この時期になると”ハイエースキャンピングカー トイレ”などの検索で訪問していただく方が増えるしんこのブログです。
ジャパンキャンピングカーショー2024に向けていろいろ研究されているんでしょうね。自分も購入を検討している頃はいろいろ調べまくりましたよ。
さて先日はジャパンキャンピングカーショー2024プレビューで自分なりの注目車両を予習したので,2月3日の土曜日に幕張メッセへ行ってきました。
ジャパンキャンピングカーショー2023
物見遊山でキャンピングカーショーを楽しむ
幕張メッセを会場に,2月2日金曜日から2月5日月曜日の日程で開催中のジャパンキャンピングカーショー2024。
自分は乗り換えるので次の車両を検討する…みたいな目的があるわけではないのですが,国内で開催される展示会としては最大級であり,多くのビルダーが出展することや,このイベントに合わせて新型を投入してきたりと華やかな話題が多いので,お祭りに参加するような気分でなんとなく毎年見に行ってます。
そうはいってもただぶらぶらするのもつまらないので,自分なりの注目車両を調べておきました。
幕張メッセ駐車場
幕張メッセ駐車場に到着したのは12時頃。
駐車場入口手前から渋滞していて,駐めるまで20分くらいかかりましたよ。駐車したらまずは休憩&昼飯です。
今回は初めてキャンピングカーの駐車エリアに誘導されました。いつも駐車場に並んでいる車両を眺めるのも展示会のうちと言っているので,その車列に加われたのも嬉しいのですが,白線無視で隣の車両との間隔をゆったり確保できるのでありがたいですね。
前売券
入場料は当日券の[大人]電子チケットが¥1,500で,紙チケットが¥1,800。ずいぶんといい値段になりました。
前売券は[大人]¥1,200なので,自分はもちろんこちらを購入。販売は開催日の前日までなのでご注意ください。
ジャパンキャンピングカーショー2024のWebサイトから「チケット購入」へ進み,手続きが完了すると【JRVA】チケット予約完了のお知らせ というメールがきます。
メールに添付されているURL開くと,Webチケットが表示されるという仕組み。
画像は使用済みのWebチケットですが,入場口で係の方がチケットの半券をもぎるような操作をしてくれます。
自分は初めての体験だったのでなかなか興味深かったわ。
入場口には行列もなくすんなりと入場。さあてどこから見て回りましょうか。
東和モータース販売
speranza/スペランツァ 600TM・600LM
エスカレーターを降りたところにブースを展開する東和モータース販売。
最初に目に飛び込んできたのがこちら。
speranza/スペランツァ 600TMというフィアット デュカトをベースにしたバンコンの新型です。
前部は運転席,助手席の回転シートを活かした対面式のダイネット,スライドドアを半分塞ぐようにキッチンを配し,中央部にクローゼット,後部はベッドというオーソドックスなレイアウト。
後部のベッドは前後方向に使うタイプのようで,中央部には左右のベッドにアクセスするための階段のようなものがあります。
荷室は広いですが,車内からアクセスするのはちょっと厳しそう。
そして価格は…まあ大体予想していたけどね。
注目すべきはベース車両のサイズ。
昨年はL2H2という全長5410mmの車両をベースにしたモデルが多かったのですが,こちらはL3H2という全長5995mmのベース車両を採用しています。
どうりで車内がゆったり見えたわけです。価格も然りですが,この長さはなかなかハードルが高いですね。
ハイエースのスーパーロングより600mmくらい長いので,自宅の駐車場には入らないし,近所のスーパーマーケットはもちろん,道の駅でも難儀しそう。
こちらは同じsperanza/スペランツァでも,ダイネットがL字シートになった600LMというタイプ。
これだと回転する運転席と助手席のシートが活きてこないよなあ。
ホワイトハウス
VERONA/ヴェローナ
ホワイトハウスは今回ぜひ見たいと思っていたビルダー。
まずはVERONA/ヴェローナからGO!
前部は運転席,助手席の回転シートを活かした対面式のダイネット,セカンドシートは電動でベッド展開できます。さらに特徴的なのは後方のレイアウトで,運転席側に前後方向の2段ベッドを備えています。助手席側にはキッチンを配置。
リヤゲート側から見るとこんな感じ。右側に2段ベッドがあり,床にすのこが見える部分から左側はトイレやシャワーを備えたサニタリールームになっています。
うう…狭くて写真が撮影できん…
さてこちらの価格は…
スーパーロングトレインが2台買えちゃいますな。
車両のサイズはL3H2で,全長5995mm。
TORINO/トリノ
ジャパンキャンピングカーショー2024でお披露目された新型。
外観上はポップアップルーフが目を引きますね。
前部はVERONA/ヴェローナと同じく運転席,助手席の回転シートを活かした対面式のダイネットですが,テーブルの天板が左右に開く意匠が特徴的。
セカンドシートの後ろにも対面式のダイネットがあり,こちらがベッドに展開できます。
ここに2名,ポップアップルーフ内に2名の合計4名が就寝可能。2人旅用に割り切るのならポップアップルーフはいらないかな。
後部にキッチンとサニタリールームを備えたレイアウト。
キッチンは大柄な車両サイズの割には最低限って感じ。シンクがやたら小さいけど食器を洗ったりできるのかしら?
さて,こちらの価格は…
賞でるだけでもう充分でございます。
こちらもベース車両はL3H2で全長5995mmサイズ。
全長5410mmのL2H2だとハイエースのロングバン(標準ボディ)と同じくらいの室内長なので,やっぱりきついんでしょうかね。L3H2だと約600mm伸びるので,スーパーロングよりちょいと長いくらいまで拡大。
今年の新型を見ると,各ビルダーとも開発の主力をL3H2に移行したような感がありますね。
200系ハイエース専用REMISプライバシーシェード
200系ハイエースのフロントガラスと運転席,助手席用のアコーデオン式カーテン。
以前から気にはなっていたのですが,ちょうど良い展示車があったのでじっくり観察してみました。
まずはフロントガラス。サンバイザーの向こうにグレーのレールが取り付けられています。
そしてダッシュボードには黒い棒状の下レールがタッピングでねじ止めされているという構造。
なるほど…
運転席,助手席はというと,こちらのユニットごと内側から嵌め込むということらしい。
ハイエースは窓がそんなに大きくないので,さらに視界が小さくなっちゃうかなあ。
こちらの価格は…
ちょっと考えちゃおうかなっていう価格ですね。
スーパーロングトレインの運転席にはしっかりとした遮光カーテンが付いていますが,明るい時間に道の駅などで休憩するときにさっと視線を遮ったり,夏場はサンシェードとして使うと良いかも。
自分で取り付けできるのかな?
ホワイトハウスは自分的にはなかなか見応えのあるブースでしたね。
さて,上の写真を見てもわかる通り,土曜日の午後はそれほど展示車に人垣ができるという状態でもなかったので,この後に訪れた各ビルダーのブースでも結構落ち着いてじっくりと見ることができました。
まだまだあるので,今回はここまで。
つづく。