今週は早寝する日が多かったしんこです。
さすがに遊び疲れですかね。夕食後はすぐにうとうとしてしまうことが多く,なるべく早く布団に入るようにしていました。
こちらの続き。
キャンピングカーで行く山梨・静岡・長野くるま旅 Day4の続き
佐久間電力館・佐久間ダム
佐久間電力館
佐久間電力館 駐車場で,前日に御前崎の海鮮なぶら市場で買っておいたスズキのお刺身で海鮮丼を作って昼飯にしました。
お腹が癒えたので,佐久間電力館へGO!
入館は無料です。
他に○○ゲームという展示がいくつかありますが,自分がやるような感じでもないのでしれっと通過。
展望台から見る佐久間ダム。よし,あそこへ行ってみるか。
佐久間ダム
ダムのわきの駐車場にスーパーロングトレインを駐めて天端を徒歩で行きます。天端は長野県道・愛知県道・静岡県道1号線になっていて,ときどき自動車が通るので御用心。
巨大なローラーゲートの主柱に「佐久間ダム 電源開発株式会社」の文字。
真ん中のローラーゲートから下を見ます。間違ってスマホを落としちゃったりしたら絶対に戻ってきませんぜ。
レトロなデザインの佐久間発電所の取水塔。
こんな山奥でも浜松市なのね。行きませんでしたが,対岸には愛知県豊根村の看板があるはず。
遠山郷への道
兵越峠の狭隘区間を行く
自分で計画しておいてなんですが,ここから長野県飯田市方面に抜ける移動が本日の山場。
佐久間から国道473号線を戻り,水窪方面へ左折してからの国道152号線もそこそこ狭い道なのですが,草木トンネルから先の静岡県と長野県の県境,兵越峠を超える浜松市道水窪白倉川線・長野県道369号線がさらに狭隘な道。
この狭隘な区間が峠を含んで延々と15kmくらい続くんです。Google マップのストリートビューで所々離合できる広さがあることを確認したうえで突入を決めたわけですが,この時点ではかなりナーバスになっていました。
草木トンネル
この隘路を克服するための道路建設はされていて,三遠南信道の一部として1994年に草木トンネルが開通。
しかしその先の計画ルートである兵越峠の地盤が脆弱なため,トンネル工事は不可能と判断され計画は頓挫。
代替案として三遠南信道は草木トンネルの西側坑口手前から,青崩峠の西側を通る青崩トンネルで長野県へ至るルートに計画が変更されてしまい,完成までに180億円もの建設費を費やしたにもかかわらず,草木トンネルは完全に戦力構想外となってしまいました。
草木トンネルの東側坑口からちょっと行った先の右手には不自然な広場が。これは草木ICランプウェイになるはずだった未成道の跡。
この道が三遠南信道として使用されることはなくなったので,未来永劫ぷっつりと途切れた姿のまま,ルート選定失敗の痕跡としてここに存在し続けることでしょう。
さて新ルートとして工事中の青崩トンネルですが,2023年5月に貫通。現在は開通に向けてコンクリート巻き立て工事が進められています。
兵越峠
草木トンネル西側坑口から700m進むと,それまでセンターラインのあった広い道は突然終わり,浜松市道水窪白倉川線の狭隘区間が始まります。
右手に道路状況の電光掲示板が出てきて,ここから先の険しさを予感させるな…と思ったと同時に対向車が!しかもハイエースかよ。
何とか左にぎり寄せで離合できました。相手が標準ボディで助かったな…
先が思いやられるぜよ。
対向車やバイクが来ないっていうんだったら,なんちゃない道なんですけどね。
最初はびびりながら運転していましたが,しばらく走っていて気づいたのは,道は確かに狭いものの路肩の草や枝はしっかりと刈り払われているので,左に寄せるのはそれ程厳しくないということ。
これだけでも心理的にはかなり楽です。
兵越峠に近づいた頃には新緑が芽吹く和やかな区間も。ちょっとだけ気分も上向きに。
この後も特に対向車とにらめっこする状況にはならず,無難に通り抜けられました。
兵越峠から長野県側の長野県道369号線を下った辺りの左手は,青崩トンネルから続く新しい道路工事の真っ最中。
青崩トンネルが開通したら途中に民家などがない区間の現道は廃道になるでしょうから,今回が最初で最後の通り抜けになるかもしれませんね。
遠山郷
道の駅 遠山郷
本日の停泊地,道の駅 遠山郷に到着したのは15時半。今日の移動はここまでです。
道の駅 遠山郷ですが,併設されている遠山郷 かぐらの湯がポンプの故障により臨時休業しているのは事前に知っていました。
しかし他の施設もひっそりとしていて,駐車場もご覧の通りかなり淋しい状況。
片側が広くなっている場所に駐めましたが,どこに駐めても同じでしたね。結局ここで停泊したのは自分だけでした。
静かに過ごすという点では最高でしたよ。
遠山ジンギス 肉のスズキヤ
道の駅 遠山郷に停泊地を決めた理由の一つがここ。
遠山のジン散歩なんていう地図まで作っちゃって,和田宿が盛り上がってそうじゃないですか。
しかしここまでの道程は…
まったく活気が感じられず,閑散とした典型的な過疎の街並みでした。
さてこちらでは数あるジビエの中から猪ジンと鹿ジンそれぞれ¥820をお買上げ。
晩飯にスーパーロングトレインの中で焼いて食べようと思っていたのですが,かちかちに凍結していてすぐには解凍できそうもないので諦めました。
写真は帰宅後に解凍してから撮影。
味については自分は猪ジンの方が食感も味も肉を食ってる感があって好み。鹿ジンは全く逆で,あっさりしすぎでちょっと物足りないかな。
同じ道を戻っても面白くないので遠山郷をぐるっと1周。
ちょっと怖いぞ。
さて道の駅 遠山郷での晩飯ですが,もう肉を食べる気満々だったのでこのままでは収まりがつきません。
道の駅近くのヨシマルヤストアーで豚モモ上肉を買ってきて焼きましたよ。
食事のあとはごろごろしていつの間にか寝てました。
つづく。