早朝から強い日差しの中でのランニングにぐったりのしんこです。厳しい!
関東甲信地方が梅雨明けってまじか!?
今回はキャンピングカーの家具の傷をリペアするお話。
大切に使ってたはずなのに…やっちまった
物を落としたりぶつけたりは日常茶飯事
やっとのことで手に入れたキャンピングカー。
高価ですし新築の家みたいなもんですから,皆さんも大切に使っているとは思いますが,飾り物ではなく生活空間ですからどんなに注意していても物を落としたり,何かを家具にぶつけたりすることってありますよね。
よっぽどのことがない限りそれほどのダメージになることはありませんが,場合によってはへこみや傷になっちゃうことも。
なっちゃったものは仕方ない。リペアしましょう。
うっすらとしたへこみ
文字で書くとどんな傷か想像しにくいですが,よくあるのがテーブルに缶などの固いものを落としたときにつく筋状のへこみ。
普段は目立ちにくく気づかないこともあるのですが,光の当たり具合で気になるような見え方をするときがあります。
こんなときはどうするか。
テーブルやキッチンカウンターが天然木の場合,水を浸したティシュペーパーなどで傷を覆ってしばらく放置することで直ることがあります。
原理としては木材に水分を吸収させることで繊維が膨らむのでへこみが戻るというわけです。
ただし時間が経過してからでは戻らなくなってしまうようなので,早めに処置するのがコツ。
スーパーロングトレインのテーブルでは2回ほどこの方法で傷消しに成功してます。
自宅の家具の打痕傷にも応用できますよ。
深い傷・欠け
鋭利な物をぶつけたり,角が欠けちゃったりしたときの傷です。
こちらはパテ修正となります。
自分が木製品の修理に使用しているパテはこちら。
ほとんどの水性・油性塗料に対応!というところがポイント。
さてこちら。
見えにくいですが,丸で囲った部分に何かぶつけた跡があります。
拡大すると…
ガーン!しっかりえぐれてる。
まずはこの窪みをパテで埋めます。空気が入らないようにしっかり充填するのがコツ。
自分は削り作業を最低限にしたいのでヘラで表面が面一になるくらいに埋めてます。
パテは乾くと痩せる性質があるのでヒケという窪みが発生することがありますが,小さな傷ではパテを厚く盛っているわけではないのでそれ程ヒケないと思います。
もしヒケがひどいようでしたら再度パテを盛ります。
充分乾燥させたら400番くらいのサンドペーパーで表面を軽く均します。
最後に毎度お馴染みのヌーロ木部用ステイン メープルで塗装します。
ほとんどというか,まったくと言っていいほどわからなくなりました。
まとめ
キャンピングカーの車内は生活空間ですから,自宅と同じで傷がつくことも多々あります。
見るたびに気持ちがへこむのも精神衛生上よろしくないので,できることならリペアしてしまいましょう。
今回紹介した方法の他にも素材や色でいろいろな方法があると思いますが,カトーモーター製キャンピングカーのように天然木を使用した家具には応用できると思いますので,諦めずにチャレンジしてみてください。