頭髪がぼさぼさに伸びて鬱陶しさMAXのしんこです。
更に自分は天パなので,湿度の高いこの時期は髪型を全くコントロールできずほぼアフロ状態。庭木をさっぱりと刈りこんだのに,自分の頭がほったらかしではいけませんぜ。
月が替わってしまいましたが,まだこちらの続き。
キャンピングカーで行く山梨・静岡・長野くるま旅 Day5
天空の秘境へ
遠山森林鉄道 梨元貯木場跡
道の駅 遠山郷の朝です。天気はあまりよろしくないですね。
ばたばたと準備して6時に出発。
10分の移動で本日最初に立ち寄るのは遠山森林鉄道 梨元貯木場跡。
スーパーロングトレインの奥に見える建物は「梨元ていしゃば」という登山・観光のための多目的施設でしたが,現在は閉業しています。
なんでこんなところに寄ったのかというと,かつて森林鉄道で使用されていた機関車が保存されているらしかったから。
あの納屋(機関庫?)の中にいるはず。
線路をたどって機関庫に接近します。
左手に「夢をつなごう遠山森林鉄道の会」の看板が。超手作りの看板ですが,「R3 引込線 客車整備」を最後に履歴がありません。会員募集中の記述もありますが,現在も活動しているのかは不明。
機関庫に接近。ポリカーボネート波板の扉越しにぼんやりと機関車のシルエットが見えますね。
扉の上の隙間からパチリ。さすが屋内保存。美しい状態が維持されています。
こちら側の線路は機関庫で終わっていますが,反対側にはずっと伸びているので歩いてみます。
塗装がまだつやつやした客車と丸太を載せる運材台車が留置されていました。
客車の扉を開けることができたので内部を。何かのイベントがまだ行われているんですかね。定期的に手が加わっている感じがします。
転轍機もばっちり動きます。結構凄いな。
線路はここから左へ急カーブ。180°向きを変えトンネルへ。トンネルの先は歩いてきた線路に合流するリバースレイアウトになっています。
ここで一帯の草がきれいに刈り払われていることに気づきました。誰かが維持管理してるのは間違いなさそう。
しかしWebで”夢をつなごう遠山森林鉄道の会”と検索しても古い情報しかヒットせず,何か活動している感は皆無。
結局現在も謎のままですが,放置されて朽ちかけた車両展示などが多いなか,何かほっこりするような保存鉄道でしたよ。
下栗の里
梨元貯木場跡から国道152号線を北へ進み,上村小学校の裏手を右折。狭い道をくねくねと25分ほど上って下栗の里 観光駐車場に到着。
時刻は7時ちょっと前。駐車場にいるのは自分だけです。通常のルートは災害のため通行止めになっていて,駐車場手前2.5kmは対向車が来たら泣きが入る超狭隘な道。
離合できるように所々待避所が作られていますが,大量に観光客が押し寄せたら絶対アウトだよな。
まあそんな思いもあって朝早くに上ってきたんですが。
雨がぱらつき始めたので,晴れるまで朝飯を食べながら待機。
天空の里ビューポイント(おおぎびら展望台)
雨雲レーダー通りに天候が回復してきました。
下栗の里 観光駐車場から徒歩20分ほどで天空の里ビューポイント(おおぎびら展望台)があるらしいので行ってみます。時刻は7:56。
舗装道路をしらびそ高原方向に向かって上がっていくと,遊歩道への案内看板が出てくるので迷うことはありません。
途中から人同士がすれ違うのも厳しい一本道の遊歩道を進んでいくと,霧が出始めました。まじか。
足場パイプを組んだ天空の里ビューポイントに到着。時刻は8:14。
まあ何となく予想はつきますが,展望台からの眺めをどうぞ。
…😦
あwまじか。でも雲の流れが速いのでちょっと待っていれば少しは見えるようになるかも。
とりあえず8:30まではここで頑張ることに決定。霧の中でじっと待ちます。
そして10分ほど経過した8:25。うっすら見えてきた!
どんどん霧が晴れ始めたので,また見えなくなってはまずいとばかりにやたらめったら写真を撮り続けて,時刻は8:33。
くっきりと集落が見えるまで回復。
待った甲斐があったよ。満足して展望台を撤収です。
下栗の里 観光駐車場を出発したのは9時頃。
下りの道で対向車が来たらどうしようと,昨日の兵越峠と同じようにナーバスになりながら下りましたが,狭隘区間で対向車に出会うことなく国道152号線に復帰できました。
ここまでくればもう心配な道はありません。
伊那谷への道
よこね田んぼ
下栗の里からは国道152号線➡国道474号線 矢筈トンネルで伊那山地をぶち抜き,飯田市方面へ。
約1時間20分移動して,Google マップで見つけたよこね田んぼに寄り道です。
田んぼの近くに広い駐車帯があるので安心して寄り道できますよ。
田植えの時期は田んぼに水が入るので,棚田を見るにはベストシーズンだと思うんですよね。
能登の白米千枚田のように田んぼひとつひとつにスポンサーがいるらしい。
じっと動かない人がいるなあと思ったら案山子でした。
道端にはこんなキャラクターも。
きれいに整備されたいい雰囲気の棚田でしたよ。しかも訪問者は自分1人だけの独占状態でのんびり過ごせました。
うwなかなか進まぬ。
つづく。