tigerair 台灣虎航/タイガーエア台湾の夏ダイヤ販売開始期間限定セールでまたまた台北行の航空券を確保してしまったしんこです。
セール告知の段階で,いつも利用している茨城空港(IBR)便が2025年夏のフライトスケジュールから消滅しているという波乱がありましたが,自宅から茨城空港へ行くより下道で45分遠いだけだから…ということで成田空港(NRT)便の航空券争奪戦に参加。
その結果,往路・復路とも最安値である¥9,000の航空券を押さえることに成功しました。
ただし2名分の往復航空運賃¥36,000に日本国際観光税やら政府から課される保安税,空港旅客施設使用料,予約手数料など¥19,156が加わって総支払額は¥55,156となりました。
それでも激安ですよね。
その他に茨城空港では不要な駐車場代がかかりますが,これは致し方なし。
ここのところキャンピングカーのお話と台湾グルメ旅をかわるがわる投稿していますが,今回は台湾グルメ旅でこちらの続きです。
2024 2度目の台湾グルメ旅 Day1夜
桃園機場捷運/Taoyuan Airport MRT
桃園機場捷運/Taoyuan Airport MRTの機場第一航廈/Airport Terminal 1 発18:13の快速列車に乗車。
所要時間36分で18:49 台北車站/Taipei Main Stationに到着です。
出るところを間違えて,北門あたりまで行っちゃいましたが,また台北にキター!
チェックインする前に,ホテルの隣にある老蔡水煎包 漢口店で鮮肉包(シェンロウパオ=豚肉まん) NT$20をお買い上げ。
洛碁大飯店花華分館 Green World Flora Annex
今回のお宿は前回の5月と同じ洛碁大飯店花華分館 Green World Flora Annex。
こちらは明るい土曜日の朝に撮影した外観。ホテルにセブンイレブンがくっついていてなまら便利。
こちらのツインルームに3泊します。
写真はチェックアウト時のものなので,寝具がぐちゃぐちゃなのはごめんなさい。
照明や空調は枕もとのリモコンで操作するスタイル。
冷蔵庫とドレッサー。
テレビにはAndroid TV Boxが接続されていたので,YouTubeやNETFLIX,prime videoが視聴できます。
自分は滞在中ずっとYouTubeばかり見てました。ログインすれば自分の登録チャンネルや再生リストも出てきます。
現地の放送を全く見なかったので,あまり海外のホテルにいる感じがしなかったですね。
トイレはこんな感じ。なぜか振り返らないとトイレットペーパーに手が届かないのが台湾あるある。ウォシュレットはありません。
下水道が貧弱なためか,台湾のホテルではトイレットペーパーを流せないところが多いですね。
チェックイン前に買った鮮肉包を食べたら出陣です!
延三夜市
さて初日の夜のターゲットはMRT中和新蘆線/Zhongh-Xinlu 大橋頭駅近くの延三夜市(イェンサンイエスー)。
しかし我々はMRTには乗らず,大好きな路線バスで行くのです。
中華路北站から206系統 職能發展學院二行きに乗って11分。8つ目の延三観光夜市で下車すれば到着です。
灶頂 原汁排骨湯 高麗菜飯
最初に突撃するのはこちら。灶頂 原汁排骨湯 高麗菜飯(ザオディン ユェンズーパイグゥタン ガオリーツァイファン)。
かなり渋い店構え。
営業時間は20:00までで,既に閉店時間になってましたが,まだ大丈夫ということで食べさせてもらえました。間に合いそうにないと諦めていたので,心残りにならなくてよかったw
メニューはシンプル。店の名前にもなっている高麗菜飯(ガオリーツァイファン=キャベツの炊き込みご飯) NT$30と原汁排骨湯(ユェンズーパイグゥタン=骨付き豚肉のスープ) NT$90を注文。
弾ちゃーく。今!このあとも色々食べたいので,2人でシェア。
ご飯もスープも優しい味わいです。豚肉は骨から簡単に剥がれちゃうくらいホロホロ。
うまぁぁぁぁぁあ!!!
わははは。出だし好調だぜ。
黄大腸煎
次は少し南側に戻ってこちらの屋台,黄大腸煎(フワンダーチャンジェン)へ。
香腸(シャンチャン=ソーセージ)を1條 NT$35を注文。
これだけで何となく申し訳ないです。
このソーセージはそれだけ食べると甘くて妙な味ですが,添えてある生にんにくのスライスといっしょに食べると…激うま!
近くのコンビニで缶🍺を買ってきているので,うまさ倍増。ここへ来る前には絶対に🍺を調達すべし。ああ止められん。
立て続けに食べたので少し歩きます。お客のほとんどは地元台湾人で観光客はほとんどいません。
道路の向こうのあの店もいい雰囲気だなあ。
延三夜市の入口から約600m。改装中ということは知ってましたが,もしかしたら再開してるかも…という淡い期待を抱いて老牌張猪脚飯(Google マップ)まで歩いてきました。
結果は残念ながらまだ改装工事中。次回に再訪だな。
夜市もこの辺りまでっぽいので,折り返します。
施家鮮肉湯円
3軒目はこちら。施家鮮肉湯円(シージャシェンロウタンユェン)。往路では行列ができていたのでスルーしましたが,すんなり入店できました。時刻は21頃です。
ここは食べたいものがいっぱいあるんですよね。
まずは看板メニューの鮮肉湯円(シェンロウタンユェン=肉入りお餅のスープ) NT$65と麻醬乾麵(マージャンガンミェン=胡麻ペーストのまぜそば) NT$50,そして紅油抄手(ホンヨゥチャオソゥ=ピリ辛わんたん) NT$65を注文です。
始めてでも写真入りメニューがあるので何とかなりますよ。
これが鮮肉湯円。意外とお餅が大きくて食べ応えあり。うまぁぁぁぁぁあ!!!
麻醬乾麵。これでもかというくらいまぜまぜしてから食します。これも美味い!
そして紅油抄手。最初に口にしたときはピリッと辛いな…程度だったのですが,あとから辛さがじわじわきます。一瞬やべぇかなあと思いましたが,だんだん病みつきに。
全て綺麗に完食しました。うまうま。
快楽QQ球
幸せ気分で歩いていると,地瓜球(ディグワチョウ=もちもちサツマイモボール)の屋台を発見。
もちろんいっちゃいます。
原味(ユェンウェイ=オリジナルフレーバー)の小包 NT$35を注文。
お兄さんがこれから揚げるので5分待ってねと言って,油にサツマイモのキューブを投入。ぐるぐるかき混ぜては,ときどき穴のあいた蓋でぎゅゅゅぅっと圧縮するんですが,青竹で打つラーメンみたいに蓋の柄に足をかけ全体重で圧縮するという重労働。
お兄さんの奮闘ぶりを撮影しています。そのとき向こう側の屋台に蒸餃の文字を発見。
大橋頭延三蒸餃
これは動画で見たことのある,手裏剣のような独特の形をした蒸し餃子の屋台ではないのか!
これもいっちゃえ! もう止まりません。蒸餃(ジェンジャオ=蒸し餃子) NT$80も内用(ネイヨン=テーブル席で食べる)で注文です。
テーブル席で待っていると,まず地瓜球が到着。揚げたてうまぁぁぁぁぁあ!!!
外がカリカリ,中は空洞でもっちもちの食感なんですよね。日本では味わえないので絶対食べてみてね。快楽QQ球の屋台はあちこちの夜市にありますよ。
そして蒸餃も蒸しあがりました。蒸籠で出てくるのがいいよね。これも美味し。
延三夜市は歩行者天国ではありません。
中央の通りは自動車がバンバン走り,両側の歩道にテーブル席のある屋台と,沿道にあるローカル食堂で構成されているので,士林夜市や寧夏夜市とはイメージがだいぶ違っていて華やかさはないかも。
でもあまり混雑していないですし,テーブル席に座ってゆっくり食べられることや地元台湾人に人気の食堂が多いなど,自分が今まで行った夜市の中でも上位に入るいい夜市でした。
今日も全部が美味かったしな!
まだまだ気になる食堂があったので,絶対にまた来たい!
家樂福 重慶店/カルフール 重慶店
延三夜市に大満足して,徒歩で南下。
やって来たのは家樂福 重慶店/カルフール 重慶店。時刻は22時頃。
お菓子などのお土産や,欲しかった調味料などを買いました。初日にやることやっちゃえば明日からの行動の自由度が上がりますからね。もう深夜という時間帯ですが頑張りますよ。
杉味豆花
最後にスイーツを食べて本日の締めにしましょう。
寧夏夜市の近くには有名な豆花(ドウファ=豆腐のスイーツ)のお店が3店ありますが,今回は杉味豆花をチョイス。2019年以来2度目の来店です。
寧夏夜市の交差点を雙連方面に左折。
200mほど行くと,杉味豆花に到着です。この時点で22:45頃。我ながらタフですなあ。
客家嫩仙草(クァジャナァンシェンツァオ=仙草ゼリー)に花生(ファシェン=落花生)と綠豆(リュゥドウ=インゲン豆)をトッピングしたものと,傳統豆花に紅豆(ホンドウ=小豆)と芋圓(ユゥユェン=タロイモボール)のトッピングで注文。どちらもNT$65。
こちらは傳統豆花。
以前はうどんのどんぶりのような陶磁器の器だったのですが,紙の器に変わってました。何か安っぽいなあ。でも蜜は甘いし,味はいいです。
初日からやり切ったな。もう23時なのでホテルに帰るとすんべ。
1.6kmを歩いて,23時半にホテルに帰りつきました。
明日は5時にホテルを出発して阜杭豆漿に向かうので早く寝ないとな。
つづく。