久しぶりにスーパーロングトレインを洗車したしんこです。
前回洗車したのは夏の信州くるま旅に出発する前のはずなので,かれこれ1か月半くらい経ってますね。
炎天下に洗車するのはボディによくありませんし,あの暑さでは屋外で長時間活動するのも無理ですよね。今日は久しぶりに曇天で,気温も30℃を下回るかというくらいだったので洗ってやりました。すっきり。
今回は今まで封印していたわけではないのですが,鉄道模型沼にどっぷり嵌っていきそうなお話。
鉄道模型
長期運休からの運行再開
今はちょいと途切れていますが,過去にしんこの鉄ちゃん史と題した投稿をいくつかしていまして,その中に当時の列車や車両を紹介するために,模型の写真を使用しています。
使用している模型は縮尺1/150,線路幅9mmのNゲージと呼ばれる規格のもの。
模型遍歴に関する話は別の機会に譲るとして,2017年に始めた床上のお座敷運転から自作のレイアウトボードへの移転がなかなか進まず,長期にわたり運休状態。
最近になって約30%完成しているレイアウトボードに,短い距離でもいいからとりあえず線路を敷設して,常設で運転できるようにした方がいいんじゃね?という方針に転換。
単純なエンドレスの線路を敷設し,細々ながら運行を再開したところです。
眺めていて楽しくない車両
さて暫定開業とはいえ,いつでも列車を運転できるようになったので,しまいこんでいた車両をとっかえひっかえして運転を楽しんでいるのですが…
何かこういまいちなんですよね。
今回ひっぱり出してきたのはTOMIXの113系1500番台。総武・横須賀線で使用されていた通称"スカ色"と呼ばれる塗装の113系近郊電車です。
いまいちと感じてしまうのがここ。
先頭車クハ111のおでこにある種別幕の光が強すぎ&光の色が電球色で,実際に眺めていると光の塊が走ってくるようで全く実感的ではありません。
実物の種別幕は蛍光灯で照らす方式なので,ヘッドライトより明るいなんてことはありませんし,光の色は白です。
自分が所有している車両は,連結器を交換したものを除き,基本的にストック状態で保管してあるのですが,走らせて楽しくないのでは所有している意味がありません。
113系1500番台を改良する
気に入らないところは手を加えていきましょう。
なおこの模型は2011年頃に購入したもので,TOMIXの品番92824,92825に含まれるクハ111になります。
今回の改良点は次の2点。
①種別幕の光量を減光する。
②種別幕の光の色を電球色から蛍光灯の白色に近づける。
まずは車両を分解して,ライトユニットを外します。
そしてライトユニットもバラバラに分解。
ここで取り出しましたるは,いつ買ったかわからないほど古いKOKUYOのインクジェットプリンタ用ラベルシート。
表面の質感は普通紙っぽくて,厚みは薄く艶のないタイプです。
こいつを15×5mmに切り出して,蛍光ペンの青で着色。
種別幕の導光材に貼り付けていきます。
ライトユニットにセット。
車両に組み込み,組み立てが済んだら点灯テスト。
種別幕が眩しくなくなりましたし,蛍光灯でほんのり照らされているような色調になりました。
加工前と比べると…
ラベルシートに着色して貼り付けるだけのお気楽加工にしては,想像以上に効果てきめんです。
このあと,残り3両のクハ111にも同様の加工をして,113系1500番台の改良終了。
まとめ
種別幕の光が白くなっただけで満足してしまい,種別幕のステッカーを貼らないまましばらく走らせて,そのまま片付けてしまいました。
ステッカーを貼るともっと実感的になって愛着が湧くと思うのに,詰めが甘いんですよね。
さて,同様な加工が必要な車両としては,同じTOMIX製の113系2000番台,常磐線用415系,マイクロエース製の115系瀬戸内色などごろごろしていますので,気長に加工していきたいと思います。
細かい加工やパーツを追加してしてディテールを追及し,特定の番号に仕立てる…みたいなことはやる気がないので,誰でもできそうなお気楽加工で楽しんでいきますよ。