週末なのでテンションが上がってきたしんこです。
昨年の秋にノーザンカントリーのカーボンシャフトトレッキングポールを購入しました。
しかし手元にあるのはこれ1セットのみで,嫁さんと2人で歩くには数が不足です。そこで今シーズンに備えてトレッキングポールをもう1セット買い足したのでレビューしちゃいます。
2セット目のトレッキングポールを購入する
今回はアルミシャフトのトレッキングポールを
前回は素材がカーボンのトレッキングポールを購入したので,比較のため今回はアルミシャフトを採用しているモデルの中から選びます。
素材の違い以外に求める条件は以前と全く同じで
①強度があり長さ調節しやすい伸縮式。シャフトのロックはレバー式。
②グリップはI形でアンダーグリップ付き。
購入したトレッキングポールは…
求める条件と価格をにらめっこしながらあれこれ比較して購入したのはこちら。
色もカラフルでいい感じだど。
ブランドはブラックダイヤモンド。”おすすめ〇〇選”などで必ず紹介されてますよね。
数あるラインナップの中から選んだのはトレイルシリーズのスタンダードモデルであるトレイル。
カラーは紫っぽい色合いのグラニットと橙色のビカンテという2色の展開。自分は明るいカラーが好みなのでビカンテをチョイスしました。
Black Diamond TRAIL/ブラックダイヤモンド トレイル
ディテール
改めてこちらがBlack Diamond TRAIL/ブラックダイヤモンド トレイル。
使用時の高さは100~140cmで,収納時の高さが64cm。1本あたりの重さは243gとなっています。
ちなみにノーザンカントリーのトレッキングポール カーボンシャフト TR-3001は使用時の高さが100~125cmで,収納時の高さは61cm。1本あたりの重さは195g。
重さについてはそれぞれをクッキングスケールに載せ実測してみました。アナログ式なので精度は微妙ですけど。
結果は270gと205gでブラックダイヤモンド トレイルの方がカタログ値よりちょっと重め。と言っても30g弱だけどね。
クッキングスケールの測定で両者の差は65gですが,両方を持ち比べても体感ではわかりません。
伸縮式でシャフトのジョイント固定はフリックロック。カムレバーでポールのジョイント部をしっかり締めつける機構。かなりかっちりとした操作感です。
伸縮するシャフトには5cm刻みの目盛りが付いていますが,実測すると2.5cm。これは上段,下段それぞれの目盛りを同じ数字に合わせてセットするとその寸法になりますよという仕組み。なので単段では2.5cmピッチで表示されているというわけ。
カムレバーの固定強度の調整にはドライバーが必要ね。これについてはトレッキング中でも手で調整可能な工具不要のノーザンカントリーに軍配。
シャフトを伸ばしてロックした状態ではびしっとした1本棒といった感じで非常に剛性感があります。
一方ノーザンカントリーは振ると少しふにゃふにゃした感じ。カーボンシャフトなのにおかしいなと思ってよく見ると,レバーロック機構をシャフトに嵌め込んだ部分にわずかながらガタがあり,2か所の関節が少しですが動きます。
設計思想によるものなのか寸法精度によるものなのかはわかりませんが,比較したらわかったという程度で実使用上は問題になるレベルではありません。
グリップはI形でアンダーグリップ付き。
ストラップには「L」「R」の表示があるので右用,左用が決まっているのね。
じっくり見比べてもどこに違いがあるのかよくわからないのですけど,グリップの形状が微妙に左右非対称にでもなっているのかな?
ポール先端のティッププロテクターは圧入式。
無くさないように注意が必要ね。
ティップの先端形状はカップ型。スパイクタイヤのワインカップピンを思い出しますな。
そして付属品はスノーバスケット。ハンガーに固定できるのでどこに保管したかわからなくなることはなさそうですね。
スーパーロングトレインに車載するときは傘立てに2セットまとめて収納するとぴったり。
収納時の高さの差がよくわかりますね。
使ってみた
6月中旬に群馬県の岩櫃山(標高803m ↗のぼり322m)で実戦投入してみました。
持ったときに違和感や重さは感じないし,いい感じです。
もっとも岩櫃山は6合目あたりから梯子や鎖場がガンガン出てくるのでトレッキングポールが活躍する場面は少ないのですが,試運転の結果は上々ということで。
まとめ
これまでは1セットを2人で1本ずつシェアする3輪駆動状態でしたが,それぞれが両手に持って使用することができるようになりました。
使い込んだときにカーボンとアルミ,メーカーの違いによって好みが出たりするのか興味がありますね。
ガンガン使い込んでまたレポートしたいと思います。