お正月気分のまま仕事始めの日を迎えてしまったしんこです。
今回は雪道走行後のボディケアのお話。
温泉旅で激しく汚れたスーパーロングトレイン
冬道は雪あり水あり凍結防止剤あり
新野地温泉から帰ってきた翌日のスーパーロングトレイン。
この写真だとそれほど汚れているようには見えませんが,近くに寄ってみると…
跳ね上げた泥で激しく汚れています。
マッドフラップが欲しくなるぜよ。
泥汚れだけではなく,タイヤハウスには黒い氷が溶けずに残ったまま。
FFヒーターの排気管にも氷塊が。
足で軽く蹴ったらガサッと落ちました。がっちり凍結したままの状態でやったら排気管を破損していたかも。
温泉旅の雪道走行ではウエット路面から始まり,圧雪路,シャーベット状の積雪路などが入れ代わり立ち代わり出現。
跳ね上げた雪がタイヤハウスや床下に付着し,走行風で冷やされてどんどん凍結していくというパターン。
雪道から抜け出して半日以上経過しているのに,気温が低いせいかまだ凍りついたままで,屋根の上にも雪が残ってました。
やっぱり冬は厳しいね。
氷はそのうち溶けるし,車体の汚れが泥だけだったらそれほど神経質になる必要もないんですが,厄介なのは凍結防止剤。路面の凍結を防いでくれるという点ではありがたい凍結防止剤も,主成分である塩化カルシウムや塩化ナトリウムなどが車にとっては大敵。
塩害で金属が腐食し,錆を発生させてしまいます。
さらに凍結防止剤まみれになるのは洗浄しにくい下回り。早いとこ洗い流さないと。
高圧洗浄機を求めてコイン洗車場へ
自分が洗車するときは基本的に手洗い。
高圧洗浄機を使用するのは10数年ぶり。ラリーのレッキ終了後,サービスパークに帰る途中でレッキ車を洗車したのが最後だと思います。
ちなみに本番車はサービスの時間内で洗車するので,バケツの水と雑巾で泥を拭くという荒っぽい方法です。
話が脱線しましたが,普段の洗車では高圧洗浄機に頼ることはありません。意外と汚れは落ちませんし,結局手洗いすることになるのでわざわざコイン洗車場に出向いてお金を使って…ということはやらんです。
ただし下回りの洗浄となれば話は別。今回は下回りの凍結防止剤を洗い流すためだけにコイン洗車場に行ってきました。
初めてのコイン洗車場。
洗車ブースに収まったスーパーロングトレイン。
吊り下がったホースとアームがハイルーフには辛いですね。
屋根やサイドオーニングにホースが擦らないよう苦労しましたよ。
コインを¥400投入して6分間の水洗い開始。ボディは腰から下だけをサッと流し,あとは徹底的に下回りのみを洗います。
時間との戦いだから写真なんて撮る余裕なし。
ピーという音と共に水が止まったら,びしょ濡れでまだ薄汚れたままの姿で撤収です。
自宅で仕上げの洗車
自宅に戻り洗車を続行。
通常ならボディの上から下へという順序で行うのですが,今回は下回りの仕上げから。アクアガンをジェットにして細かいところまで水を当てて流し,ホイールも洗剤で丁寧に洗います。
家庭用の高圧洗浄機が欲しいと思うところですが,稼働率を考えるとちょっとね…って感じですかね。
下回りが一段落したらいつもの手順で洗車を開始。
屋根の上にはまだ雪が残ってました。
過去に紹介した洗車用品はしっかりと活躍。
最近投入した小型脱水機もいい仕事してくれています。
約2時間でピカピカに。
ちょうど年末だったので,これですっきりと新年を迎えられるな。
まとめ
素人ができる範囲のことですが,それなりに凍結防止剤を洗い流すことはできたと思います。
自分が初めて中古で手に入れ,北海道で使っていた1982年式のAE70カローラはドアの下がザクザクに錆びていて,晩年にはフェンダーに穴が空くほど腐食が進行していました。
はたして凍結防止剤によるものなのか,当時の鋼板が腐食に弱いものだったのかは判りませんが,買い換えるしかない状態にまでなっていたことは確かです。
スーパーロングトレインには長く乗りたいので,雪道で遊んだ後はダメージが残らないようにしっかり手入れしようと思います。
帰ってきてからが大変だけど,また雪の温泉に行きたいね。