最近ご飯がおいしくてついつい食べ過ぎてしまうしんこです。
カトーモーター訪問ついでのくるま旅。
こちらの続き。
Day2 南魚沼を満喫&ルート選択失敗
せっかくの南魚沼なので,たっぷり満喫してから帰ることにします。
当初は国道17号線経由で帰る予定にしていたのですが,嫁さんに国道352号線"洗い越し"の話をしたら,そっちの方が面白そうというのでルート変更です。
自分的には10年ぶりくらいになる洗い越しを通ってみたいなあとは思っていました。でも連日の山道ではさすがに嫌気がさすだろうと国道17号線経由としたのですが,行きたいと言ってもらえればなんの心配もなし。
道中にある新潟県道50号線シルバーラインも走ってみたい道だったので,ちょうどいいルートになるはずだったのですが…
三国街道 塩沢宿 牧之通り散策
宿をチェックアウトして塩沢宿へ向かいます。
到着時刻が9時前だったので,回転している店舗はなく,人影もありません。自分たちは街並みを見るだけで充分なので特に問題なし。
誰もいないおかげで,静かで落ち着いた散歩ができましたよ。
うおぬま倉友農園の おにぎり屋
ここでのもう一つの目的は,国道17号線沿いにあるおにぎり屋。塩沢宿 牧之通りから徒歩10分で行くことができます。
以前のくるま旅でふらっと立ち寄ったことがあって,おいしかった思い出があるのでリピートです。
開店は9:00。テイクアウトもできますが,イートインコーナーがあるので今回はこちらでいただきます。焼鮭,焼たらこ,塩むすびなど4つ注文。2人で分けっこして食します。さすが魚沼の米!うまい。
宿で朝食を食べてきたばかりなんですけど…あかん。
駐車場
塩沢宿 牧之通り散策には塩沢郵便局の裏手にある無料駐車場が利用できます。区画は小さめで,白線は消えかかっていますが,端っこの方であればキャンピングカーでも問題なく駐車できます。
うおぬま倉友農園 おにぎり屋については,隣接するセブンイレブンと共に,店舗前に広大な駐車場があるので全く心配ありません。
近くを通ったときにはぜひ立ち寄ってみてくださいな。
八海酒造 魚沼の里
塩沢宿 牧之通りから12km離れた八海酒造 魚沼の里へ向かいます。
移動距離が少なく,見どころがコンパクトにまとまっている感じです。
試飲できなくてもいい!見たいものがあるから…
自分的にくるま旅で最も切ない訪問地は酒造会社や醸造所。だって試飲できないですもんね。
宿泊地にもうすぐゴールだったら,ハンドルを嫁さんに渡す先方がとれるのですが,ここは自宅から240kmの彼方。嫁さんもGDBインプレッサの運転はできますが,さすがにこの距離と国道352号線のくねくね道をお願いする訳にはいきません。
試飲はできなくても行きたい理由がありまして,それは八海山雪室の見学。
先着順の受付らしいので,全開でGO!
地図の⑥つつみや八蔵の前にある駐車場に車を駐めて,雪室見学の受付場所を尋ねると,⑦八海山雪室で受付けているとのこと。
ダッシュで受付けに行きましたが,運悪く20分後の次の回が自分たちの前でちょうど満員。その次は50分後になります。一度諦めかけましたが,気を取り直して申し込みました。あちこち見て回ればあっという間でしょう。
菓子処 さとや
いったん八海山雪室を離れ散策します。さっそく⑤菓子処 さとやに寄り道。
バウムクーヘンがおいしそうなので,喫茶室で涼みながらいただくことにします。八海棒夢(1皿 ¥250)と八海山純米吟醸アイス(¥390)を注文。日本酒の風味が効いた独特の味わい。うまい。
菜の花畑を見ながらのんびりしていたら見学の時間が近づいてきたので,八海山雪室に戻ります。
八海山雪室
この日の気温は30℃越え。八海山雪室内の気温は4~5℃で長袖を着て中に入ったのですが,特に寒くて辛いということはなかったです。
それより雪室内に充満する熟成中の日本酒の香りがすごい。案内の方が「もし臭いで気分が悪くなったら言ってください。気持ち良くなっちゃったらそれは普通です。」と言っていましたが,それくらいお酒の香りに満ちています。
珍しい施設ですし,お酒好きの方は是非おいでませ。
魚沼の里は楽しい
広い敷地の中にいろいろな施設が点在しているので,散歩しているだけでも楽しいです。猿倉山ビール醸造所内にあった"さとやベーカリー"のパンは価格も手ごろで美味しかったですよ。総じていわゆる観光地価格より安価に設定しているように感じられ、この辺りも好印象でした。
お昼前頃から入場者がどんどん増えてきたので,早い時間の訪問がお勧めです。
駐車場
入場してしばらく進んでいくと,左折 [←駐車場] の案内看板が出てきますが,これに従うと"つつみや八海"前の駐車場に誘導されてしまいます。ここは収容台数も多くなく,狭いのでキャンピングカーには辛い。
[←駐車場] の案内看板を無視して直進。40mほど進んでから右折すると観光バスが収容できるほどの広大な駐車場がありますのでこちらがお勧めです。
猿倉山ビール醸造所はちょっと離れているので,帰りがけに車で寄る方がいいかもしれません。自分はそうしました。
奥只見シルバーライン
新潟県道50号小出奥只見線(奥只見シルバーライン)
奥只見ダムに通じる22kmのうち,トンネルが18kmという超変態的…観光道路です。
「山さ行がねが」のレポートを見て,一度は行ってみたいと思っていた道。
トンネルなのにカーブと登り勾配が凄く,湧水で大部分の路面はウェット。あちこちに出てくる「危険」「事故多発」の警告看板がドライバーに緊張感を強います。
ここで多くは語るまい。興味ある方はぜひ行ってみてください。観光バスも走っている道なので,キャンピングカーでも問題なしです。
奥只見ダム
道のインパクトに比べると…という感じ。というよりトンネル走行ですっかり満腹になっていたんだと思います。
駐車場がダムの堤体の下流側なので,そこからは奥只見湖の眺望はできません。大人¥100のスロープカーでダムまで登ればよかったのでしょうが,予習不足でした。
国道352号線(銀山平→冬季閉鎖✖)
シルバーラインを銀山平まで戻り,国道352号線で会津高原へ抜ける予定だったのですが,電光掲示板には「福島方面 通り抜け不可」の表示が…はい,まだ冬季閉鎖が解除になっていませんでした。
完全に下調べ不足で,連日30℃越えの天気が続いていたので,頭の片隅にもありませんでした。
この後,再び南魚沼(振り出し)に戻り,国道17号経由で帰りました。疲れたあ。
旅の記録
総走行距離 785km
平均燃費 10.6km/L
インプレッサで山道は走って10km以上叩き出せれば上々だな。
おしまい。