最近,夜中にしょっちゅう目が覚めてしまうしんこです。
今日はスーパーロングトレインの燃費のお話です。
たくさん走る車だから燃費が気になる
さて,キャンピングカーの購入するにあたってあれこれと検討するとき,キャンパー装備と共に気になるのが燃費。
遠くへ出かけることができるのが長所の車ですし,燃料代は旅行のコストのかなりの割合を占めますからね。
自分もハイエースの2800ccディーゼルエンジン車ベースのスーパーロングトレインと,ボンゴの1800ccガソリンエンジンのMAMBOW/マンボウのどちらにしようか迷っていた時,燃費では悩みました。
最終的にハイエースに決定したのはいろいろ総合的に判断してのことですが,やはりディーゼルエンジンを搭載しているということも大きな要因の一つだったのは間違いありません。
車両本体価格についてはガソリンエンジン車よりディーゼルエンジン車の方が価格が高いのがネックですが,支払が済んでしまえばそんなことは案外忘れてしまうもの。それより燃料を補給する度に割高感を感じて,出かけるのやめようか…とならないことを重要視しましたね。
気になるハイエースディーゼルエンジン車の燃費は?
納車されてから約5200km程度走った時点でのデータになります。
その前にベース車をおさらいしておくと
メーカー・車名 | トヨタ ハイエース バン(4型後期) |
グレード | DX "GLパッケージ" 2/5人乗り*1・4ドア |
ボ デ ィ | スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフ・標準フロア |
エンジン | 2800ディーゼル |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | 6A/T |
スーパーロングバン・ワイドボディ・ハイルーフと 2800ディーゼル,6A/Tの組合せは4型後期から登場した仕様なので,燃費データはまだ少なそうですね。
さて,それでは気になるこれまでの燃費は!
満タン法で9.9km/L,オプティトロンメータの燃費計で10.2km/Lでした。
第一印象は ,「思ったほど燃費が伸びていないなあ😓」です。
満タン法と,オプティトロンメータの燃費計の偏差については,1度だけ同じ数値があった以外は,満タン法の方が常に少なく出ているので,FFヒーターの燃料消費の影響と思われます。
もう少し細かく分析してみると
タイヤ条件と ベスト/ワースト |
満タン法[km/L] | 燃費計[km/L] |
夏タイヤのベスト | データなし | 12.1 |
夏タイヤのワースト | 9.5 | 9.9 |
冬タイヤのベスト | 11.3 | 11.3 |
冬タイヤのワースト | 7.4 | 8.1 |
夏タイヤ,冬タイヤともベストを叩き出したのは長距離移動をした時。
どちらも下道のみを走行した時のデータですが,高速道路を80km/h巡行で走らせた時にも似たような数値を記録しました。
これくらいの数値だったら文句なしなんですけどね。
反対にワーストを記録したのは,通勤や街乗りで使用した時。
特に冬タイヤ装着時の悪さが目立ちますね。
冬(スタッドレス)タイヤは夏タイヤに比べてタイヤの転がり抵抗が大きく,夏タイヤに比べて燃費は不利になります。
加えて気温が低い冬場なので,パワーヒーターのアイドルアップ機能による燃料噴射量の増加や,オイル・グリースが固くなることによりメカロスが増え,アクセルを多めに踏む必要があるなど,"冷えている"ことによって燃費は大きく低下します。
車が温まらないうちに目的地についてしまうような"ちょい乗り"の繰り返しは燃費にとって最悪。とはいっても通勤に使わないわけにもいかず,しばらくは辛抱が続きます。
もう少しで暖かい季節になりますし,夏タイヤに交換すれば数値は良くなっていくでしょう。
これからも燃費計測は続けていくので,定期的に報告したいと思います。
※2024-01-20に最新の記事を投稿しました。
*1:ベース車の定員です