しんこのブログ

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ハイエース キャンピングカーで行く夏の東北キャラバン 家庭用エアコンなしのバンコンで快適に車中泊はできたのか!?

早朝5時にスタートするランニングでも暑さでオーバーヒート&グロッキーのしんこです。

 

前回は夏のキャラバン出発準備と題した記事を投稿しましたが,実は予約投稿で公開したものなので,記事が公開された頃には5泊6日の東北キャラバンに出発していました。

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さて,自分のスーパーロングトレインには家庭用エアコンが装備されていません。皆さんも気になる夏のキャンピングカー旅で快適に車中泊することはできたのでしょうか?

 

結論から言いますと良く眠れました。ただし今週のような状況だと厳しいでしょうね。

 

 

 

少しでも涼を求めて 一番星北へ帰る

北海道をキャンセル 行き先を東北に変更

当初は8/1(土)新潟発の新日本海フェリーで北海道へ渡る予定でしたが,諸般の事情で断念。

急遽自走で行ける目的地に変更しましたが,少しでも涼しいと思われる地域ということで東北方面を目指すことに。

 

計画は全旅程6泊7日。

そのうち3泊目は温泉にたっぷりと浸かりたいのでホテル泊。

4泊目はキャンプ場泊りとして,溜まったごみの廃棄や清水・排水タンクの水交換,外部充電などキャンピングカーの整備補給をするプラン。

 

その他は道の駅で仮眠させてもらうことにしましたが,ここで配慮したのは道の駅の標高。

自分が使用している道の駅のアプリには基本情報として標高のデータが掲載されているので,なるべく標高の高い所をチョイス。

play.google.com

タイムスケジュールが前後することも予想されるので,後は実際に現地付近の状況に合わせ臨機応変に対応します。

 

ピンポイントの天気予報を駆使する

最近のインターネットの天気予報はピンポイントで調べることができるので,これを駆使して停泊予定地の予想気温を調べておきます。

 

重要なのは到着頃から明け方までの気温。自分の場合25℃程度なら充分涼しい領域です。

 

扇風機やサーキュレーターは装備せず マックスファンベンチレーターと網戸だけが頼みの綱

自分も過去に夏を快適に過ごすための装備をいろいろ調べたりしましたが,実際に辛い思いをしてから考えればいいやといういい加減な思考回路なので,今回はマックスファンベンチレーターと網戸以外に停泊中涼しくなるための装備は一切なし。

 

特に辛い思いもしなかったので,今現在でも何かを導入するつもりは全くなし。う~んシンプル。

 

自際に車中泊の様子はどうだったか

8/2(日) 道の駅 にしかわ(山形県)

月山の麓の道の駅。標高は239.9m。

まじめに気温のデータを採っていたわけではないので,気象庁のデータを借用すると,停泊中の気温は到着時から明け方までで,25℃→20℃。

 

停泊している車両の台数も少なく,エンジンをかけっぱなしの場合が多いトラックも皆無。

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窓を少し開けておくだけで自然風が吹き込み快適な睡眠。

 

標高も大事ですが,窓を開ける時は騒音があると厳しくなるので閑散としていることも重要ですね。

 

8/3(月) 道の駅 にしめ(秋田県)

秋田県の海岸沿い,海抜わずか9mの道の駅。

予定ではもっと北へ進出しているはずでしたが,予定外の訪問地を加えたので日没終了でこちらに停泊。

 

停泊地候補として1つ手前の道の駅 象潟もあったのですが,駐車している車両が多かったのでパス。

 

標高が低いのが心配ですが,オプティトロンメーターの外気温表示が27℃を表示していたので,問題なかろうと判断。

気象庁のデータでは25℃→21℃。

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駐車場が広大な道の駅だったので,トラック溜まりからたっぷりと距離をとって駐車。少し窓を開けてマックスファンを低速で回して快適に睡眠。

 

深夜にトラックが侵入してきて(写真の左端),エンジン音が気になる場面もありましたが,夜半には窓を閉められるレベルにまで気温が下がったので問題ありませんでした。

 

8/5(水) 酸ヶ湯キャンプ場(青森県)

標高900mにあるキャンプ場。

14時過ぎに到着した時点で23℃。暑さとは無縁の世界。嫁さんが長袖を着用しているくらいですから。

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天候が下り坂で,深夜には雨が降り始めましたが,窓を閉めた状態で就寝していたので問題なく快眠。

 

8/6(木) 道の駅 尾花沢(山形県)

この頃は既に関東が灼熱地獄とのニュースに接していたので,もたもたせず一気に帰宅する作戦に変更。

 

行ける所まで南下して停泊することにしましたが,暑いエリアに突入してしまう危険も。オプティトロンメーターの外気温表示も山間部では25℃まで下がるのですが,市街地に入ると30℃に上昇してしまうという悩ましい状態。

 

道の駅 尾花沢に到着の頃は27℃の表示になったので,何とかなるべと判断して停泊。

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窓開け&マックスファンで何とか眠ることはできました。気象庁のデータは27℃→22℃,これくらいの気温が安眠できる限界の感じがします。

 

まとめ

自分がキャンピングカーをあれこれ検討している時は,家庭用エアコンは絶対欲しい装備と思っていましたが,予算やベース車両選択にあれこれ悩んだ結果,運用でカバーしようという考えに落ち着きスーパーロングトレイン購入を決意しました。

 

今回の東北キャラバンはそれを実践したわけですが,気象条件がまあまあ良かったことと,休みがずれていたので道の駅の混雑を回避することができたことなど,ほぼ作戦通りにいったようです。

 

ただし,暑い寒いの感じ方には個人差がありますし*1,行きたい所も山や海,街とそれぞれ違います。

それに夏本番はこれから&残暑の頃はどうなるかまだ未経験。

 

今回の実績で「エアコンなしでもなんとかなるかもよ。」というには尚早だと思いますが,キャンピングカー選びで自分と同じような悩みを抱えている方に一つの参考としてお読みいただければ幸いです。

 

 

 

*1:自分&嫁さんは自宅の冷房設定温度を28℃以上にする人種です。