートカットして46.4kmで46分。ETC料金は¥840。
いつもは下道派の自分ですが,走行距離が短く費用対効果が圧倒的なので迷うことなく東海北陸自動車道経由で向かいます。
約50分で14時過ぎに道の駅 白川郷に到着。
道の駅 白川郷から白川郷合掌造り集落へ
白川郷合掌造り集落へ行くにはせせらぎ公園駐車場を利用するのが一般的ですが,自分は道の駅 白川郷から徒歩or路線バスを利用することにしてみました。
せせらぎ公園駐車場の営業時間が17:00までなので,そればかり気にしているとゆっくり楽しめないんじゃないかと思っただけで他意はありません。
もっとも宿泊する方以外の集落散策は8:00から17:00までの時間帯でお願いしますなんですけどね。
道の駅から歩いて行こうと思う人はほとんどいないと思いますが,参考までにルートと所要時間を。
徒歩ならばこのルートで行けば歩道が整備されていて,除雪もしっかりされていました。雪道でも30分かからずに白川郷バスターミナルに到着できます。
そして路線バス。
道の駅から徒歩5分の飯島公民館前に濃飛バスの「飯島」と加越能バスの「飛騨飯島」バス停があります。
時刻表はこちら。
所用時間は概ね4分程度ですが,便によっては11~13分。運賃は¥190。
運行本数が少ないのと白川郷行は高山や高岡などが始発でかなりの距離を走ってくるので,特にこの時期は時刻表通りにくるかどうかが気がかり。
自分も「飯島」14:44発に乗るつもりでバス停に向かいましたが,徒歩の方が確実な気がしたのでそのまま歩いちゃいました。
白川郷合掌造り集落
歩くこと30分。15時頃に白川郷合掌造り集落に着いたw
まずは集落の入り口近くのおみやげ処 めめんこで”どぶろくきんつば”¥150を2個お買い上げ。ばら売りは最後の2個でした。おお!いきなりついてるぜい。
欲しかったきんつばが手に入り意気揚々と散策を始めますが…こちらも高山の上三之町と同じでドコノクニデスカ状態。
しんとした静寂はありませんです。
それでも集落の奥へどんどん進むと誰もいなくなっていい感じになってきました。
寒波のおかげで雪がいっぱい。こういうのを見るためにはるばるここまできたのさ。
牡丹雪も降り始めて雰囲気がますますよくなってきたと思ったのですが,降雪はどんどん激しくなり,スマホの画面もびちょぴちょでまともに操作できないレベルに。
気温も下がり始めて状況は厳しくなってきました。
16時を過ぎるとお休み処も閉店しはじめます。
寒いのでおしるこで温まりたい!とうろうろ探して辿り着いたのは西野モータース。おおよそ飲食店の屋号ではないですが,しっかりcaféの営業をしていて,お品書きの貼り紙に”ぜんざい”を発見。
こちらのぜんざいは自家製の栃餅入り。¥700とちょっとお高目な感じもしますが,栃餅入りなんて珍しいし,もたもた考えている余裕はありませんので注文します。
寒い中でカウンター内のおじさまとお話しながら食すぜんざい。美味でござった。
合掌造り集落に滞在していたのは90分ほど。充分堪能したので撤収します。帰りのバスまではまだ1時間以上あるのでまた歩いて帰ろう。
大雪の道の駅 白川郷
停泊する陣地はしっかり確保できましたが,雪は一向に止む気配がありません。
おでんと高山で手に入れた”あげづけ”etc.で夕食にして,今夜は早めに寝ることにしましょう。
そうこうするうちに窓に着雪しはじめて外のようすを伺うのも困難になってきました。風も出てきて時々車体をぐらぐらと揺すります。
何台か停泊するらしいお仲間がいるのでまだいいほうですが,何とも心細い状況。
スーパーロングトレインにはトイレが装備してあるので,荒れた天候でも車外に出なくて済むのがせめてもの救いです。
就寝中にFFヒーターの排気管が雪に埋まるかもしれないので未明のタイマー起動は封印。
電気カーペットと毛布2枚,封筒型のシュラフを開かずにそのまま掛布団にするという技*1で完全武装しておやすみなさい。
つづく。
*1:幅はありませんが厚みは2枚重ねと同じになります。