冬は雪景色の温泉に浸かるのが何よりも楽しみなしんこです。
湯のありがたみが半端ないぜ。
今回はそんな雪が降る地域でのキャンパー装備のお話。
降雪で機能しなくなるキャンパー装備
寒冷地の環境は厳しい
寒い冬は辛いことが多いですが,この季節ならではの楽しみもあります。
昔は仕事が終わった金曜日の夜,毎週のように車にスキーを積んで出かけていたこともありました。
この頃は多くの車の屋根にスキーキャリヤが付いてましたね。
今はすっかり楽な方にシフトして雪景色の温泉に浸かるのが冬の楽しみ。
温泉は季節を問わず楽しめるといえばその通りですが,やはり寒い時だからこそ暖かい湯のありがたみが身に染みるってもんです。ああ幸せ♨💕
どちらにしても降雪を求めて寒冷地へ行くわけですから,車にとって過酷な環境であることには間違いありません。
特にキャンピングカーは特殊な装備がたくさんあるのでそれがどうなってしまうのか心配ですよね。
スーパーロングトレインのボディ自体はほぼハイエースの寒冷地仕様車そのまんまなのでそれほど心配するところはなく,帰着後に融雪剤をしっかり洗い流すことだけを気にしていればよいのですが…
キャンパー装備でやはり厳しいものがありました。
ソーラーパネルは晴天になってもしばらくはダメそうよ
まあほとんどの方がそうに決まってるじゃん!とすぐ思いつくのがソーラーパネル。
雪が積もればソーラーパネルは埋もれてしまいますし,そもそも雪が降り続いている天候では太陽光も期待できません。
スキー場で車を動かすことなく連泊するとなると,サブバッテリーの消耗が心配。
自分の場合は温泉を楽しむのが目的ですから基本的にお宿に宿泊。翌日は移動というパターンなのでサブバッテリーの心配はそれほどありません。
車を走らせれば走行充電はできるし,ソーラーパネルに積もった雪もすぐに吹き飛ぶし…と思っていたのですが,実際にはこの通り。
お宿を出発したときは20cmくらいの積雪に覆われていましたが,既に降雪地帯を脱出して100km,2時間半ほど走った地点で撮影したものです。
屋根の半分から後ろにはたっぷりと雪が載ったままです。
確かにこの日の気温は1℃くらいで寒かったとはいえ意外に無くならないですね。
雪のない地域をこの姿のまま走っていたので,他の車からは奇異の視線を受けまくりでした。
結局この後も状況はあまり変わらず,一夜明けた翌日の朝がこれ。
完全に雪に覆われたままですな。
ワイパー付近にもがっつり氷が残っています。
この日は快晴で日中の気温も10℃をオーバーするくらいまで上昇。
車は動かすことなく一日中日に当たってましたが,屋根の雪が完全に溶けたのは日没頃。
晴天の日中でもソーラーパネルはほとんど機能しない状態でした。
まとめ
冬にありがちな雪や寒さでキャンパー装備が機能しなくなるという一例でした。
積極的に雪を取り除けばいいように思いますが,載っかっているのはさらさらの雪ではなく凍結した氷の上に雪が積もっている状態なので,あまりガリガリやるとソーラーパネルをやっつけてしまうことにもなりかねません。ここはおとなしく溶けるのを待った方が良いでしょう。
自分のスーパーロングトレインの場合は出先で屋根にアクセスする術もないですしね。
この他にも水栓の凍結などの心配ごとはありますが,また経験したときに記事にしたいと思います。