週末はほとんど木工工作のやすりがけで終わってしまったしんこです。
今回はキッチンのLED照明にマイナートラブルが発生したお話。
ん?何かおかしい…異常に気づく
キッチンのLED照明
こちらはキッチンのシンク真上に取り付けられているLED照明。
何かおかしいことに気付きませんか。
写真ではわかりにくいですが,黄色の丸で囲んだ部分が他に比べて暗く見えますよね。
カバーを外してみると…結構な数のLED素子が歯抜けしたように点灯していません。
拡大してみるとこんな感じ。この辺なんかごっそりダメですね。
LED照明の構造としては,アルミ製のベースにテープライトが貼り付けられているという単純なもの。
テープの幅は10mmで1ピースの長さは14.5mm。1ピースには3個の電球色LED素子が実装されています。全部で20ピース連なっているのでLEDテープライト全体の長さは290mm。
同じタイプ照明がエントランスにも使われているのですが,こちらは全てのLED素子が点灯していて異常なしです。
キッチンのLED照明をいじってみる
指でLED素子を強く推すと点灯する?
こうなったとき最初に疑うのはLED素子と基板の接触不良。接触といってもはんだ付けされているので,接触不良が発生するとなるとはんだ割れや,そもそもはんだがきちんと回っていないなどの要因が考えられます。
とりあえず点灯していないLED素子を指でぎゅっと強く基板に押し付けると点灯することに気付きました。でもしばらくすると消えてしまいます。いくつかある点灯していないLED素子を押してみると同じような反応。
やっぱり接触不良なの?
はんだごてを当ててみる
とりあえずLED照明を家具から取り外します。
タッピングビス2本で固定されているだけなので本体の取り外しは容易なのですが,コードの接続部は電子レンジが収納されている棚の中にあるので簡単には解線できません。
まあここまでやればはんだごては当てられるからいいか。
このあとはんだをのせたはんだごてを当ててみたのてですが…全くダメでした。
逆に熱を入れ過ぎた素子は完全にご臨終。
はんだごて作戦は中止です。
さてどうすっぺか。
どうやって修理するかを検討する
本体交換
最も簡単なのは本体丸ごと交換してしまうこと。型式や入手についてはカトーモーターに相談するのが手っ取り早いですが,とりあえずWeb検索で探してみます。
まずは「キャンピングカー パーツセンター LED室内灯」で調べるとこれがヒット。
本体がシルバーなので全く同一ではありません。
これのホワイトがあればいいんですが。
今度はターゲットをもっと絞って「LAVA LEDルームライト」で再検索。
多分これというやつに行きあたりました。
本体のカラーがホワイトで発光色についてはウォームホワイトとありますが,写真を見ると電球色っぽい。寸法から判断してもほぼ間違いなしでしょう。
価格は¥8,470もするのね。
LEDテーブライトのみ交換
LEDテープライトだけをアルミ製のベースから引っペがして交換すればもっと安価で修理できそうです。
DC12Vで電球色,LED素子の実装密度が同じくらいの物がないか探します。
ドンピシャの物は見つかりませんでしたが,これならば同等かなというものを見つけました。
¥780で修理できるのならダメもとでやってみる価値はありそうです。
まとめ
まだ4年も経ってないのにこんなにバタバタ消えるなよと思いますが,LEDテープライト自体は大量生産品なので外れを引いちゃったと思うしかないですね。
今のところLEDテープライトのみ交換で修理するつもりですが,熱気のこもりやすい車内で作業する気が全く起きないので涼しくなるまで放置でいいかなあ。