秋のくるま旅&旅行の計画に没頭しているしんこです。
遊びは全力でやらないといかんですからね。
こちらの続き。
キャンピングカーで行く秋の栗駒山 Day2
朝から霧雨
須川駐車場の朝です。朝から霧雨が降り続いています。
夜中に登山客がいっぱい到着するんじゃね?なんて予想していましたが御覧の通り。
周囲も霧に包まれていて,視界は200m程度。天候回復するんじゃなかったっけ?
この霧雨は雨雲レーダーには全く映らない程度のものなので,このあとどれくらい降り続くのか全く見当がつきません。
ところで,須川駐車場には24時間使用可能なトイレが完備されているのですが,それがこちら。
外観はかなり不気味で,ペンキの剥げ具合など廃墟感が半端ないのですが,恐る恐る入ってみるとなんとウォシュレットに自動水栓と装備は一級品。清掃も行き届いていて物凄くきれいなトイレでした。
これはありがたいぜよ。
栗駒山の登山計画
今回の登山計画は,6時に須川駐車場を出発。県道282号を西へ3km程歩いて,秣(まぐさ)岳登山口から山に入ります。
秣岳山頂 1424mから天馬尾根コースを縦走して,栗駒山(須川岳)山頂 1627.4mへ。そこから産沼コースで下山,須川駐車場へと戻る反時計回りの周回コース。
歩行距離は12.7kmで,休憩を含めた合計時間は7時間30分。須川駐車場に帰ってくるのは13時半頃の予定。
計画通りの出発は不可能
天候はその後も回復せず,6時の出発は断念。計画通りのコースを歩くのならば,2時間遅れの8時出発くらいが限界。
しかし天候に変化はなく,8時の出発も無理。諦めて朝食にします。
9時半頃に雨はあがりましたが,霧は晴れず山は全く見えません。
外は歩けるようになったので,とりあえず周囲の散策に出ます。念のため防水FEST(フェスト)ブーツを履いてGO!
須川ビジターセンター
まずは須川ビジターセンターで情報収集。
ガイドさんも天候回復のはずなのにね…と言っていますがこればっかりはどうしようもありません。
この時点での判断は,正午まで状況を見て,天候回復ならば須川登山口から産沼コースで栗駒山(須川岳)をピストン。
日没が早くなってきているので,正午を過ぎてから山に入るのは時間的に厳しいというか危険。安全を最優先して作戦を中止します。
さてこちらのビジターセンターですが,展示が充実しているので結構楽しめます。時間はたっぷりあるので,植物や野鳥の知識をこの機会に詰め込んでおきましょう。
須川の源泉
須川ビジターセンターを後にしてお次に向かうは須川の源泉。須川高原温泉の裏手,栗駒山登山入口の岩山からお湯がこんこんと湧き出ているのです。
後ろに見えるのは露天風呂の大日湯。
おー!凄い。お湯が上流から流れてきていて,川底が湯花で白くなっています。
そしてこちらが源泉。溜池のように堰き止められていて,何本ものパイプが口を開けています。パイプの行先はもちろんお宿のお風呂。
湧出量は毎分6,000リットルで,湯温は約50℃。加水はもちろん温度調整もほとんどいらず,湯船に注いだらちょうどいい湯かげんになりそうな温度ですね。
温泉たまごは無理ね。
予定では下山したら大日湯に浸かって汗を流し,疲れを癒す予定なんですが。
本日の栗駒山登山は中止
散策コース
せっかくなのでビジターセンターで見た須川登山口周辺の散策コースを行くことにしました。
時刻は10時半頃。登山道の状況偵察もできるしね。
登山道には大きな水溜りが残っていますが,FEST(フェスト)ブーツなのでお構いなしに前進。
名残ヶ原に到着。
視界は御覧の通り。これでは山に登っても何も見えませんし,道に迷ってしまったりしたら大変。
ここに至って決断しました。
本日の栗駒山登山は中止して晴れ予報の明日に変更。今日はこのまま遊歩道を散策して,須川駐車場に戻って昼食。15時頃から露天風呂の大日湯にゆっくり浸かって明日に備えます。
帰路に寄り道する予定はほぼキャンセルにして,ここへきた本来の目的を果たすことに集中します。寄り道しなければ1日で帰れるので,土曜日までここにいても何とかなるでしょう。
8月の車山に続いて,キャンピングカーのメリットを最大限に活用した作戦変更となりました。
このあとは遊歩道の脇の植物を観察したり,旧噴火口の景色を楽しんだりして,お昼頃まで何本かある遊歩道を全て制覇しました。
なんだかんだで約5kmを2時間以上歩いていたので,意外と疲れましたね。
須川高原温泉 露天風呂 大日湯
昼食は山で食べるはずだった”ウ”のおにぎり&車載のカップ焼きそば。
おにぎりはものすごくでかいのと,具がバラバラになりやすいので山で食すのは大変だったかも。
14時半頃に温泉へGO!やっぱり山は見えません。
温泉に向かう途中,須川高原温泉の売店に寄り道。お土産物を物色します。他にいくばくかの食料や飲み物も販売していますので,滞在が伸びても補給は何とかなりそうですよ。
大日湯に入ります。入浴料金は¥700。
平日の金曜日なので,広大な露天風呂に自分を含めて3人程度しか入っていません。
ああ~癒されるう~。
今日はもうやることがないので1時間ほど浸かったり,涼んだりしていましたよ。
風呂から戻ったらもちろん🍺で乾杯。
17時頃には宴会スタート!
夜間はライトアップされている大日岩を撮影したら,19時過ぎには明日に備えておやすみなさい。
晴れの天気に期待!
つづく。