しんこのブログ

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ハイエース スーパーロングの運転で気をつけていること

昨日12月29日に2022年朝ランニングの3650kmをゴールしたしんこです。

2023年も元旦から年間3650km走破を目標にスタートです。

 

今回はハイエースのスーパーロングを走らせているときに気をつけていることというお話。

 

 

 

やっぱりでっかいスーパーロング

ジャパンキャンピングカーショー2018でそのサイズ感にびびる

バンコンのベース車両としてメジャーな存在の200系ハイエース。自分が購入を検討していた2018年当時に使用されていた車両のサイズはロングバンの標準ボディ・ハイルーフとワイドボディ・ミドルルーフ,そしてスーパーロングバンのワイドボディ・ハイルーフ。

 

2022年4月1日の構造要件変更により標準ボディ・標準ルーフでも8ナンバー登録のキャンピングカーを製作できるようになりましたが,展示会や停泊先で出会うハイエースで最も多く見るのはスーパーロング。

 

自分が初めて意識して見たのはジャパンキャンピングカーショー2018の駐車場。

スーパーロングのバンコンは一般車とちゃんぽんで駐車していたので,そのサイズが一段と強調され,「こんなの買って運転できるのかなあ。」と思ったのが最初の印象。

 

レンタカーを借りて体験➡何とかなるかも

キャンピングカーとしてはなるべく広い居住空間を優先したいので,保管場所さえ確保できればスーパーロングは当然の選択だと思いますが,商談中に運転することへの不安を口にすると帰ってくる答えは決まって「慣れれば大丈夫ですよ。」

 

キャンピングカー購入の最終段階の頃,本当に大丈夫かを確かめるためにキャンピングカーをレンタル。

www.shinkoace.com

 

1泊2日であちこち走り回ってみた結果は,やっぱり”慣れれば何とかなる”でした。

これでスーパーロングトレインの購入に踏み切れたというわけです。

 

スーパーロングを走らせるときに気をつけていること

スーパーロングに乗って早3年。普段の走りではそれほど意識することなく普通に運転していますが,やはり一般の車に比べて気を使うことはあります。その原因はやっぱりサイズに起因するものですね。

 

通れそうな道か?事前にチェック

よほど辺鄙な所や秘境の温泉でも目指さない限りそんなに過酷な道を行く事態にはならないと思いますが,温泉好きの自分はやばい状況に陥る確率が高いです。

 

目的地を決めるとき危なそうな道はGoogle マップストリートビューで状況を確認しますが,ストリートビューそのものがないことも。

こういう場合は冒険をしてはいけません。素直に目的地を変更しましょう。

 

具体的な例を挙げると2020年に山形県姥湯温泉に行きましたが,奥羽本線の峠駅付近やその先はやばそうな臭いがプンプン。

スーパーロングトレインでは無理と判断して嫁さんのSWIFTで出撃。道中は車中泊の代わりにキャンプで1泊するなどのプランを立てました。

 

予想通り対向車がきたら泣きそうな道を結構な距離行かねばなりませんでしたし,きつい九十九折れがあったりしたのでSWIFTで行って正解。

猪苗代湖畔でキャンプしたのも楽しい思い出。

 

立ち寄り地の駐車場も事前にチェック

駐車場については標準的な5×2mの駐車枠だと幅はほぼいっぱい。前後方向には40cm程盛大にはみ出します。

最近はコストコのようにスーパーロングがすっぽり入るくらい駐車枠を大きめに区画してくれているところもありますが,古くからの観光地は小さいままがほとんど。

 

旅程を組むときに駐車場の状況もGoogle マップの航空写真で余裕がありそうかを確認。現地ではなるべく誰も駐車していないような外れを選んで駐めるのですが,激混みの観光地やイベントが鬼門。

自分が最も恐れるのはドアパンチ。

 

そのような所にはなるべく早く入場して端っこを確保するか,あとは隣にドアの開閉が雑な車がこないよう運を天に任すのみ。ああ心臓に悪い。

 

その他に気をつけているのは航空写真では確認しきれない植込みの枝。バックモニターにだけ頼って後退させるとルーフにぶつける恐れがあるので,何かありそうなときは必ず降りて自分の目で確認してます。

誰かに見てもらっても,高さや距離の感覚がつかめないので自分で見た方がいいですよ。

 

駅・市街地で線路と交差するところ

これは高さ制限に要注意のことですね。

 

経験上最も気をつけているのは市街地の裏道っぽい感じで線路と交差するようなルート案内のとき。線路が目線よりちょっと高い所を走っているようなところは激ヤバです。

駅の近くなどは高さ制限のある立体交差に遭遇する確率が高いので,ものすごく慎重にルートを選んでます。

あとは川沿いに通っている道や,高速道路の脇道あたりも要注意かな。

 

道にはみ出した枝

これも高さ制限に似ていますが,特に夏場などはぐんぐん伸びた枝が車線の上にまで達していることがしばしば。

特に交通量の少ない山間部の道などはスーパーロングの高さでもルーフにヒットそうなやつがありますので注意してます。

 

場合によっては対向車線にはみ出さないと避けられないような場合があるので神経を使いますね。

 

台風や強風の後など枝が折れて垂れたりしていることもあるのでこれにも要注意です。

 

高さが2.4m程度で上に向かって狭くなる形状のハイエースでこれだけ頭上に気をつけなければならないのですから,もっと車高が高くてバンクベッドが車幅いっぱいのキャブコンは大変でしょうね。

ガンガン当ってもお構いなしくらいの覚悟が要りそうです。

 

まとめ

やはり大きい車体なのでサイズなりの気配りが必要な点はありますが,ほとんどの場合は特に気にせず普通に走れます。

 

保管場所が確保できて,想定される使い方にも特に問題なしなんだけど運転できるかなあと心配で躊躇されている方へ自分からのアドバイス

 

「慣れれば大丈夫ですよ!」