くるま旅に出たくてうずうずしているので近場の一人旅を画策中のしんこです。
♪おとこの~たびはひとりたび~ 御意見無用。
ジャパンキャンピングカーショー2023の記事で中断しましたが,通常運行に戻ってこちらの続き。
キャンピングカーで行く白川郷・五箇山 Day3
大雪の影響で予定が崩れる
道の駅 白川郷
朝5時頃の道の駅 白川郷。
雪は少し弱まりましたが,スーパーロングトレインは御覧のとおり。
スライドドアからの出入りはできますが,運転席と助手席のドアは雪が溶けて流れた水が結氷してドアノブが動きそうもありません。無理に動かすと壊れそうなので,溶けるまでは放置。
FFヒーターの排気管は雪に埋もれるまではいってませんでした。念のため周囲の雪を払っておきます。
これでFFヒーターを起動しても心配なし。
夜間にずいぶんとお仲間が増えてました。一般車でこの環境はかなり厳しそう。
道の駅の前の国道と,白川郷ICへの道路は除雪作業の真っ最中。この後に道の駅の駐車場も除雪してくれましたよ。
道の駅 白川郷の出発予定時刻は7:40。スーパーロングトレインの雪を払い,寝具を片付けて朝食…なとどやっているとあっという間に出発時刻になります。
除雪作業のオペレーターさんお疲れさまです。お世話になりました。
今日の予定は国道156号を北上して五箇山菅沼合掌造り集落を散策。そこから約40分移動して庄川峡遊覧船船着き場を目指し,小牧港発10:20の遊覧船に間に合えば乗船という流れ。
スケジュールがきつめですが道路の状況が良くないので無理はしません。
五箇山菅沼合掌造り集落
雪が降り続く中,慎重に運転して8時過ぎに菅沼展望広場駐車場に到着。ここで前を走行していた軽トラも駐車場側にウインカーを出して停止。
軽トラを降りたのは菅沼世界遺産保存組合の人で,こちらに向かって送ってきたのは腕をクロスして×のサイン。近寄ってみると駐車場内はまだ除雪の真っ最中で,大雪のため集落にも入れないとのこと。
こればっかりは仕方ありません。雪景色を願ってはいましたが激し過ぎました。無念の通過です。
とりあえずそのまま国道156号を前進。
洞門の柱越しに雪化粧した庄川峡の絶景や,利賀大橋東側主塔跡などを眺めながら峡遊覧船船着き場に向かいますが,到着が早すぎて時間を盛大に持て余すことになってしまったのでこちらもパス。
次の目的地砺波市健康福祉施設 ゆずの郷 やまぶきでのんびりお風呂に入ることにします。
朝からバタバタと予定が崩れましたが,午後は富山市内観光の予定なのでそちらで取り戻せばいいべ。
砺波市健康福祉施設 ゆずの郷 やまぶき
砺波市健康福祉施設 ゆずの郷 やまぶきに到着したのは9時過ぎ。
駐車場は除雪された形跡なし。雪を踏みつぶして駐車。4WDじゃなかったらやばいレベル。
スーパーロングトレインの顔面もバキバキに凍結してます。やっぱり冬は厳しい。
さて砺波市健康福祉施設 ゆずの郷 やまぶきの営業時間は9:00から19:00なのでもう入浴できます。料金は¥510。入浴券を提示すれば今日中は何度でも利用可能だそうですよ。
お湯については公共施設の性と言いましょうか…温泉ではあるのですが塩素臭はします。ただし洗い場は奇麗で混雑もしていなかったので,さっぱりとすることができました。
料金も安く営業時間も割と長いので旅の途中の立寄り湯としてありだと思いますよ。
富山市内観光
ますのすし本舗 源 ますのすしミュージアム
さっぱりしたところでやってきたのは,ますのすし本舗 源 ますのすしミュージアム。移動は約50分で到着は11時過ぎ。
突入!
料亭から始まり,駅弁業に事業を拡大していったという歴史があるので,全国の駅弁の掛け紙の展示があったりします。
今の駅弁はボール紙の箱が主流なので収集する気も起きませんが,湯気でしわしわ&紐で縛る時代の掛け紙は自分もコレクションしていました。ポケットファイルに整理してたんだけどどこにしまい込んだのやら。
展示の背景がDE10牽引の旧型客車列車というのが渋い。
最後部の貫通路は転落防止のチェーンが掛かっているだけ,走行中もデッキのドアは開けっ放しで涼む…今じゃ考えられませんが懐かしい。
工場の製造ラインは撮影禁止。でも思ったより人手がかかっていて,それなりの価格がする理由がわかりました。
面白かったぞ。
売店もあるのですが願わくは気軽に買い食いできるように,小分けにしたおにぎりサイズのますのすしを販売して欲しいです。
システムパーク富山駅北口
本日の停泊地は富山駅直近のシステムパーク 富山駅北口。駐車料金は24時間最大¥800。
こんなところに布陣できるのもトイレが搭載されているキャンピングカーのなせる業。行動の自由度が増しますよ。
場所と料金はいいのですが,駐車場内は前日降った雪がそのまんま。
ここも4WDじゃないとやばかったかも。実際にスタックしている車両もいましたし,状況を見て入場を断念する車もいっぱいいましたから。
もっともお向かいのタイムズとやマルシェも除雪されていませんでしたけどね。
とやマルシェ内にある西町大喜の中華そばで昼食。壁に元祖 富山ブラックラーメンの看板あり。
中華そば並¥850と中華そば並+ライス¥1,000を注文です。
しょっぱかったあ。注文のときお姉さんが1つはライス付けなくていいんですか?と聞いてきた意味がわかりました。ラーメンをご飯のおかずにする流儀なのね。学習しました。
お腹が癒えたので徒歩での富山市内観光スタート。
富山市役所展望塔
こちらには無料で観覧できる展望塔があるのです。
エレベーターで70mの高さまでギュイーンと上れば富山湾や…
立山が一望できます。
土・日・祝日も観覧できるのでおすすめよ。
富山市ガラス美術館
お次に向かうのは富山市ガラス美術館。
途中に富山城があるので軽く攻め落としましょう。
富山市ガラス美術館の常設展観覧料は¥200ですが,JAF会員優待で¥170。
常設展は4階と6階の展示を観覧できます。
6階の展示は写真撮影可なのですが,SNSでの発信は不可。
華やかで一見の価値がありますのでぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。
市内電車
さて富山駅方面へ戻りましょう。
帰りは富山市ガラス美術館の前にある西町電停から富山地方鉄道の市内電車に乗ります。運賃は¥210。
新旧の車両が混在してますが,自分が乗車したのは旧の方。
グオーンというモーターの唸りとときどき響くドコドコドコドコというコンプレッサーの音。これがいいのよ。
富山駅周辺の商業施設をうろうろしていたらあっという間に時間が経過。
疲れたのでスーパーロングトレインに戻って一休み。
富山湾の旬の味覚を楽しむ
だい人
スーパーロングトレインの中でゴロゴロしながらあさま山荘事件のドキュメンタリー番組に喰いついていたらあっという間に出かける時間に。
これから富山湾の冬の味覚を楽しむのです。
本日チョイスしたお店は”だい人”
超人気店で予約は必修とのことらしいので3週間前にばっちり予約しておきました。システムパーク 富山駅北口からは徒歩15分です。
店構えの撮影も忘れて入店。
冬のおすすめメニューから特にぶりを中心に絨毯爆撃します。
まずはぶりの刺身。
お次はぶりカツ。これは珍しい。
そしてぶりしゃぶ。注文は全部1人前で嫁さんとシェア。いろんな種類を少しずつ楽しむという戦法です。
こちらはげんげの天ぷら。げんげついての詳細はこちら。
飲物もいつの間にかビールから日本酒に移行してますな。
またまた冬のおすすめメニューから真鯛の白子ポン酢。
最後にぶりカマ塩焼きで終了。酔っぱらっていて撮影してねえし。
ごちそうさまでした!
さて今夜は蟹にいっさい手を出しませんでしたが,それは明朝からの帰り道の途中で道の駅 能生に寄り道して,かにや横丁で蟹三昧という作戦を立てていたからなのです。
最終日もまだまだ楽しみは続きますよ。
しかし夜中に目覚めてスマホを見たら絶望的な情報を目にしてしまうのでした。
つづく。