知恩院除夜の鐘を聞きながら年末の大掃除をしているしんこです。
屋外で作業をしているときにも,ポケットに入れたスマホから「え~いひと~つ!え~いひと~つ!そぉれっ!ゴオォ~ン…南~無阿弥陀仏~」と言う音が延々と流れ(と言っても108回ですが),冒頭には般若心経の読経が聴こえたりするので,近くを通る人はかなり怪しい奴だと思っているに違いありません。
自宅の大掃除の合間に,スーパーロングトレインも大掃除をしてしまいましょう。
スーパーロングトレイン車内の大掃除
普段手の届かないところを中心に
さてスーパーロングトレインの大掃除ですが,くるま旅から帰ると次の出陣に備えて清掃するようにしているので,それほど汚れているというわけではありません。
今回は年末大掃除ですから,普段なかなか手の届かないところを中心に攻めることにします。
外装についても先日の温泉くるま旅のあとにしっかり洗車済。その後は晴天続きで特に汚れた感じもないので,そのままにします。
窓の清掃
いつも見過しがちなのが窓の清掃。
停泊時に結露したとき,綺麗に拭き上げればよいのですが,出先ではとりあえず水滴だけなくなればいいや程度の雑な拭き方しかしないので,意外と汚れています。
まずはここから始めよう。
まずは窓拭きの邪魔になる背もたれを…
がばっと撤去。
上からコの字形のブロックに嵌め込まれているだけなので、簡単に外せます。
カトーモーター製のキャンピングカーはナラ無垢材を使用した窓枠が付いています。
窓ガラスから直接車内に侵入する冷気を防ぐために,オリジナルの窓ガラスより一回り小さめになっているので,ちょっと清掃しにくいかも。
しかしキャンピングカーとしては断熱性能の方が重要ですから,致し方なしですね。
カーテンはタッセルのスナップボタンを外して,お隣のカーテンと纏めたり,たくし上げたりすれば問題なし。
いちいち全部外したりしなくても良いのです。
おっと,窓枠の一部に結露の水滴がこぼれたときに付いたと思われる染みがありますね。矢印部分のツキ板も少し浮いています。
水滴で付いた染みは,毎度お馴染みのヌーロ木部用ステイン メープルで塗装します。
ツキ板の修正は時間がかかりそうなので,後日に。
車内の雑巾がけ
窓が終わったので,長押の上や間接照明,リヤゲート木製マルチハンガー周辺を雑巾がけ。
車内はシンプルな作りなので,清掃は楽ですね。
床も掃除機で埃を吸引したあとに雑巾がけ。
ダイネット部分はこれで終了。
清水タンク周り
次に清水タンクの水を交換します。これは年末云々に関係なく,3~4日置きに繰り返している通常の作業。
普段は清水タンクを満タンにせず,4リットル程度の補給にしてあります。
通勤や買い物などの出先で,手やシェラカップなど,ちょっとした洗い物をするくらいなら充分な量です。
清水タンクの収納庫も清掃しましょう。これは年末大掃除ならでは。
シンク周りもばっちり清掃しておきました。
この時期はフォーセットが凍結しないように,ポンプの電源をOFFの状態で水栓のレバーを開け,フォーセット&ホース内の水を"落として"おきます。
北海道の家屋で行う水道凍結防止と同じですね。
ただし,水栓を開けっぱなしにしておくと,ポンプ電源を入れた瞬間に水がバシャッと勢いよく飛び出してくるので注意してくださいね。
大掃除の仕上げ
最後に運転台を清掃したら大掃除はほぼ完了。
テレビ台に飾りを取り付けて,スーパーロングトレインの正月準備は完了です。
それでは皆さん良いお年を!